白羽喜百合

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白羽喜百合

グラフィックデザイナー

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グラフィックデザイン > その他

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next morning

by 白羽喜百合

  • i製作期間

    2006/12

  • iコメント

    田舎の実家は明治時代からの旧家で、炊事場には釜炊き口が二つあり、煙突が一本屋根上に出ていた。

    でも、煙突の口径は約20センチほどだったので、このサイズで、アノ太めのサンタクロースがどうやって家の中に入ってこれたのか? …不思議だった。

    西洋暖炉の意味も分からず、とにかく煙突が入口なんだと信じた。風呂場の煙突も細かった。
    以来、「大人には見えなくて、家族には決して聞いてはいけないコトなんだ」と子供心に思い込んでいた。

    毎年クリスマス・イブの翌朝は、自分にとって前世紀最大のミステリー・デイだった。

  • iライセンス

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    田舎の実家は明治時代からの旧家で、炊事場には釜炊き口が二つあり、煙突が一本屋根上に出ていた。

    でも、煙突の口径は約20センチほどだったので、このサイズで、アノ太めのサンタクロースがどうやって家の中に入ってこれたのか? …不思議だった。

    西洋暖炉の意味も分からず、とにかく煙突が入口なんだと信じた。風呂場の煙突も細かった。
    以来、「大人には見えなくて、家族には決して聞いてはいけないコトなんだ」と子供心に思い込んでいた。

    毎年クリスマス・イブの翌朝は、自分にとって前世紀最大のミステリー・デイだった。

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published : 2009/01/31

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