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2014/04/22
いつだったか食事中に隣に座ったペンギンにこんな事聞かれた。
「三脚無しで夜景をうまく撮る方法とか、三脚無しでマクロ撮影を(花とか)をうまく撮る方法はないですか?」と。
「三脚は嫌いですか?」と聞くと
「重いし面倒くさいし高いし何選べばいいかわからないし。」とペンギンに言われた。
確かに重いし高いしシャッターを切るまでの手順に一手間加わる訳だし。
危うく説得されそうになった。
「腕立て伏せとかスクワットなんかだめですか?」と聞いてみたら
「無理です」とあっさり返されてしまった。
なかなか手強い。
そこで、三脚を持っていく事のメリットについて説明してみた。(動きの激しい物の撮影には当てはまらないケースも多々あり)
手ぶれや長時間露光におけるブレ問題だけでなく
光待ちや天候待ちのときに有利。
アングルをミリ単位で詰めていける事や。厳密なフォーカスのコントロールが可能になること。
全く同じアングルでありながらの段階露出やフィルター操作。
さらには絞りやシャッタースピードの変更ができる事。
また、この事はPCによる画像処理の時にとても有利。
現場ではストーンバッグや、センターポールについているフックにバッグを吊るす事により汚れたり濡れた地面にバッグをおろさなくても
オペレーションが出来る事
使い方によってはスタンドがわりにレフ板を固定できたりストロボをカメラから離して設置する事も出来ますよ。と
さらに使い方としては邪道かもしれないけど。テープで傘(日傘)を固定する事で雨を防ぎつつ撮影をしたり。日陰を作ったりもできます。もちろん傘と三脚の大きさのバランスは重要。
何より重要なのは三脚の存在が表現の可能性を広げてくれること。
そんな話をペンギンとしました。
その後ペンギンが三脚好きになったかどうかはわかりませんが。ペンギンみたいな人がいるかもしれないので
ちょっとメモ代わりに書いてみました。