1万8000人の登録クリエイターからお気に入りの作家を検索することができます。
OHBA Sakura | おおばさくら
- Bio
以前よりアイデンティティや諸行無常の考えに興味があり、大学在学中~卒業後数年は平面絵画だけでなく、リアルタイムで作り上げていくライブペイントをはじめ、ダンスや演劇などにも取り組む。現在は主に油彩で風景画を描いている。2017年に日本最北端の稚内へライブペイントしに行ったことをきっかけに、日本の中でも生活への価値観が様々あることに改めて興味を持ち、2019年には福岡県香春町にて移住体験をしながら《夏の香春岳》を描き上げる。最近ではコロナ禍の街と人を捉えた《tokyo.shibuya》を制作。予測のつかないこの世界を独自の視点で鮮やかに描く。2022年はより自らの身近なものにフォーカスし、道端の草花や慣れ親しんだ風景を見つめ直し、豊かさについて思考している。
- artist statement
「在るということ」をテーマに風景画を描いています。
この世に不変のものはなく、だから人間は繋ぎ止めたいと願うのだと思います。流れ行く日々を愛おしいと想うと同時に、私は刹那を作品に落とし込むことによって、感情や匂いをはじめとする五感の全てや、それが在った空間を忘却から掬いだし、繋ぎとめておきたいのかもしれません。
私にとって作品は記憶であり、記録です。知覚できるその全ては事実でありますが、主観的な出来事でしかありません。作品を通して他者と主観を共有し、対話することが私という存在を再確認する作業になり得ます。私は私という存在を通して他者を知り、他者を知ることで私を知ることに制作の意義を見出しています。
生活しているとき、視界はこの世界の全てを捉えてはいません。感情と触れ合うようにこの世界の形をなぞっていると考えます。そのとき"みえて"いるものは感情とリンクしていると思います。制作において、その形を丁寧に拾い、記録し、在るものを在るままに描くのではなく、私がみたものを感じたように描く、という試みをしています。
0
URLb
経歴2022年11月 | 個展「daybreak」River Coffee & Gallery(東京) |
---|---|
2022年7月 | 個展「born」小江戸蔵里 展示蔵ギャラリー(埼玉) |
2022年6月 | 個展「planet」Gallery IRO(東京) |
2020年10月 | 個展「rhythm.」デザインフェスタギャラリー(東京) |
2019年5月 | 個展「夜明け前のメメント」Gallery NIW(東京) |
2015年8月 | 個展/ライブペイント「8/31,ここで僕はliveする。」デザインフェスタギャラリー原宿(東京) |
2014年3月 | 個展「ガムシャラ・ビッグバン」ギャラリーY西荻(東京) |
2013年3月 | 武蔵野美術大学造形学部油絵学科 卒業 |
2011年4月 | 個展「ボクとキミのにぎやかな静寂」トライシクルカフェ(埼玉) |
2008年5月 | 第58回埼玉県展 日本画部門 入選 |
i
資格i
趣味