クシキノアイラ

イラストレーター

7

神奈川県海老名市

0

http://foodpia.geocities.jp/o1c029/index
social
  • 3

    Fav 0
  • 9

    View 136,279
  • p

    Works 76

クシキノアイラ

m
r

クシキノアイラ

イラストレーター

  • 3

    Fav 0
  • 9

    View 136,279
  • p

    Works 76
  • 玄関に豚の切絵

    2008/06/23

    制作

    5月から住み始めた家は、築20年はあろう建売住宅である。
    玄関は、昭和の日本家屋に代表的な、「ガラガラ」とあける引き戸。
    その上に、透明なガラスがはまっている。
    大きさはA4番の紙が3枚程度のものが横に2列並んでいる。

    このため、玄関の明かりをつけると、通りに明かりがもれてしまう。
    玄関も外から丸見えになるため、何か覆いを当てようということになった。

    外からも中からも光が洩れるはめ殺しの窓なので、
    できればステンドグラスみたいなものが良い。
    そういった理由で、切絵を制作することにした。

    鹿児島なので、安易に黒豚モチーフを思いついた。
    てばやく下書きをし、ピンクの画用紙をカッターで切りぬいて行く。
    音楽をかけながら終日作業。
    A4画用紙3枚分。結局9時間近くかかった。

    裏には色のついたセロファンを貼った。
    ところが、セロファンが余りものしかない。
    赤青黄色、緑色。つぎはぎになってしまった。

    仕事から帰宅した夫は、
    つぎはぎのステンドグラス風切絵を見て、少々がっかりした様子。

    翌朝外から切絵を貼った玄関を見てみると、
    つぎはぎは意外と見苦しくはなかった。

    ところが所詮はセロファン。
    昼夜の寒暖差によるガラスの結露で、切絵はメロメロによれてしまった。

    最近はよれぐあいも落ち着き、まあまあ見られる状態になっている。

    Comment

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • ねこ歌舞伎『歯痛の病』アップ

    2008/05/28

    作品更新

    実に久々の更新です。
    以前、お友達が同人誌を出版するとのことで、
    描かせて頂きました。
    テーマは『夜』

    ある蒸し暑い夏の夜、呉服屋にゃろ代が
    歯痛のために、へがんを呼び出す。
    というところから始まるこの話、
    題名の通り、歌舞伎をイメージして創作しましたが、
    突っ込まれると設定が危ういです。
    登場人物は実家の猫様方です。

    次も一応考案中ですので、
    もしかしたらまたこのキャストで
    皆様のお目にかかれるかもしれません。

    Comment

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • おいでおいで

    鹿児島は早植えの米が収穫間近。
    田んぼと田んぼの間を通ると、
    頭を垂れた稲穂が風にゆれ、
    「おいでおいで」と誘っている。

    田んぼの隅には、南九州ならではの石仏が。
    昼下がり、たのかんさぁは金色の田んぼを見つめている。

    神が住まうこの土地はとても美しいと思う。

    Comment

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • 温故知新

    ミケランジェロ作で有名なシスティナ礼拝堂の壁画は、
    ある時期ごとに修復されていた。
    しかしそれは、退色した部分を新たに着色して行く
    と言うものだった。
    近年行われた修復作業では、十数年という年月をかけ、
    少しずつ壁画を洗ってゆくという手法を用いたと聞く。

    その結果、煤けていた壁画は、
    汚れの下から鮮やかな色を示したのである。

    壁画が製作された当時、これ程鮮やかな色であったのかは
    現代人には分からない。
    ただ、古くからあるものに対して、
    常に新しい手法のみを用いることが最適であるとはいえない
    と思う。
    現に、壁画という歴史の積み重ねの基には、
    鮮やかな色が隠されていたのだから。

    世代交代をしても、本当に美しいものは色あせないのかも
    知れないと思った。

    Comment

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • ただれた空

    夕暮れ時、垂水港にて空を見上げると、
    うろこ雲が朱と金に染まっていた。

    まるで、剥がれかけた かさぶたか
    治りかけの火傷のようだと思った。

    Comment

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
k
k