Haruna Watanabe Portfolio

日が差し込む部屋で

先月の支出を落ち着いて整理する

結婚してはじめてのひと月
越して来て腰を据えてちゃんとすごす一ヶ月

最初はとにかくいろんなことを
節約して過ごしていましたが
とりあえず不便のないような生活をして
一ヶ月過ごしてみる
試験的な一ヶ月でした

光熱費のように変動するものや
二人分の食費がどうなるか
正直ほんと、金銭面、生活面に関しては
私の肩に全てがかかってるので
すごく不安でした

去年はとにかくどこかに所属するわけでもなく
やるべきことをやって
「年を越す」ってことを目標にしていました


たくさんの人に支えていただいて
無事に年を越す事ができました

「生きて行くこと」
「食べて行くこと」
「暮らして行くこと」

それはとてつもなく身近にあって
大きなおおきな課題です

それでもなんとかやってこれた

きっとこれからさきもこういう「なんとか」っていうのを
ずっと繰り返すんだと思う
多少豊かになっても結局そういうふうになるように
できている気がする

労働ができることも
雨風しのげる場所にいられることも
ご飯が毎日食べられることも
ほんとうに、ほんとうにありがたい

家計簿とPCで経費の帳簿をつけ
スクラップブックで
レシートや領収書の管理をしています
領収書をはりつけたり、区分してくのは
わりと好きで
溜めさえしなければがんばれます

１月の支出はやっぱり少し多めでした
でも具体的な数字と項目を出して
どこをどう節約すればいいかが分かったのでよしとします

打ち込み
試行
失敗の原因の発見
研究
再試行
ほんとうにプログラミングといっしょ
失敗というのは失敗ではないのですね


旦那は宝箱のような人です
一片に寄っているけど
動き方次第でいくらでも前進できると信じています
確実なのは技術と長い間かけて積み上げて来たもの
必ずその技術やセンスが
私たちを助けてくれると思うのです

だから私もこういう管理ができて
サポートすることで
彼も私も安心して作業ができる環境を作る

そしてさらに私たちが環境を周囲の変えて行くことに努める
私たちじゃなく
私たちの先に生きる
私たちのような人たちが
より暮らしやすい世界を


制作や仕事や打ち合わせのあいまは
いつもそんなことを考えているのです


写真は木登りをするたかし虫


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【龍屋の升升の御発展】
ギャラリー龍屋
http://www.t2y.info/
日程／2011年1月29日（土）〜2月13日（日）会期中無休　入場無料
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◎1月29日（土）PM7:00〜 オープニングパーティー
◎2月13日（日）PM6:00〜 クロージングパーティー＆落札結果発表


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旦那が
佐々木 希のブログをチェックしているの図


(実際ここまでデレてませんが
様子が滑稽です)


なんかキレーな子をモデルに絵を描いてみようと思ったのが
きっかけでチェックするようになったらしいのですが

ほんと奇麗ですね

チェックするの分かりますね


なんだろうなぁ・・・・
なんていうのかなぁ・・・

なんか動物園で奇麗な鳥を観ている感覚と似てる気がする

別の生き物みたいな
一種異様な完璧さ

こんな人が生きて動いてるのかぁ
みたいな感じです


きっとそうやって観てる人も多いんじゃないのかなぁ
だからきっとしんどい思いもいっぱいしてると思うけど


奇麗なんだけど好きとはちょっと違うんだよなぁ・・・
難しいな


完璧ってことはないと思うし
(他の面ではどうかわかんないし)
でもプロポーションとか女性の美しさとしては
ほぼパーフェクトなものを持ってる
ある一定の方角では完璧っていうのも

なんだか
寂しいものがあるなぁ
と

ダメダメってわけじゃないけど
結局心が許せたり、引き込まれたりするのって
ちょっとほつれてたり、影ってたりへこんでたり、
そういうのが、美しさや魅力へ作用することがある
なんだか人間臭くて、愛すべきものへと導く

だから完璧を手に入れてしまった人って
どこかシンボルとかテンプレートみたいに扱われるんじゃないかな
形容詞みたいに
人間じゃないみたいに
カタチとしてみられるんじゃないかな

きっとそうじゃないのにね
私もそうやって観てしまっている一端であるわけで
なんともいえないけども


ただ私の好みはもちょっと泥臭くて人間臭い人
それでもかたくなに生きる人


私はちょっとへこんでるのが好きです
家もピカピカの新居より
誰かが使って少しきしむくらいのほうが好きです
なにより安心します


でものんちゃんにもがんばってほしいです
芸能界とか観てると
なんか痛々しくて
（特に子役の笑顔を観てると泣きたくなります）
メディアや時代や流行や多くの人の目にもみくちゃにされながら
それでもがんばって立ってるんだなぁって思ってしまう
私はそんな世界には行けないし
もし行けたとしてもできない仕事だなって思います

がんばれ


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詳しくは 2010年12/6の日記へ！
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彼の絵を買ってくださった方から
イチゴをいただきました

おおきなおおきな苺で
大きめのハコにはいっていて
びっくり

そしてうまうまでした
ありがとうございます

苺狩りとか行きたいなぁ




そういえばサブカルについて
某百貨店がやいのやいのですね

私たちも前は百貨店で少々イベントに
参加させていただいていたこともありましたが
その時にも感じたけど

百貨店って保守的になりましたね

あのプライドは何なんだろう

屋上に遊園地があって
年に数回オムライスとか中華料理とか
ぐるぐるまわるお菓子とか
きれいな洋服

たぶん
売ってる物は変わらないかもしれない
だけどなんか
「変わらない良さ」と
「変わって行く良さ」って必ずあって

組織が大きければ大きいほど
歴史が長ければ長いほど
ずっと投資してくれている人や
応援してくれている人や
そういう人たちのためだったり
まるで血管がだんだん詰まるみたいに
保守的になってしまうのも
分からなくもない

だから頭ごなしにおかしいとも言えない

旦那は大学の当時から
「百貨店で個展をする」ってことに
憧れていたらしい

ただ11も歳の離れた私からすると
あんまり魅力を感じなかった

購買っていうことで
人と生活と文化を結びつけて来たのは
百貨店だったかもしれない
ブルジョアじゃなくたって
ある程度のレプリカや本物が買えないにしても
手に取れるように値札をつけたのは
きっとデパートだったんじゃないかな

私たち庶民は
売り物か売り物じゃないかっていうのを
「値札の有無」で見分けるのだと思う

美術館に絵を観に行っても
値札がついていないから
買うっていう発想に至らない
買えない品物も多いけど
例えば宝くじとか当たったら買えるかもしれない

今や
その中間がギャラリーや画廊のような気がする
私はいまのところそこにお世話になって
腰を据えています

最近この話題ばっかりだけど

絵描きはどうやって生きているかって
絵を売るしかないんです

路上で売る人もいるけど
そればっかりもいかない
だから即売所っていうのがある


だからデパート、百貨店って
今は一体どんな場所なんだろうと
考えてしまう

老舗も新店舗も
とある一定の水準やクオリティがあるのは
素晴らしいと思う
その水準をもってして
がんばれば手に届く商品を展開してる気がする
それが多くの人によかろうが、悪かろうが
結局最終的に買うか買わないかを決めるかは
購入者本人でしかない
万人がそれぞれの個性をもって選ぶ

ただそれだけじゃない
「何か」をもとめに行く場所でもあると思う
その何かがきっと「文化」や「情報」なんじゃないかな
お金がはたらく以前に
そういう形のないものを伝えやすい場所

そうあってほしいし
それを得に行く人間も
もっと寛容になるべきだと思う
入り口は誰にでも開かれている
それなのに上質な場所
それが本来の百貨店じゃないのかな

今はバランスが悪いですね
なんだか寂しいです
だから、私は百貨店でやること自体に
魅力を感じない

全部観て、全部受け入れろってわけじゃない
別に観たくなければ見なければいい

日本のアニメーションやサブカル
私は好きですよ
いろいろありますけど
ああいう細かい仕事は
結局日本人が一番得意としてる
気遣いやこだわりや根気でこつこつと作るから
愛されるものに仕上がる

サブカルはあくまでサブのカルチャーですけど
グラデーションのように
本当はいろんなジャンルが帯のようにひとつなぎで存在して
結局私たちが毎日選んでいる文化は
その一端であるには違いない

べつに認めなくたっていいから
寛容になりましょうよ
そうなった上で
自分の崇高な位置を決めればいい
自分で自分の栄養になるものを
選べばいいんです
自分の位置以外を頭ごなしに否定しているだけは
結局カサカサしたお粗末な生き方にしか見えない
と
私は思いますけど


これも私たちが遠からずぶつかる問題のはしくれではあると思ったので
書きました
がんばろーっと



とりあえず
苺がおいしかったってことで
今日のタイトルはいちごだったんでね！
めでたしめでたし

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苦しいとか辛いとか痛いとか
寂しい、悲しい

そういった感情の表現を
卑屈やみせしめではなく
素直に表現している作品を見ると
私はすごく
健康的な絵だと感じる


感情はいつも
つきまとう

後悔や挫折や孤独

そういうのを無視して
笑っているのは
とても辛い事だ

泣けるなら泣いた方が楽だったりする
泣きたいのに泣けないほうが辛い


悲しみを知らない人の励ましほど
浅はかなものはないだろう
痛みを知らない人の涙ほど
軽いものもないのだと思う


商売だけのために絵を描くなら
そういう感情は邪魔になることが多いだろうけど


私はもう
ジャンクフードみたいな芸術は
正直いらない
そういうのが好きな人はそれでいいと思う

私は「私の絵」はそれとは違うスタンスで描き続けるつもりです

きっとみんなもっと知るべきだと思うし
体や心は知っているのだと思う

自然の風雨にさらされて
大地で育った
苦みや複雑な味のする植物が
どんなにおいしいか

長い冬を越え
芽吹いた新芽や花の持つ
透明にも似た色が
どんなに美しいか



人間の中の様々な感情の川で転がり
複雑な面を持った芸術が
どれほど心を打つか



芸術は他者にとっての救いではない
と思う
あくまで自己の救済なのだと思う
だからオーディエンスも
寛容に観て欲しい
「分かる」ことより「分からない」ことが定石だと感じて欲しい

作家は結果的に自己の触れ幅で
他者を少しずつ救うことになるのだと思う


わたしはまだまだ浅い
これからもっともっと歳をとって、経験を積んで
苦みや深みや明暗の触れ幅を持ちたい




写真は・・・
気づいたんですけど
キーボードって「にら」と「のり」が
並んでるんですね。。じゅるり
あ、恵方巻きおいしかったです


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いろいろいっぺんに
お仕事などいただいて
てんやわんやしております

どうもこんばんは


もう2月
私たちの披露パーティーまで
あと一ヶ月とちょっと
私も何かしかけないと・・・！！！

旦那はせこせこと
サプライズをがんばってくれています
一緒にいるとぜんぜん隠し事ができないので
「なにかやるからね」
とだけ伝えて
いろいろと動いてくれています

なんかたくさんの方にご協力いただいているようで
ほんとうにありがとうございます

すごく楽しみです
楽しみだから
「どんなんかなぁ」とか考えないようにしてます

私もなにかね・・・
せんとね・・・


恵方巻きを食べようと思います
豆は・・・・まきませんが
スーパーやコンビニでやたら宣伝してて
おいしそうなのに、まだ節分には遠くて
なかなかしんどかったんですけど
やっと食べれるのね！
モグモグだー！！


毎日毎日、白くて新しい朝がやってくることに
感謝

あしたもがんばる！！！！


写真はこないだmaisonetteさん行った時のシャチョー
「ずずい！」
なんかあまえんぼになっていた！
もっふもふ


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