1万8000人の登録クリエイターからお気に入りの作家を検索することができます。
WORKS
プロダクト・立体 > 家具
9
View3
Fav1
Comment「可動するかべ」動く造作家具を開発。耐震性のある安全で快適な暮らしを実現させる為地震に強いオリジナルフレームユニットを独自開発。パネルとパーツをモジュール化、さらに移設可能な仕組みにより多様化する暮らし方に柔軟に対応するロングライフ化にも貢献できるように設計した。無駄なコストやCO2削減するプロダクトを開発を実現した。
デザインのポイント
1. レベルレスで地震に強い金物フレームユニットを独自開発し、安全性とデザイン性を両立
2. 多様な設に組み換えられるパーツで、ライフステージと共に変化できる「動く造作家具」を設計
3. サスティナブルな建材を採用し、無駄なコストやCO2を削減することができる製品をデザインした
デザインが生まれた理由/背景
日本は地震大国と言われるほど、地震が多く発生しており、地震による置き家具の下敷きの被害や転落が問題になっています。被害を最小限に抑えるためには、海外のように造作家具が今よりも浸透するべきだと考えます。多くの場合、造作家具は専門の取り付け職人がいないと設置が難しいのも現状です。住まいの環境の多様化も進み、レイアウトの変化の度に廃棄されることを少しでも回避する組み換え可能でフレキシブルに設ることができるものが求められています。現在、世界中が地球温暖化による環境問題にクローズアップし、CO2削減に貢献できるモノづくりが必須であると考えられています。これらの状況を踏まえ、地震に対する家具の安全性、多様化する暮らし方に柔軟に対応可能且つ、環境に配慮した動く造作家具の開発に取り組みました。
デザインを実現した経緯とその成果
地震に対する家具の安全性を確保しつつ、ライフステージの変化や住宅のロングライフ化にも貢献できるように新たにオリジナル金物の開発に掛かりました。造作家具職人でなくても設置ができる仕組みにするために、職人でも難しいとされるレベル出しが上下のアジャスターで簡単に調整が行えるオリジナルフレームユニットを開発しました。支柱になる部材とすじかいになる三角形の部材に貫材を組み合わせたフレーム構造にしたことで、水平・垂直と強度が増し、耐震性のある、安全で快適な暮らしを実現させました。また、CO2削減に貢献でき、環境にも配慮した製品開発を目指すため、サスティナブルな素材として、再生可能なパーチクルボードを採用しました。耐震性だけでなく、移設可能な仕組みにしたことで多様化する暮らし方に柔軟に対応し、ロングライフ化にも貢献できます。
オリジナルフレームユニットについて
オリジナルフレームユニットというのは、バックボードを支えるフレームユニットです。
支柱になる部材とすじかいになる三角形の部材に貫材を組み合わせた独自の構造を新たに開発。
支柱はアルミの角パイプで軽量化を測り、組み立てやすくしています。工場で専用機械によって組み立て用の下穴を加工することで、フレームの精度を追求しました。
この支柱にすじかいの役割となる三角形の部材 (オリジナルコーナー補強)を設置することで、フレーム構造となり一体化。水平・垂直と強度を出し、揺れに強く耐震性を実現。なお且つ、職人でも難しいとされるレベル出しがこのフレーム構造により、上下のアジャスターでレベル調整が簡単に行えます。さらに、本来はボードに金物を取り付ける作業を必要とするのですが、この商品はその工程を省き、設置時の作業工程が少ない構造になっています。造作家具専門職人ではなくてもインパクトを扱えるDIY上級者であれば、複雑な工程を必要とすることなく取り付けが簡単にできます。
このオリジナルフレームユニットを使うことで、天井と床があれば設置できるため壁
面を傷つけることなく設置ができ、住まいの変化に合わせて移設可能です。
もしも一部材が劣化してしまったとしても、その箇所だけを取り替えれば長く使うことができ、住宅のロングライフ化にも貢献できます。
フレーム側とボード側に引掛金物がそれぞれにあり、柱側にボードを引っ掛ける形で組み合わせて設置します。予めボード裏に取付金物が工場出荷時から設置されている上、モジュール化したことにより、各パーツは共通化され且つ軽量で工具レスで組み換え可能なので造作家具専門職人ではなくても女性を含めたユーザーが自ら組み替えることができるユニバーサルな視点も盛り込みました。高さもフリーに設定できるので、住まいに合わせた仕切り方をフレキシブルに設えることが出来ます。
オリジナル金物にスリット柱を一体化させたことで、パネルの内側に収まりシンプルなデザインを実現し
ました。
パーチクルボード 表面材低圧メラミン アルミニウム 再生可能な素材
W300~900×H1800~2600×D350~500
2015年1月~2022年10月
造作家具の工務店「0556style」のセカンドライン「Case of storage」造作家具の商品
動く造作家具 可動する、かべ。「Parete」
by 心映(ちえ)
「可動するかべ」動く造作家具を開発。耐震性のある安全で快適な暮らしを実現させる為地震に強いオリジナルフレームユニットを独自開発。パネルとパーツをモジュール化、さらに移設可能な仕組みにより多様化する暮らし方に柔軟に対応するロングライフ化にも貢献できるように設計した。無駄なコストやCO2削減するプロダクトを開発を実現した。
デザインのポイント
1. レベルレスで地震に強い金物フレームユニットを独自開発し、安全性とデザイン性を両立
2. 多様な設に組み換えられるパーツで、ライフステージと共に変化できる「動く造作家具」を設計
3. サスティナブルな建材を採用し、無駄なコストやCO2を削減することができる製品をデザインした
デザインが生まれた理由/背景
日本は地震大国と言われるほど、地震が多く発生しており、地震による置き家具の下敷きの被害や転落が問題になっています。被害を最小限に抑えるためには、海外のように造作家具が今よりも浸透するべきだと考えます。多くの場合、造作家具は専門の取り付け職人がいないと設置が難しいのも現状です。住まいの環境の多様化も進み、レイアウトの変化の度に廃棄されることを少しでも回避する組み換え可能でフレキシブルに設ることができるものが求められています。現在、世界中が地球温暖化による環境問題にクローズアップし、CO2削減に貢献できるモノづくりが必須であると考えられています。これらの状況を踏まえ、地震に対する家具の安全性、多様化する暮らし方に柔軟に対応可能且つ、環境に配慮した動く造作家具の開発に取り組みました。
デザインを実現した経緯とその成果
地震に対する家具の安全性を確保しつつ、ライフステージの変化や住宅のロングライフ化にも貢献できるように新たにオリジナル金物の開発に掛かりました。造作家具職人でなくても設置ができる仕組みにするために、職人でも難しいとされるレベル出しが上下のアジャスターで簡単に調整が行えるオリジナルフレームユニットを開発しました。支柱になる部材とすじかいになる三角形の部材に貫材を組み合わせたフレーム構造にしたことで、水平・垂直と強度が増し、耐震性のある、安全で快適な暮らしを実現させました。また、CO2削減に貢献でき、環境にも配慮した製品開発を目指すため、サスティナブルな素材として、再生可能なパーチクルボードを採用しました。耐震性だけでなく、移設可能な仕組みにしたことで多様化する暮らし方に柔軟に対応し、ロングライフ化にも貢献できます。
オリジナルフレームユニットについて
オリジナルフレームユニットというのは、バックボードを支えるフレームユニットです。
支柱になる部材とすじかいになる三角形の部材に貫材を組み合わせた独自の構造を新たに開発。
支柱はアルミの角パイプで軽量化を測り、組み立てやすくしています。工場で専用機械によって組み立て用の下穴を加工することで、フレームの精度を追求しました。
この支柱にすじかいの役割となる三角形の部材 (オリジナルコーナー補強)を設置することで、フレーム構造となり一体化。水平・垂直と強度を出し、揺れに強く耐震性を実現。なお且つ、職人でも難しいとされるレベル出しがこのフレーム構造により、上下のアジャスターでレベル調整が簡単に行えます。さらに、本来はボードに金物を取り付ける作業を必要とするのですが、この商品はその工程を省き、設置時の作業工程が少ない構造になっています。造作家具専門職人ではなくてもインパクトを扱えるDIY上級者であれば、複雑な工程を必要とすることなく取り付けが簡単にできます。
このオリジナルフレームユニットを使うことで、天井と床があれば設置できるため壁
面を傷つけることなく設置ができ、住まいの変化に合わせて移設可能です。
もしも一部材が劣化してしまったとしても、その箇所だけを取り替えれば長く使うことができ、住宅のロングライフ化にも貢献できます。
フレーム側とボード側に引掛金物がそれぞれにあり、柱側にボードを引っ掛ける形で組み合わせて設置します。予めボード裏に取付金物が工場出荷時から設置されている上、モジュール化したことにより、各パーツは共通化され且つ軽量で工具レスで組み換え可能なので造作家具専門職人ではなくても女性を含めたユーザーが自ら組み替えることができるユニバーサルな視点も盛り込みました。高さもフリーに設定できるので、住まいに合わせた仕切り方をフレキシブルに設えることが出来ます。
オリジナル金物にスリット柱を一体化させたことで、パネルの内側に収まりシンプルなデザインを実現し
ました。
パーチクルボード 表面材低圧メラミン アルミニウム 再生可能な素材
W300~900×H1800~2600×D350~500
2015年1月~2022年10月
造作家具の工務店「0556style」のセカンドライン「Case of storage」造作家具の商品
published : 2023/07/19