線画の難しさ
2013/02/28
今日もまた、模写をしていて思った事があって
線画ってやっぱり難しいものなんだなと改めて思いました
面で表現するよりも
線で表現するほうが、よっぽど表現できる要素が少なくて
その線でどうやって説明するか
どうやって見せるのか
奥行きは、光は、形は、量感は、重さは、硬度は
果たしてどうやって見せるのか
より気を使って表現しなくてはいけないのだと
改めて気づかされます
デッサンとクロッキーが存在するのも
それぞれの捉え方や脳の使い方が
ちょっとずつ違うのだということも分かります
私はどっちかといえば
くまたにとは違って
正直な話しデッサンから逃げてきたタイプです
線画が楽しくて
ただ自分に合っているような気がして
感覚のままに描いてきました
私は運良く
私の絵が私のものであるといろんな方から
認識をいただいて
例えば道ばたで名もなく展示したとしても
(美容院のKateさんがいい例なのですが)
私の物だと気づいてくださる方がいる
悔しさももちろんずっとあるけれど
それがよりハッキリとしてきたのは
くまたにと一緒にいたり、実力のある
若い作家さんたちとの出会いが大きかったのです
私らしさに固執して
甘い部分をそのままにしてはいけないって思ってはいても
その「甘い部分」が具体的にどうすればいいのか
よく分かってきたのは最近のことだと思います
隣りから口ではよく「抑揚」「キメ」というのを言われていたし
おしい、下手だ、もったいない
そういうのばっかりでした
頭では分かっていても感覚で理解できてないせいで
できないことって、案外多いのかもしれません
面の表現が怖くて、線に逃げるのは
順番が違うんだと思いました
ほんとうに表現したいものがみえてきたとき
私の場合では線のほうが明らかに難しい
模写はまるで頭のモヤモヤを
感覚を使って答え合わせするように
弱さのピースを確実に埋めて行ってくれているような気がします
隣りで口を出してくれる人がいることも
努力をつんできた人たちの作品が見られることも
私は本当にいい環境にいるなと思わされます
とてもありがたいです
より私らしく
私の頭の中にあるものを
より正確に、鮮明に
私は私らしさには必ず戻ります
だけど、もっともっと、進化できる気がしているんです
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