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2014/04/29
「で、三脚は結局何を選択すれば良い訳よ?」ペンギンからメールが来た。
個人的にはアイレベルまでの高さがあり。夜景がブレなく撮影できれば十分なのではと思っている。
使用するカメラやレンズ。撮影対象によって選択する三脚も変わるのでコレで間違いないってモノが無い。
毎回明確なビジョンをもって三脚を購入するのだけど(コレで幸せになれるかも知れない。と)
現在7本も三脚をもつ羽目に。
現在保有している三脚は。ジッツォ5型G1548。3型G1348。2型G1228。2型G2258。スリックプロフェッショナル4。ベルボンマーク7mini。ハスキー3段。
の7本。
使用頻度の高いものからG1548 G1348 G2258 ほとんどこの3本。(G1548とG1348の高さを十分に生かすためには脚立等が必要。)
なぜそこまでの高さが必要かと言うとわかりやすい例で言えば。
G1548をいっぱいまで高くすると120cmの脚立に登った僕のアイレベルにカメラが来る。
そしてこの高さは4車線の道路の向かい側にある建築物を車(セダン)の屋根を越えて地面から撮影することが可能になる。(たとえば銀座とかね)
三脚嫌いのペンギンにお勧めする最初の三脚としては現行機種だとジッツォのG2542あたりで雲台はG2270Mか自由雲台が良いかも知れない。
こんな返事をメールで送った。
すると、すぐに返信が来た
「高くね?」
た、たしかにね。。。。。
これであなたも幸せになれます。とは言えなかった。
2014/04/22
いつだったか食事中に隣に座ったペンギンにこんな事聞かれた。
「三脚無しで夜景をうまく撮る方法とか、三脚無しでマクロ撮影を(花とか)をうまく撮る方法はないですか?」と。
「三脚は嫌いですか?」と聞くと
「重いし面倒くさいし高いし何選べばいいかわからないし。」とペンギンに言われた。
確かに重いし高いしシャッターを切るまでの手順に一手間加わる訳だし。
危うく説得されそうになった。
「腕立て伏せとかスクワットなんかだめですか?」と聞いてみたら
「無理です」とあっさり返されてしまった。
なかなか手強い。
そこで、三脚を持っていく事のメリットについて説明してみた。(動きの激しい物の撮影には当てはまらないケースも多々あり)
手ぶれや長時間露光におけるブレ問題だけでなく
光待ちや天候待ちのときに有利。
アングルをミリ単位で詰めていける事や。厳密なフォーカスのコントロールが可能になること。
全く同じアングルでありながらの段階露出やフィルター操作。
さらには絞りやシャッタースピードの変更ができる事。
また、この事はPCによる画像処理の時にとても有利。
現場ではストーンバッグや、センターポールについているフックにバッグを吊るす事により汚れたり濡れた地面にバッグをおろさなくても
オペレーションが出来る事
使い方によってはスタンドがわりにレフ板を固定できたりストロボをカメラから離して設置する事も出来ますよ。と
さらに使い方としては邪道かもしれないけど。テープで傘(日傘)を固定する事で雨を防ぎつつ撮影をしたり。日陰を作ったりもできます。もちろん傘と三脚の大きさのバランスは重要。
何より重要なのは三脚の存在が表現の可能性を広げてくれること。
そんな話をペンギンとしました。
その後ペンギンが三脚好きになったかどうかはわかりませんが。ペンギンみたいな人がいるかもしれないので
ちょっとメモ代わりに書いてみました。