Haruna Watanabe Portfolio

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渡邊 春菜

グラフィッククリエイター

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愛知県
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    Works 371

渡邊 春菜

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渡邊 春菜

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    Works 371
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    いろいろありましたが
    名古屋の事務所も
    無事に、新しい入居者が決まりそうで
    ほっとしています

    募集中も
    いろんな人たちと話したりして
    なぜあの場所をつくったのか
    どうしていきたいのか
    私にとってどんな場所なのか
    ということを改めて語って
    再確認できたように思います

    名古屋のシェアオフィスは
    とても大事だけれど
    店やアトリエ、仕事ほど
    命をかけるものではなく
    とにかくゆったりとでも
    私の無理のないよう継続させることが
    何よりも目標だということが
    個々数ヶ月で身に染みて分かった事です


    20代前半の時に私がほしかった環境
    20代後半になって必要だと思った場所として
    もちろんすごくエゴイスティックではありますが
    それでも、あの場所の何が一番大切かって
    やはり続けることでした

    私を含め
    そこに集まってくる人たちに
    作ってもらう場所です

    結局偉そうに前回まで書いたような
    地域のことにも、ゆくゆくは
    関わって行けるような活動をしたいですが
    ひとまず根を張るところからです

    暮らすみんなが「良い場所だ」と思える様に
    私は中間の位置から観察したりしながら
    必要な部品になって
    働いていきます

    人と関わる
    そういう当たり前っぽいけれど
    私にとって必要で大事な場所です

    写真は版画のためのアザミの練習!
    ようやっと転写作業しています!
     

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    岐阜県可児市下恵土5505 レストランものがたり内
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    12


    しばらく展示はお休みです。
    制作続け、しっかりとした展示をいたします。

     

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  • 忘れないうちに(長文3)

     

    前回は差についての話しでしたが
    今回は地域そのものについての話しです

    第3節 「地域といういきもの」

    前節でも記述したように、様々な差を包括したまま
    生きながらえたり、栄えたり、死んだりしていく集合体が
    まさしく地域そのものであると考えます

    私の育った土地は
    特に目立った観光産業もなく、
    どちらかといえば工場や企業誘致としての地域作りが盛んで
    「商売ありき」の街というよりは、工業地、
    都市部へ稼ぎに出る人たちのベッドタウン的な土地です。

    そういう場所で私の実家はレストランを30年以上営んでいて
    いざ何か地域でやろうとしても
    例えば歩いていける場所や、車で数分のところに
    声をかけるような仲間が全くいない状態です。
    そもそも、地域的な恩恵をあまり受けず育って来た店なので
    地域愛というよりは、とにかく店を愛し
    来てくださるお客さまを大切にするというのが
    私を含む両親が必死にやってきた現状です。

    つまり、何かをやるにあたっても
    「地域のため」である必要があまりない場所、
    地域全体を盛り上げる価値が酷く遠いというか、
    キーがかけている場所であり、
    逆に自分の店を盛り上げることで、個の繁栄から
    最終的に地元が愛される場所になってほしいという方針で
    経営を続けています



    所変わって山代温泉を例にあげると、
    先ず地域自体に「温泉」という財産があり
    そこから生じた観光産業の大きな恩恵が存在します
    それはもちろん開拓し、育てた先人のものでもありますが
    土地そのものが本来持つ価値でもあると言えます

    そこに寄り合い、営む多くの人々は
    大なり小なりその恩恵を受けていることになります

    しかしながら、地域住民の割合として
    決して観光産業が100%ではなく
    カーストとまでは言いませんが、観光産業を頂点とし、
    観光産業を行う従事者、またその家族、
    住まう人たちを支える経営をされる人たち
    その付随する人たちが暮らす全てを持って
    「山代温泉」と言うのだと思います

    実際山代において、経済の比重がどれほど観光資源にあるのかは
    詳しくはわかりませんが
    私が単純に観光客として山代を見たとき(しかも何度か通った上で)
    非常に感じるのが「観光産業以外の部分の際立ち」です
    これがある種の魅力でもあり、非常に難しい部分でもあります

    「観光しにきたら、その土地ならではのものを感じたい」
    というのが割と一般的な思考ではないでしょうか

    「その土地ならでは」というのは大衆的に言えば
    温泉の特徴はもちろんのこと、伝統芸能であったり、
    工芸、食、街の景観、人、サービス、といったものがあります

    上記だけのものを踏まえると、
    山代はその独特の強みが少し弱く感じます
    全くないわけではないのです
    例えば九谷焼の絵付け体験ができる場所があったり
    窯元の作家さんの作品を飾っている歴史あるお店もありますし
    景観も総湯の周りは思わず写真に収めたくなる
    非常に美しい景観です
    ただ、数で言えば少なく
    一見の極一般の観光客がさっと入りたくなるような
    山代独自のお店というのがとぼしく見えます

    一般観光客が気軽に入れるお店と言えば
    どことは具体的に言いませんが
    「九谷のお店」「カフェ・飲食店・食事処」
    「土産物屋」「酒店」「コンビニ」
    でしょうか
    後は正直、気軽には入れません・・・

    ただ、私の美術大学時代にフィールドワークという
    地域観測の実技も教わった経験からすれば
    「その土地ならでは」というのは
    単に芸能工芸、伝統だけではなく
    そこに暮らす普通の人たちの生活の中にも
    きちんと見ることができるのです

    ここで私の大好きなブログをご紹介します
    いわゆる全国・世界のB級スポットと呼ばれる場所が大好きで
    面白おかしく、しかし興味深い切り口で紹介し続けている
    「東京別視点ガイド」というブログです↓
    http://www.another-tokyo.com/archives/50449293.html

    このブログはフィールドワーク感が非常に強く
    例えば「ディズニーランド」とかの作り込まれたテーマパークではなく
    あくまで人間臭い、完璧ではない「出来上がった部分」に
    面白みを見つけるということに非常に長けています
    ここで大事なのは取り上げているのが「廃墟ではない」という部分で
    必ずそこには例え細い息でも動かしている人がいて
    息づいている場所であるということです
    「馬鹿にしている」と見る事もできますが
    私はそこでしかできない「完成」に敬意と愛情を感じます


    全ての人がこのように日常に潜む楽しさや、そこを動かす人のこと、
    地域性、個性を発見できるようになるのは難しいかとは思いますが
    それでも山代にはこれに近い楽しみ方も存在しているように
    私自身は感じています

    2節でも記述したように、山代商店街には
    住民のための施設、店舗が存在し、同時に住宅もたくさんある
    全てが観光だけなら、兎に角娯楽やエンターテインメント、
    行楽に特化した町づくりを推進するだけですが
    山代が山代たるやり方を見つけるのであれば
    足並みを揃えることはとても難しいことですが
    この地域っぽさを無視するやり方には
    個人的にいささかの矛盾を抱きます


    先述した通り、地域とは個の生活の集合であって
    各々の目標や基準があります
    いかほど観光事業に重点があるのかは測りかねますが
    それでも地域自体が観光があるからこそ成り立っているという部分も
    少なからずあるのではないでしょうか?

    長く地域に住み続け、営み続けてみえる方々にとっては
    温泉があるのが当たり前であり
    源泉の枯渇、サービスや景観の悪化、
    風評被害などが起こらない限り
    お客様はきちんと来続けるという安心感が
    全く持っていないとも言い切れないのではないでしょうか

    ただ、山代も片山津も山中も、
    加賀3大温泉と呼ばれる場所だけでなく
    日本中至るところに点在する
    あらゆる観光地も
    がらんどうになって空っぽになった施設が
    一つや二つ存在するはずです
    山代も例外ではなく正直かなり目立ちます
    しかも大きな旅館やホテルがつぶれたまま
    温泉通り商店街に存在している

    はっきり申しますと、これは死んだ細胞です

    自分の経営範囲外だから、管轄外だから関係ないとか
    元経営者が見つからないから放置も仕方ないとか
    そういう問題ではなく
    現在の経営中の場所や暮らしの中で
    その地域自体の恩恵を受けている時点で
    そういう死んだ場所が地域にあること自体が
    「地域の死が始まっている」「細胞の老化」だということ
    地域の方々はどれくらい危機感を抱かれているのでしょうか

    住宅街や観光に頼らない場所なら別ですが
    土地の持つ財産で生きている場所、これからも生存する場所は
    死んだ場所はすぐに新しい誘致が決まり
    生まれかわります
    それほどまでに土地と魅力が豊かに存在し
    資源として価値と今後の展望が見えるからです

    魅力的な観光資源があるにも関わらず
    空白が埋まらず、取り壊す手だてもなく
    ただただ抜け殻として残り続けるということは
    ゆっくりと死が始まっていると私は感じます
    きっと、全体の死を実感するのは数十年先なのかもしれない
    早いと10年以内かもしれない
    私は30代なので、もしこれからを維持しないといけないとすれば
    ぞっとする話しです

    変化の無い低空飛行でも、
    どこまでも飛んで行く事ができるはず

    自分の子ども、孫、ひ孫、その先の代まで、
    この土地を誇れる素晴らしい肥沃な場所として残す事ができる

    いつか奇跡的な何かが起きてメディアに取り上げられ、
    溢れんばかりのお客さんが来る

    どれも夢物語です

    死んだ細胞は確実に地域を蝕み、広がります
    観光産業に少しでも荷担がある地域であれば
    観光客が減れば、地域産業さえ荒廃の一途でしょう
    努力をしているのも分かりますし
    企画もきちんと見えます
    しかしやはり、根本的な解決には至っていないのではないでしょうか

    生き物は老化や死もあれば、若返りや蘇生もあります

    ここで重要なのが、母体となる
    地域を長い間支え続けて来た基盤
    年長者の方や老舗の方々と
    新しい細胞となる新参者との関係です

    東さんたちのような2010年から山代を選んでやってきた新参は
    いわばワクチンや産まれたての細胞のような存在であると考えます
    そして根を張り切れないが故に
    母体の抵抗が起これば一気に死んでしまうほど弱々しい存在です

    母体が抵抗すれば、あっというまに新しい細胞はいなくなるでしょう
    逆にワクチンが暴走すれば母体は弱ってしまうに違いありません
    お互いの度量が試される時だと感じます

    母体である古株のやるべきことは
    新参との対話を持ち、教えることは教え
    リスクを受け止めながら
    締めるところをきちんと〆ること

    新参のやるべきことは
    自分本意だけで前進せず、母体との擦り合わせや
    意見の汲取を一番丁寧に行うことと
    率先して真摯に身体を動かすこと

    これなのではなでしょうか・・

    母体には新しい細胞(リスク)を受け入れられる器の深さ
    ワクチンには母体が持つ以上の母体への愛と思いやり
    このバランスは非常に重要で
    この擦り合わせの結果に、若返りや蘇生があると思われます

    母体は守る愛、ワクチンは生かす愛
    それぞれ愛の形が違って
    どちらも必要で、どちらも毒になりえる

    このバランスが崩れた場所が
    この先真っ先に死んで行く場所なのかもしれません

    一観光客として加賀三大温泉と
    それぞれの祭りや催しを見て来た中で
    山代のアートマーケットが一番個性的で、
    テンプレートではない理想の高い内容で、個人的には街も含めて
    山代が一番しっくりしていて好感を持っています

    もちろんアートマーケット運営においては
    東さんや新参メンバー、賛同メンバーに
    負荷がかかりすぎてしまうのも、本当に正直な話し
    上記の内容で仕方がないことなのかな・・と思います

    それに個性的なイベントであるほど
    「個人の好き・やりたい」の気持が基盤となることは確かで
    周りはそれに何らかの形で賛同や利益を感じて集うことが
    一般的な状態です
    ただ、危機感を持って地域全体の盛り上げを行うという方針が
    見えるのであれば、きっと企画や運営自体にも
    光明が差すのではないでしょうか


    京都や出雲なんかを代表する、伝統だけで生き残っていける場所など
    超越した魅力を持った選ばれし一握りの地域です
    申し訳ないけれど、山代はそれには該当しません

    ただ、余所者として私は山代が好きなので
    死んでいくのを見たくない
    と思っています
    私のこの先、生まれるかもしれない子どもや
    その子どもを連れて
    素敵な場所でしょうなんて言って
    毎年歩きたい愛らしい小さな温泉街です
    だからこそ、アートマーケット然り、
    どうか地域にそぐうような
    山代らしい革新の答えを出して欲しいなぁ・・
    と陰ながら思っているのです
    (もうここに書いてしまった時点で陰ながらではない気もしますが・・)



    長々と書いてしまいましたが
    要約すると山代という生き物がこれからも元気でいるために
    *個々の成長の結果が地域の貢献へと繋がると信じること
    *観光特化というよりは、地域性も重視したような
     ローカル感のある魅力も大切にした方針をとってみたらどうかという提案
    (グローカルな視野を持って地域を観察してみる)
    *古株、新参のバランスの調和への願い
    ということです


    3節に分けて長々と書いて来て
    正直山代温泉商店街のみなさまには
    顔向けできた内容ではないかもしれませんが
    パノニカさんの展示にお誘いいただいた
    偶然のご縁から始まり、本当に暖かい気持とエネルギーを
    スイング・パノニカさん始め山代という土地そのものから
    毎年いただいている私達の感謝と愛ゆえ・・
    ということだけは、どうぞご理解いただけると幸いです
    (愛がなければここまで長文を書くこともままならないですし
    自分でもちょっと長すぎて気持悪いとすら思います)

    書いてみて改めて、私達の地域のことも
    頑張って行かねば、と心を整理できました
    また来年も、あらゆる状況に関わらず
    必ず山代へ伺います
    私達も余所者らしいこと、できることはしていきます
    これからも素敵な山代に
    ひいては日本全体に寄り合う地域という生き物たちが
    夫々に合った無理の無い健康な姿となるよう
    一細胞として、明日からもがんばります


    ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!


    アートユニットいろ葉 渡邊 春菜

     

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  • 忘れないうちに(長文2)

     

    今回のブログは
    前回からの続きです
    もし読まれる方は前記事からご覧いただけると幸いです


    第二節 「人と人との差のこと」

    アートに関わっている人、いない人で
    結果や成功の形が違うという話しで前回は終わりましたが
    たったそれだけの話しではなく
    単純に個々人の人間同士が集まって
    ひとつのことを作ろうということは
    当たり前ですが、大なり小なり「差」が生まれるのは必然です

    純粋な個人と個人の違いは除くとして
    やましろアートマーケットを例に
    冷静に、分かり易くなるよう分解して考えた時
    個人的には以下のような差が発生していると分析します

    ①アートに関わる人と、そうでない人との差
    ②主催者と参加者との差
    ③作る側とお客様との差
    ④地域新参者と古株との差
    ⑤個人利益と地域利益の差

    ざっとあげるとこんな感じでしょうか・・・
    「合わない」「何かが違う」「ちぐはぐだ」
    「労力や意識差が存在する」
    そう感じてはいても、きっとそう感じる原因は
    複雑にからみあっています
    上記のような差をごちゃまぜにして悩み
    ひとつの方法で解決しようとしても
    私はとても無理だと思うのです
    それに「あるべき差」として
    飲み込み昇華するほうがよい場合もあると
    私は考えます

    またもやひとつずつ、私なりに感じた事や
    展望があればそれも踏まえ記述します



    ①アートに関わる人と、そうでない人との差

    これは前節の末尾の通り
    簡単に言うと「目指す着地点が全く違う」
    ということです

    アートに関わらず、
    純粋に生活や商売を大切にする人たち(以下仮に地域派と呼びます)にとっては
    イベントによって生じた
    来客数、利益、活気、催しを行ったという実績等
    どちらかといえば数値的で
    目にみえた、そして即効性を感じる結果を求める場合が
    多いのではないでしょうか

    地域派だけの意見で言えば
    もっとお祭りらしい、縁日やテキ屋さんが
    たくさん並ぶような、盆踊りや太鼓があったりとか
    そういうごく普通の、どこにでもあるお祭りを開催すれば
    少なからず望んでいる結果の半分くらいは
    まずまず得られるのではないでしょうか

    これももちろんイベントを成功とさせるための
    非常に大切な結論の一つです
    こういう冷静な判断こそが
    暴走を抑制し、最低限のエネルギーで
    地道な地域継続へと繋げる
    重要な指針でもあります

    しかし新しい人たちを筆頭として行われた
    「やましろアートマーケット」に関しては
    地域派だけの内容ではなく
    「アート」と名をつけ、他の屋台イベントなどとは
    一線を引いた個性が存在しています

    アートに関わる人間側(以下仮に文化派と呼びます)からすれば
    地域派が重要視する結果以上に
    必要なことが存在しています

    それはアートという名でありますが
    もっと砕いて言えば1節でも言った様に
    「心を自由に表現できる文化の種」を蒔くということです
    地域に文化を育て、根付かせる

    こんな言い方をしては
    そのへんに転がっている会社のよくあるスローガンのようで
    非常にぼんやりとしていて
    夢見がちなものに聞こえてしまいます

    それでは具体的にはどのようなことが
    その文化の種になるのか?

    ほんの一例を上げるとすれば
    ・子どもの持つ自由な創造物を
    社会の目の届く場所にお披露目する
    ・より創作や創造、表現に興味が持ってもらえるような
     参加型のイベントを増やす(ワークショップ)
    なんかが一番手近にできることではないでしょうか

    きっと実行できるアイディアもたくさんあって
    企画の内容の緻密さもいくらかあると思いますが
    とにかくこのような小さな具体案をこつこつと積み上げることで
    イベントによって文化の芽が根付き
    いずれはここから豊かな創造を生んで行く
    ひいてはそれが単純な観光地というだけでなく
    山代全体の豊かで健全なイメージの肉付けになっていく

    それが前言したぼんやりとした
    「心を自由に表現できる文化の種」であり
    非常に長い目が必要な着地点でもあります

    結果が出るまでうんざりするほどの
    時間がかかってしまうこともあるでしょう
    費用対効果が望めない企画も発生したり
    資金的な損失を生んでしまうこともあるかもしれません
    どこにでもある縁日とは違って
    そうういうリスクもはらむ一方
    改革としては非常に重要な一点です

    個人的に非常に羨ましいと思うのは
    山代が温泉であったり
    観光であるという資源が既に存在して
    今まで続いているということです

    そこへの肉付けを行っても
    根底からは決して揺るがない資源と
    歴史が存在している
    上手く行くとすれば、良くなって行く一方なのです

    個人的見解としては
    地域派の保守的で冷静な視点も、文化派の挑戦的で柔軟な視点も
    「地域型イベント」という大きなものにおいては
    どちらも必要な観点だと考えます

    しかし、先述の通り「着地点の違い」
    このお互いが必要とする「着地点」の擦り合わせを
    イベントの実行内容や実際の運営以上に
    時間をかけて丁寧に行い相互理解、
    譲歩する必要があるのではと思うのです

    きっと、それはすごく時間と手間のかかることだと思います
    ただ、地域で個性のあることをやる以上、
    それは避けては通れない道で
    そこが上手くいけばいくほど、
    他には真似できない素晴らしいイベントになることは
    間違いないと思います


    ②主催者と参加者との差

    私も小さいながらイベントを主催させていただいたこともあり
    また様々なイベンターさんにもお会いしてきました
    そして参加者になったこともたくさんあります

    どの主催者さんも大概気質を持った方がやられますので
    情熱を持ってイベントを動かして
    各々いろんなことを犠牲にしたり
    消耗しながら行っていました
    だからこそイベントへの思いや思考は
    誰よりも深く、強いものです

    そして参加者というのは
    どちらかといえば主催の作りだした
    恩恵を享受する側です
    もちろん出展料などもあり、
    ある種お客さんという立場でもありますが
    純粋なお客様とはまた違い
    一緒にイベントを作る重要なパーツとなります

    私の参加してきたイベントも
    出展料さえ支払えば出展できるものや
    審査が必要なものやコンペ形式のもの
    様々なものがあります

    やましろアートマーケットの難しい特徴として
    「マーケット」という部分にもあります
    マーケットである時点で
    やはり一般大衆に向け販売するというのが基盤にあり
    「受け入れられ易いもの」や
    「クラフト」に寄っていくのも頷けます

    しかしながら一節でも述べた様に、アートの根幹は
    必ずしも金銭とは接した場所にあるとは限らず
    金銭利益を取っ払った部分にこそ、
    文化派の着地点が存在し、その先に利益がついてくる

    ただ、このマーケットという部分が
    主催者と参加者、商店街をつなぐ重要な関節部でもあって
    決して利益を無視することはできない

    そんなジレンマの中で私達は
    文化の発掘、種まき、発芽を目指しています

    「商品として売れれば良い」それも正しいひとつの答えです
    もちろん出展者や参加者にも各々の考えや生活や
    制作スタイルがあって
    山代独特の伝統工芸もある
    様々な人たちが同じ思いだけで集うことはできないでしょう

    主催には良いイベントにし続けるという思いがあり
    参加者には自分の範囲を成功させたいという思いがあり
    どちらも押しつけは難しい

    これがいたるところで存在するイベントで
    多くが抱える差の問題なのではないでしょうか

    主催者は
    どうしたら参加者も一体になって
    イベント自体を押し上げようとしてもらえるだろう?
    と考えます
    それが結果的に参加者一人ひとりの満足度に繋がることを
    知っているからです
    しかし数多の参加者に対してそれを訴え
    ディスカッションすることは不可能です

    私もこれを考えるのに必死です
    全くの他人が集まり、同じ方向をみるには?
    無理なく参加できる具体的な企画はないか?
    少しでも印象的に伝えられる方法はないか?
    心が届かないだろうか?

    なんとなく「マーケット」を「フェスタ」みたいな感じに
    変えてみるのもありなのかなぁとも思います・・
    それはそれで名を変えるだけで安直なような気もしますが
    コンセプトが伴えば変化が生まれるやもしれません

    また出展者としても単純に恩恵を授かるだけでなく
    あらゆるイベントが血の通ったものであることを理解し
    自分たちの利益のためにでも、全体を盛り上げるという
    意識の高い心持ちでいたいものです

    この差の問題に関しては
    アイディアだけで解決するかもしれませんし
    真摯に回数を重ねることで
    徐々に好転していくことなのかもしれません


    ③作る側とお客様との差

    これは明快であり、大きな差でもあり、ある種の光明でもあります
    作る側は様々なことを考えます
    しかし初見のお客さんであればあるほど
    作る側の込み入った意図とは逆に
    「純粋に楽しむだけ」
    恐ろしくシンプルです

    楽しそうなら人がくるし、楽しくなければ去って行く

    この純粋な計器は、情や恒例感ではなく
    観光という一時的なお客様だからこそ
    純度が高く測れる部分でもあるかと思います

    お客さんがたくさん来て、満足していれば
    作る側の意図通にいっていてもいなくても
    とりあえずの「成功」として成り立つ

    それを支えにしたり、課題にしたりできるということです
    お客さんの出入り、出展者の増減に関しては
    どんなときも常に冷静な計器として
    作る側は捉えるべきかと思います


    ④地域新参者と古株との差

    これに関しては①にも共通する部分がありますが
    実際に地域活性であったり、地域活動の中には
    原住の長い人たちと、
    外から来たIターン、Uターンと言われる人たちの力が作用します

    これに関してはコネコネと書くのは辞めますが
    分かり易い差だと思います

    元から居た方からすれば
    勝手にしてくれるなという部分
    外から入ってきたものからすれば
    なんとかしたいと思っても動けない部分
    それがどこの地域も見事に喧嘩するわけです

    山代のような伝統と観光産業のある所なんかは
    特にそうだと思います
    ただ、山代温泉商店街は決して観光特化ではないと
    私は町並みを見た感じで思っています

    床屋さんがあったり、金物屋さんがあったり
    地域の人たちが暮らすのに必要なお店も
    軒を連ねている
    その中に、観光用の旅館やお店が点在している状態

    つまり観光で儲けたい人と、
    静かにいつも通り暮らすことができればいい人が
    同じ商店街の中に存在して
    しかも各々の関係もある
    それを纏めようとするのは至難の業だと思います

    私なんかは若輩の人間ですので
    どこに長く居住していたとしても
    ご年配の方の鶴の一声には敵わないものです
    しかし、逆にそこに救われることも沢山あります

    新参の人たちを
    余所者として迎えるのか
    自分たちが育てて来た場所の魅力を感じ取り
    そこを選んで生まれて来てくれた
    子どものように迎えるのか

    そして新参の人間も
    自分たちが選んだ土地を
    自分たちの思うままに変えようとするか
    そこにあるものを大切にしながら
    一緒に育とうとするのか

    これらは他地域の私には関知できない地元の領域です

    心の通わせ方のようなナイーブな問題でもあるのです

    差は確実に存在する
    どちらにせよ
    それが今後の良き結果が生まれる兆しへの
    枷にならないことを
    私は静かに願います
    (もちろん私の根ざす土地でも)



    ⑤個人利益と地域利益の差

    これは①〜④を総合したような内容でもあるのですが
    地域としての活動を行う以上
    金銭的利益だけでなく、やり甲斐や、結果等
    充足感につながる利益も含め、
    またひとつの店舗としての売り上げや利点など
    そういう個人利益と
    その個人が存在する地域全体の利益との差を理解し
    バランスをとるということは非常に重要な課題であると感じます

    例えば個人が企画して
    箱を借りて、出展料を集めたり
    もしくは自腹をきったりしてするイベントであれば
    そこに地域という集合体が関わってくることは
    まずほとんどありません
    大きくなってこれば地域や場所を代表するものに
    なってくるのかもしれませんが
    個人で勝手に行ううちは
    個人的な満足、イベントに参加した人たちの満足を
    利益として追い求めれば済みます

    しかし、地域を名前に冠した
    地域のイベントは、こうはなりません
    ましてや前述のように商店街という
    ひとつひとつが「店舗・商売」という社会を
    既に持っている場所の場合
    イベント自体がいろいろな生き物を巻き込んだ
    大きなひとつの難解な生き物のような形になってきます

    まず各々の生活、基準、価値観があり
    築き上げて来たものがあり
    その集合体の中でさらにひとつの方向を向いたイベントを作る
    しかもそれは、団体が動かすのでなく
    あくまで動かしているのは一人の発案から始まったものを
    賛同し、そこに利益を感じたりした
    一人一人の人間です

    一人一人の労働対価と(小の利益)
    地域全体の労働対価は(大の利益)
    絶対に釣り合うことはありません
    これだけは私が今まで何度も痛切に感じて来たことです

    下世話な言い方をすれば
    「生け贄」と「享受する者」が必ず存在してしまうのです
    成功の影には、必ず誰かに負担が行ってしまう
    「均等でない」と思うこと自体が
    負担を負う者のストレスになってしまう
    そしてだいたい外部から観察し、観測している人ほど
    内側にいる人の努力が見えず
    利益だけが先立って見えてしまうものです

    だからこそ、成功させたければ
    数が少なくとも
    必ず賛同者と少しでも支えをくれる人を側に置く事
    そして対価を払ってでも、忠実に動いてくれる人を集めること
    これは非常に重要なことです

    1回や2回だけで終わりなら
    自分だけでやっても恐らくなんとかなってしまうでしょう
    でも本当に続けたい、着地点を目指したいと思うのであれば
    そこはそれ以上の傷を負ったり負わせたりする覚悟が必要になる

    これは素晴らしいイベントを主催してきた人たちに
    何度も思って来たことです
    その灯火を消さないためにも
    どうか「余力」が出来るイベントにしてほしいと
    願うことが多いです

    そして、私は理解者でありたい
    そう思っています




    総合してこれらの「差」を
    「溝」と捉えるか「視野の広がり」と捉えるかは
    最終的には集まった個人の各々の判断でもあるし
    それを声をあげ意見をなめして行けるのが
    代表や主催、もしくは古い力をの持つ人の
    「実行力」のひとつなのではないかと考えます

    とにもかくにも、違和感の起因はひとつではなく
    夫々を焦らず丁寧に紐解いて行く必要があると思われます


    次は「地域という生き物」について書きます

     

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  • 忘れないうちに(長文1)

     

    今回から数回のブログは、
    尋常じゃない長文になります
    個人的には山代の東さんたちに宛てるような
    愛故の内容ですので
    どうぞその他の方はすっとばしていただいたほうが
    良いかもしれませんし
    多少辛辣だったり生意気な部分もあると思いますので
    ご気分害されるようでしたら、読むのを辞められるべきです。
    お時間とご興味ある方はご覧下さい。

    ーーーーーーーではーーーーーーーーーーーー

    今回やましろに行って
    やましろアートマーケットを第2回から
    計4回みてきました

    このマーケットは
    石川県にある「山代・山中・片山津」という
    代表的な温泉地が隣接する
    加賀温泉郷の中の「山代温泉」で開催される
    アートマーケットで
    全国から募集をかけてアートを中心に
    クラフトやフード系の方たちが温泉街に
    テントを張りお店を開きます

    期間中には音楽やショーなどのステージもあり
    ほぼ温泉商店街を全て使った屋外イベントです

    このイベントを主催されているのは
    温泉商店街の端に、2010年末から移転開業している
    ギャラリーを併設したカフェバー「スイング」のオーナー東さん
    様々な広報活動を始め引率や運営等
    商店街の協力を仰ぎながらマーケットを動かしてきました




    これがざっとやましろアートマーケットの概要です




    私達いろ葉は毎年このスイングのお隣で
    奥さんが営業されている「パノニカ」というギャラリーで
    やましろアートマーケットを期間の末尾に併せてもらって
    一ヶ月ほど個展や企画展をさせていただいています

    今年は夫婦二人だけの展示で、しかもマーケット出展も
    去年まではしていたのですが今年はやらず
    ステージ演出の参加だけでしたので
    改めて外野側からじっくりとマーケットを観る事ができました

    そしてずっと関わらせていただいた東さんとも
    腹を割った話しができるまで関係が育ち
    私達も山代に毎年癒され、制作をまたがんばることができる
    そういう東さんや、山代の地への感謝の気持ち
    そして私がこれから向き合うべき地域とのこと、
    「イベント」や「商売」を完遂させることを考え
    気持が新鮮なうちに
    余所者らしい愛と正直さを持って、
    山代とアートマーケット全体のことについて
    いくつか節に分けて書いていこうと思います



    第一節 「私達が『アート』という言葉を使わない理由」

    このブログでも何度も向き合ってきたテーマなのですが、
    私は正直「アート」という言葉があまり好きではありません

    ではなぜ好きではないのか?

    「アート」という言葉の与えるネガティブな印象は
    以下のようなものがあります

    ①理解できない(絵が下手だからという人が多い)
    ②高価で高尚なもの、お金持ちが扱うもの
    ③上記の逆で衣食住と関係なく生に関係ないもの

    この3点をひとつずつ解説と
    私なりに誤解を解いていきます

    ①理解できない、はまず「食わず嫌い」にも似たものがあると考えます
    ここで私は提案します

    例えば絵を描けない人でも
    そのあたりの紙に、手元にある文房具で丸を描いてみます
    大層な丸である必要はありません
    でもちょっとだけ気持ちを入れて描いてみます
    「嬉しい丸」「哀しい丸」「怒った感じの丸」「無感情の丸」
    ちょっと太くなったり細くなったりします
    もしくはコンパスなんかを使ってすごく丁寧に描いてもかまいません

    そのあと、近くのお店で
    その丸を描いた紙に合う
    ちょっとだけ良い額縁を選んで購入し
    (または家に余っていたようなものでも構いません)
    さきほどの紙を丁寧に額装します
    ここで気をつけるのは「きれいに見える」ようにすることです
    丸ぴったりにするのもいいですが
    わざわざ余った部分もきちんと入れるほうが恰好がつくと思います

    そして壁に飾って、
    下に自分の名前とタイトルを適当につけてみます

    これが、アートです

    嬉しいことと捉えるか
    残念なことと捉えるかは人それぞれですが
    世の中の大半のアートと呼ばれるものは
    「技巧」や「完成度」に関係なく
    「アート」と名乗った時点から、
    もしくは誰かが「アート」だと思った瞬間から
    芸術性が発生すると言っても過言ではありません
    そしてそれを飾る環境(例えば額縁など)で
    その見え方もずいぶん変わってくるのです

    あなたの作った丸の入った額縁を
    こっそり大きな美術館の壁に飾ったら
    そこに訪れた何千、何万という人が
    「うんうん、すばらしい」とか
    「これはすごいコンセプトだ」とか
    たまにあなたの意にそぐわない講釈を垂れたり
    「なんだこれ」とか言いながら観るわけです
    そして中には涙を流して感動したり
    大金を積んで買おうとする人も出て来る

    でも、観て、感じる人たちには
    何の罪もありません
    そしてあなたは意図が伝わっていた人と友だちになれるかもしれません
    しかし、逆に間違った思いで見ている人たちの気持や
    丸に受けた第一印象を否定することはできても
    変えることはできません

    また、感動で涙を流していたり
    大金で買おうとしていた人に慌てて
    「これは大層な美術館に飾ってありますが
     全く絵の素人の私が描いた、ただの丸なんです!」
    なんて言ったところで、がっかりはさせられても
    その高ぶっていた気持を消す事もできません

    これでも私は絵が描けないから
    芸術が分からないなんて思う人がいるとしたら
    それは残念ながら、あなたがただ
    卑屈になっているだけなのではないかなと感じます

    私は、観賞側のアートは好き嫌いで終結して構わないと
    そう思っています

    ただ、作る側には深度が存在しています
    「浅いアート」も「深いアート」もある
    あなたの描いた丸も、気持が入らなければ
    浅いアートのままですが
    例えばその丸について
    あなたが何年もかけて考えて
    その思いを何年後かに額縁の横に
    文責かなんかで添えてみたとすると
    それは他人が干渉することもはばかられるほどの
    深度の深いアートへと変わってく

    浅いのが悪いというのもない、
    けれど深いものもあるということです
    そこにさらに「技巧」や「完成度」
    はたまた「飾り方」「見せ方」「歴史」なんかの肉付けが加わることで
    芸術は2D、3Dと非常に立体的な魅力を帯びてゆくのです

    一見複雑に見えるそのアートにも
    芯には丸のようなシンプルで
    生々しい、普通の人間の
    自分主体で自分勝手な
    好き勝手なちいさな塊が存在しているということです

    その非常に簡素な原初の姿が、アートの本質だと、私は考えます



    ②高価で高尚なもの、お金持ちが扱うもの
    これも、上記の理由で説明がつくと思います

    もちろん国家予算ほど値がつく作品というのが
    世の中には存在します
    しかし、原初の姿は、「利益」の中には存在しえない
    例え利益が存在するとすれば
    生活するために描くという
    狩猟本能に似た気持ちくらいでしょうか

    高価なものは
    その希少性、技巧の高さ、歴史、著名度、美しさ
    などによって価格が決まる訳ですが
    高価なものを側に置こうというのは
    純粋に楽しむだけの気持ちだけではなく
    ステータスとする人も少なくはないでしょう
    権威の象徴として美術が扱われてきたことが
    歴史上でも存在しています

    どんなものにも価値があり
    そこらじゅうに溢れる作品群も
    鑑賞者の気持ひとつで
    値段はいくらにでもなる
    誰かが描いた落書きが
    値段がつけられない宝物にもなってしまう

    そのプロデュースの仕方次第では
    一生アマチュアとしてでも
    もちろん社会的にでも商売としてでも
    生きて行くことだって不可能ではない 

    「価格」はただの「価値の大衆的な数値」であって
    アートの本質を測るものではなく
    一面ではあくまで冷静に
    切り離して考えるべきだと考えます




    ③衣食住と関係なく生に関係ないもの

    「アート」というものをWikipediaで調べてみると
    長々とご高説があるかと思いきや
    非常にシンプルな内容がそこにありました
    「アート(英語:Art)とは、芸術、美術、
     間接的に社会に影響を与えるものである。」

    芸術家と呼ばれる人の中には
    創作すること自体が呼吸のようになっている人も居ます

    それは極端な話しですが
    ①でも記した通り
    「芸術は鑑賞者の好き嫌いで終結する」
    例えば洋服、雑誌、食べ物の色
    景色の中、音楽になんかでも
    生活の中に様々なあなたらしい選択があって
    それは気分だけじゃなくて体調なんかもあるけれど
    単純に好き嫌い、なんとなくこっちがいいとか
    心が影響している場合が多いです

    全ての選択が理路整然と、システマティックに決まっているとしたら
    それは恐らく人間よりもロボットに近いでしょうし
    逆に振り切れていてアートさえ感じます

    どちらにせよ、人の心が傀儡する限り
    そこには芸術という部分が少なからず潜んでいる

    私が大学の当時考えていたことは
    もし核爆弾発射のスイッチを押す人が
    その数秒前に非常に感動するシーンや
    芸術と出会っていたら

    もしかして
    万が一

    そういうことを考えたとき
    心は決してあなどってはならないものだ
    そう思うのです

    芸術は武器ではありません
    けれど
    武器より強い力を発揮することがある

    そして3.11の震災後、毎年通っている仙台でも思ったことは
    芸術が存在しえるというのは
    生活レベルにゆとりが生まれる指針ということです

    人は衣食住を満たさなければ
    もちろん最低限の暮らしはできません
    しかしその先にゆとりを求めて行く

    私達の仙台での活動が浸透するまでに
    時間がかかった
    生活を必死で取り戻そうとする人たちに
    純粋に楽しんで選んでもらうのには
    非常に時間がかかったのです

    つまり生に直接関与することのない
    芸術が死ぬ世の中は
    生が危険に脅かされる世の中ということです

    文化は心であり
    自然発生的に人の営みの中に生まれて来る
    それが芸術と呼ばれ、生のつかの間に潤いを与え
    生自体にも活力を与える源となりえるのです

    心を持つ人間がこの社会を動かしている限り
    生やそれを支える社会に、文化やアートが
    全く関係がないものというのは
    誰にも言い切れることはできないのではないでしょうか




    上記のような思いがあり
    それをひと言で相殺してしまうような
    ネガティブな思考を生んでしまうことを
    私達は嫌っています

    「アート」という言葉が嫌いというよりは
    現代大衆における「アート」という言葉の
    捉えられ方が好きではないということです

    短訳的な捉え方を避けるため
    私達は敢えて「アート」という言葉を使わず
    「文化祭」とか「民芸」とか
    分かり易い場所に降りた言葉を使ったりします

    大きく逸れましたが
    やましろアートマーケットは「アート」という言葉を
    それでも使っている
    私は東さんとお話をしていて
    東さんは決して浅い意味で使っているのではなく
    決意を持って「アート」という言葉を残している
    と私は感じるのです

    だからこそマーケット全体を俯瞰してみたとき
    お客さんや、出展者のうんぬんではなく
    最終的にマーケット自体が「アート」を生み出せたか
    もしくはその種が蒔けたのかということに対して
    非常に厳しい目で見ているんだと思います

    前言の通り「アート=よくわからない」のような
    ネガティブな思考が社会全体を覆う世の中ですので
    あまりアートと関わらない人たちにとっては
    正直この文化的側面の「結果」というのはどちらでもいいことで

    儲かったか、儲かっていないのか
    人が来たのか、来ていないのか
    出展者が満足したか、していないか
    事故があったか、なかったかなど
    そういうことが「結果」として重要なのも
    非常に理解できます

    しかし私達、アーティストを生業にする者にとって
    東さんのような牽引人は非常に必要な存在で
    アートに対する気持が純粋であればあるほど
    自分の心と社会とのパイプのような
    灯火のような存在だということは
    確かに言えることです


    次の節は上記の「人と人の差」について書こうと思います

     

     

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    「8月いろいろ行く」が終わりました

    いろんな場所に行って
    いろんな人にお会いして
    いろんなことをしてきました

    近頃は作業をたくさんして
    すっかり出不精だった私なので
    非常に刺激的な数週間でした

    北海道はどちらかといえば観光だったので
    純粋に楽しんで来たのですが
    山代は仕事としても、そして地域のこと
    私が普段考えていることにも
    いろんなことを思考させてもらいました

    今後しっかりと書こうと思います

    「過程」と「結果」
    それより先の
    何年もかかるビジョン
    私達は離れた場所で
    少しずつズレながらも
    同じような課題にぶつかって
    同じ様に思考しているということが
    在る意味勇気にもつながります

    大切な人たちが居る場所があちこちにできて
    また会いたい人たちとの関係が育って
    一緒に何かやりたい人たちと不思議なご縁で巡り会えて
    私もまたエンジンをかけなおして
    がんばらねばなりません

    さて、やっていきましょう


    写真は一番の衝撃だったソウセイジさん
    なぜかって、北海道の帰りのフェリーで全く同じ部屋で
    (目立つから)気になっていた方で
    (でも声はかけなかった)
    まさかやましろアートマーケットで出演される
    ミュージシャンのお二人で再会して
    しかも仙台の閖上にもよく行っているという・・・!!
    しかもしかもヤイリギターにもよく遊びにきてみえるという・・・!
    もう・・・!これは・・!
    奇跡!!!
     

     

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  • 石川でライトペイント!


    今年もお世話になっている山代温泉
    温泉街で行われるアートマーケットのステージにて
    今年もライトペイントで
    盛り上げさせていただきます

    今年は名古屋から
    応援しているタナカミオさん(ノビさん)と一緒に
    1ステージやらせていただき
    その後はぬるうっといつも通りに
    楽しい感じにやらせていただきます


    やましろアートマーケットは
    山代周辺の陶芸家さんや木工の方も含め
    地域色や伝統色もきちんと繁栄されているのが
    本当に素晴らしいと
    毎年感動しています

    そしてなによりほっとする・・

    温泉と一緒にぜひお楽しみください

    私達はギャラリーで日が暮れるまで
    のんびりさせていただきます^^


    それではまもなく石川へ出発したします!
     

     

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    【告知】『渡邊春菜×くまたにたかしイラスト展 』
    2016.7.31sunー8.21sun 13:00〜21:00 
    火曜休 石川県山代温泉@Gallery PANNONICA 
    http://pannonica.aikotoba.jp/
     

     

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    ラフを描いて線を選ぶと
    急に絵が死んでしまうことが
    今まで何度もあって

    きっと正解は
    たくさん引いた線のなかの
    どれかにあるし
    その正解は自分にしか分からなくて

    あぁ、これが
    手数なのかなぁとも思ったり
    勢いの中に何かがあるのかなぁとも思ったり

    ほんの1ミリ
    ほんの数コンマ

    選び損ねたり
    正しく選択できたり

    恐らく正解のひとつには
    公式のような計算された正解もあれば
    感覚みたいなものもあります

    心地よい線が出来た時は
    未完のようなものでも
    そこに大事なことが集約されているような
    そんな気持にもなります

    生きる選択を
    命が宿る選択を
    どうしたら選べるか
    そういう息をこらすような
    ギリギリの制作をできる時間を
    きちんと持てる様にします

     

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    【告知】『渡邊春菜×くまたにたかしイラスト展 』
    2016.7.31sunー8.21sun 13:00〜21:00 
    火曜休 石川県山代温泉@Gallery PANNONICA 
    http://pannonica.aikotoba.jp/
     

     

    ☆いろ葉のショップ(実店舗)アトリエができました!
    岐阜県可児市下恵土5505 レストランものがたり内
    OPEN 11:00〜18:00/不定休 (HP営業スケジュールご確認ください)
    http://www.synka.jp/shop_iroha/

    12


    しばらく展示はお休みです。
    制作続け、しっかりとした展示をいたします。

     

    ■ゆるーく夫婦LINEスタンプを作りました
    よかったら使ってください

    https://store.line.me/stickershop/product/1224133/ja


    ■Creative community GNU(ヌー)
    http://www.synka.jp/GNU_jyoshin/


    ■光の演出はいかがですか?
    Light Paint


    ■askを始めました。
    http://ask.fm/watanabe_haruna
    ここに質問やご相談を書込んでいただければ
    だいたいお答えできると思います。


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  • 公開アトリエ終了しました!

     

    Nijisukeさんとくまたにとの
    公開制作が無事終了いたしました

    しばらく展示も休んでいたので
    あぁ、作家として見てもらえるのは
    本当にありがたいなぁと
    個人的には非常に嬉しい二日間でした

    時々おしゃべりをしながら
    ずっと集中して作品を作り続けました
    終わったらぐったりしてしまうくらい
    ずっとずっとやっていたのですが

    大事な時間だなぁとおもうのです

    作家活動をしていると
    「制作だけ」の時間をとるのが
    とても難しくなってくる
    本来はそれが一番必要なのに

    だからこそこうやって
    誰かに見てもらいながらでも
    集中する時間を持つ事
    「またやりましょう」と約束
    私達は、作っている時間の中にも
    確かに生きているのです

    「見て頂く」ことも
    私達が普段どんなふうに作っているのかというのを
    体感していただくのも
    非常に有益なプロモーションだなぁとも感じました

    栄養の高い時間でした

    お忙しい中
    遠方から参加してくださったNijisukeさん、
    お越し頂いたみなさま
    blankaさんに
    心からお礼申し上げます

    また機会を設けて実施したいです


    絵は、彩色した新作「スローヴ」
     

     

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  • 公開アトリエ1日目

     

    1日目の公開アトリエ終了しました!

    ライブペイントとはまた違う
    お客さんの前で
    じっくりと作品を作るという企画なので
    パフォーマンスというよりは
    いつも通りに近い姿を
    みなさんにお見せする
    貴重な機会になって
    3人とも楽しめています(と思ってます)

    NiJi$uKeさんとは
    ほとんど一緒に過ごすのは初めてなので
    いろんな会話をしたり
    お互いに質問しあったりしながら
    作家あるあるなお話なども交えた
    まるで学校での制作活動のような
    空間になっています

    お客さんも、椅子をご用意しているので
    かなり長時間見ていただいたり
    いろいろ会話をしながらだったりして
    こういうじっくりとした
    対話型の展示も非常に未来に希望を感じたというか
    今後もっとたくさんやりたいなぁと感じました

    さて、2日目は17時までの開催ですので
    お気をつけください

    みなさんのお越しをお待ちしております
    カフェも併設しておりますので
    ゆっくりじっくり過ごしていただけると嬉しいです

    ■くまたにたかし、渡邊 春菜、NiJiSuKeによる
    公開アトリエ 
    「作家たちの部屋」
    8/13(土)・14(日) 
    @GALLERY blanka
    http://www.blanka.co.jp/

     

     

     

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    http://pannonica.aikotoba.jp/
     

     


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    公開アトリエ 
    「作家たちの部屋」
    8/13(土)・14(日) 
    @GALLERY blanka
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    http://www.synka.jp/shop_iroha/

    12


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  • 北海道いってきました!


    北海道
    初めて行って来ました

    初めて、夫婦で仕事抜きで旅行しました

    広い景色
    とにかく広い景色です
    日本に、こんな景色があるなんて
    って思えるくらい
    素敵でした

    北海道は、主人の希望の浜中町での
    ルパンフェスの参加を叶える為の旅行だったのですが
    その後は

    釧路→十勝→富良野という具合に
    のどかなところばかりをチョイスしてきました
    釧路は湿原が霧の中ですごくて
    十勝は景色がただただ広くて
    富良野は品がありました

    どこもいちいち感動したけれど、
    印象深いのは最初の霧多布と富良野の景色

    富良野、美瑛は行きたい場所がたくさんあったので、
    とにかくなるべくたくさん行こう!ってことで
    セブンスターの木やパッチワークの丘を見たり
    四季彩の丘に行ったりしたのですが、
    青い池は本当にすごかった…
    霧も出ていた分、夢の中みたいに幻想的でした

    写真じゃうまく伝えられないけど

    良い旅でした

    ほわーって何回も言った気がします

    また機会を作って
    北海道行きたいです
    というか
    いろんなとこ、二人でいけたらいいなと
    私はそう思っています

    この後は怒濤の予定が続くので
    がんばって良い日々にします
    よろしくおねがいします!

    一番印象的だった霧多布(きりたっぷ)岬の写真を
    アップします
     

     

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