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2010/07/17
「ギター、ベースの新しいカスタム提案をしています。
その1つの答えとしてのneo vintageを是非一目でも見てやってください!」
http://www.miwakazuki.jp/neo_vintage/
次作るもの。
やっぱりギター作ります。
neovintageで作るというのではなくて、
このギターの世界観、雰囲気、をそのままもう一本同じので、
もう一回やるというのは次の作品ではやらないでおこうと思います。
また違ったアプローチを仕掛けていきたいなとか思ってます。
圧倒的な存在感。
これがやっぱり前回と同じで一番の課題ですね。
前回の作品でも一緒なんだけど、
でも前回の作品はストラトキャスターという誰もが知っているモデルを使用したので、
あまり主張出来なかった部分を今回は、
そのへんを表現してみたいです。
それはなんなのかというと、
皆がよく言う「木の鳴り」です。
この「木の鳴り」って、
かなりユーザーはうるさく言うけど、
実際のところどうなんでしょう?(笑)
分かる人ってどれ程いるんでしょう。
高級木材=木の鳴りがいいとか、
この組み合わせが最高だとか、
まあ、ものによってはあるんですが。
かなり不透明な部分だと思うんですよ。
いや、凄く不透明!曖昧!
そこに凄くユーザーの思い込みや固定概念、
そうであって欲しいという希望。
そういうものが少なからずとも最低5パーセントは含まれているように思います。
僕的にはまったく否定するつもりは無いです。
やっている音楽にそのギターサウンドが合うという事は、
きっとそのギターのサウンドがその音楽とマッチしているからだろうし、
気に入ってる音色が出ているのも少なからず木の影響が出ていると思うんです。
だって木を使った楽器だしね!
でも、楽器を買うとき選ぶときに、
この木だからスゲーなるよとか、
安物の木だからボディは全然ならないよとかの、
固定概念も生まれてくる訳ですよ。
実際のところ、
ピックアップとかブリッジとか、
いろんなパーツと木材がミックスされて1つの音が出ているはずなんです。
(僕的にはピックアップがギターの音色の50パーセント、60パーセントをしめていると思います(笑))
僕はギターの中で使っている木材のあやふやな固定概念が大好きです。
幽霊はいるの?いないの?みたいなニュアンスがするようなしないような(笑)
人によって感想は違うと思うんですよ、
ていうかものによって違うと思うんですよね。
でもこれは楽器に木が使われているから生じている事で、
きっとこれが化学成分で出来ているものだったら、
こんな話も生まれない絶対!
だって自然のものが使われているんですよ。
この曖昧は自然が作り出したなんかな気がします。
ギターってこの会話があるから楽しいんですよね!(笑)
僕の作品は、
その曖昧なギターのいい部分をまた違う形で、
表現する事が僕の作品です。
2010/07/12
「ギター、ベースの新しいカスタム提案をしています。
その1つの答えとしてのneo vintageを是非一目でも見てやってください!」
http://www.miwakazuki.jp/neo_vintage/
行ってきましたイギリス!
一週間の長旅。初めての海外旅行。
乗り継ぎミスって難民になるところでした(笑
首からカメラ下げて思いっきり観光しつつ、
行ってきましたよ!
ロンドンの御茶ノ水ことデンマークストリートに!
日本には売ってない楽器がかなりあって新鮮でした。
でも多分向こうの人からしたら見慣れた楽器達なんだろうな…(笑
今回は市場調査とかそんな堅苦しい内容ではなく、
観光の1つで楽器屋を巡った訳です。
ビザールギターをいっぱい置いてある店では刺激を受けたんですが、
新品のものばかり置いている店は日本とさほど変わらない雰囲気でした。
中古の楽器を見てて気が付いたのは、
綺麗な中古の楽器があまり無かった事です。
現地のリペアマン喋る機会があって、
聞いたんですが、
向こうの人は一本の楽器を長く愛用しているそうです。
修理とかも簡単なものなら自分で調べてやっちゃうとかで(笑
ストリートミュージシャンのアコースティックギターに穴が空いて、
中のブレーシングが見えていたのは衝撃的でした。
置いてある中古楽器の使い込まれた感じが嘘っぽく見えなかったのはそんな背景もちょっとはあるのかな?とか思ったりで(笑
総合的な感想としては、変な形のギターがたくさんあった。見た事ないメーカーのものもたくさんあった=日本人ウケしなさそうなギター=日本人が似合わなさそう‥みたいな(笑
そう。ここは外国なんだ!っておもった。(笑
じゃあ僕のギターはどうなんだろう?
2010/07/04
「ギター、ベースの新しいカスタム提案をしています。
その1つの答えとしてのneo vintageを是非一目でも見てやってください!」
http://www.miwakazuki.jp/neo_vintage/
最初、このギターを作るにあたって、
1人で作るつもりは実は無かったんです。
リペアマンという僕ともう一人、
プラモデラーの人と一緒に作りたいと思っていました。
しかし!僕の廻りに僕が凄いと思えるプラモデラーが居なかった!
ていうかプラモデラーが居なかった。
これはこのギターを作るにあたって大問題でした。
出来れば相談しながら作りたかったなあ。
多分、次回作も僕一人でしょう…。
なんでプラモデラーと一緒にやりたかったというと、
非現実的なものを日々製作している人と、
非現時的な会話の中で、
ギターの音色とかの想像をSFチックに話したりとかしたいと思った。
手っ取り早く言うと、
同じジャンルの人とやっても、
個性的な異形ギターしか出来ないんじゃないか。
木材やなんだかんだのとごちゃごちゃ言いながら、
結局完成しても、
世界中探したらどこかにあるようなギターになるのは目に見えていた気がします。
それを真顔でこれはこの木とこの木を使ってピックアップをこんなんにして、
だからこの組み合わせで凄く良い音が鳴るんだよ。
なんて言うのは絶対避けたかった、
ていうかやりたくないし。そういうのは仕事で充分…。
だからプラモデラーなんですよ!
SF映画好きなやつでもダメな訳です。
自分の想像する非現実的リアルを自分の作品として作っているプラモデラー、
今回この人種に凄くピックアップした訳です。
結局廻りには居なかったんですが…。
この組み合わせだときっと前者のようなものは間違っても出来ないというのは、
想像しなくてもわかると思います。
ギターの轟音はきっと中にスゲー、
ジェットエンジン的なメインエンジンがあって、
透き通るようなクリーントーンは、
かなり高性能なCPUがノイズキャンセラー的な役割をしているから凄い音が鳴るんだよ。
みたいな会話をギター製作者と他のジャンルの人がしながら、
作っていったらそれは凄く面白い事だと思う。
まあ、上に書いたメインエンジンとかなんとかは、
初めて僕がエレキギターを見たとき想像した事だったりして…。
だからこの作品は言ってしまえばプラモデラーが居なかった為、
小学生の僕と今の僕の合作という事になるんですよ。
ホント楽しかったです。
でも何回も言うけどプラモデラー!
プラモデラーの人に感想を聞いてみたいなあ。
何故ならプラモデラーというのは、
僕が一番恐れている人種の一人だからです。
2010/07/02
「ギター、ベースの新しいカスタム提案をしています。
その1つの答えとしてのneo vintageを是非一目でも見てやってください!」
http://www.miwakazuki.jp/neo_vintage/
このギターはプラモじゃない!
当たり前の事ですが…。
たしかにこのギターにはプラモデル的技法が使われているが、
これは1/1スケールの本物のギターです。
鉄を実際に錆びさせるのはナンセンス。
本物のダメージを入れてしまったら、
それこそ楽器のクオリティが落ちてしまう。
そういう意味ではプラスチックをより本物のように見せるかリアルに見せるか、
という事を一番真剣に取り組んでいるプラモデルの分野にリスペクトしました。
多分、凄腕のプロモデラー達がギターのレリック加工を本気でしだしたら、
レリック加工は盛り上がるかもしれない。
でもプラモデラーはプラモデラー。
リペアマンはリペアマン。
この結びつかないであろう技術が結びついた時に凄いものが出来ると思ったんだ。
僕が好きなものを2つ一緒にやっただけなんですけどね(笑)
この異ジャンルの組み合わせは、
もっと他の組み合わせでも出来ると思う。
ギタープラス何かで、
きっとこれからもしかしたらいろいろ出てくるかもしれない。
もしそのきっかけがこのギターだったら、
僕はテンション上がっちゃいます!(笑)
やっぱり頭固かったら何も出来ないよ!