keita

m
r

keita

北九州市立大学

  • 3

    Fav 0
  • 9

    View 50,014
  • p

    Works 13

WORKS

空間・建築・インテリア > 建築

underground

9

View
593

3

Fav
0

1

Comment
0
  • C
    作品を拡大
  • B
    作品一覧

Other Works

jシェア

underground

by keita

  • iコンセプト

    敷地の設定:この住宅の建っている敷地は、夏に、都会の猛暑から逃れ涼を求める人々が車を長い時間走らせ辿り着く小さな森の中です。近くには小魚の遊ぶ清らかな小川があり、そこから聞こえてくるせせらぎや涼風に踊る木々のささやきを感じることのできる場所にひっそりと建っています。
    マングローブの根:マングローブの根は、水の中に暮らす生物たちの住処となっています。それと同じように、この住宅も、ガラスの箱を木の根をモチーフとしたフレームで包み込むことによって、まるでマングローブの根に包み込まれ、外の世界から守られているような、安心感の出る雰囲気になるようにしています。また、小さな森の中にこの住宅は建っているので、周りの景色にも溶け込めるファサードというコンセプトを兼ねたものとなっています。室内は、根と根の間から太陽の光が射し込んできて、床には様々な形の影が落ち、真夏の日中の木の下にある心地よさを感じることができるでしょう。また、フレームに木材を使うことにより根というイメージにリアリティを持たせることができ、さらに、木材特有の暖かみや、柔らかさ、優しさなどを家の中にいて感じることができます。
    住宅システム:1,000m3(20m×10m×5m)の空気量をガラスで閉じこめます。それを木の根をモチーフにしたフレームで包み込み、まるで植物の根が住宅を優しく覆い、大地にしっかりと根ざした様子がファサードに表現されるように設計しました。この住宅に使用される木材の寸法は木の根を連想できるように、4種類(600×600mm・300×300mm・150×150mm・10×10mm)の太さの違う角材を使い、それらを交錯させることにより、できうる限り自然のイメージに近づけるために規則性を消失させるように努めました。また、自然に存在する植物の各部位には何かしらの機能があり、これらの角材にもそれぞれ600×600mmは柱、300×300mmは梁及び斜材、150×150mmは斜材、10×10mmはメッシュ(採光の調節機能)というふうに設定しました。
    室内は1F床を含め、すべてガラス張りとし、周りに張り巡らされている木の根をイメージしたフレームがどの角度からでも観ることができるようにしました。

  • i環境・素材

    MacOS10、Vectorworks、Photoshop、Shade

  • i実寸サイズ

    A2×1

  • iコメント

    シェルター学生設計競技2004出展作品

  • iライセンス

    設定しない

1

Comment

  • FAVをして作品の感想・コメントを残しましょう

    3
    FAV

jこのページをシェア

underground

by keita

  • iコンセプト

    敷地の設定:この住宅の建っている敷地は、夏に、都会の猛暑から逃れ涼を求める人々が車を長い時間走らせ辿り着く小さな森の中です。近くには小魚の遊ぶ清らかな小川があり、そこから聞こえてくるせせらぎや涼風に踊る木々のささやきを感じることのできる場所にひっそりと建っています。
    マングローブの根:マングローブの根は、水の中に暮らす生物たちの住処となっています。それと同じように、この住宅も、ガラスの箱を木の根をモチーフとしたフレームで包み込むことによって、まるでマングローブの根に包み込まれ、外の世界から守られているような、安心感の出る雰囲気になるようにしています。また、小さな森の中にこの住宅は建っているので、周りの景色にも溶け込めるファサードというコンセプトを兼ねたものとなっています。室内は、根と根の間から太陽の光が射し込んできて、床には様々な形の影が落ち、真夏の日中の木の下にある心地よさを感じることができるでしょう。また、フレームに木材を使うことにより根というイメージにリアリティを持たせることができ、さらに、木材特有の暖かみや、柔らかさ、優しさなどを家の中にいて感じることができます。
    住宅システム:1,000m3(20m×10m×5m)の空気量をガラスで閉じこめます。それを木の根をモチーフにしたフレームで包み込み、まるで植物の根が住宅を優しく覆い、大地にしっかりと根ざした様子がファサードに表現されるように設計しました。この住宅に使用される木材の寸法は木の根を連想できるように、4種類(600×600mm・300×300mm・150×150mm・10×10mm)の太さの違う角材を使い、それらを交錯させることにより、できうる限り自然のイメージに近づけるために規則性を消失させるように努めました。また、自然に存在する植物の各部位には何かしらの機能があり、これらの角材にもそれぞれ600×600mmは柱、300×300mmは梁及び斜材、150×150mmは斜材、10×10mmはメッシュ(採光の調節機能)というふうに設定しました。
    室内は1F床を含め、すべてガラス張りとし、周りに張り巡らされている木の根をイメージしたフレームがどの角度からでも観ることができるようにしました。

  • i環境・素材

    MacOS10、Vectorworks、Photoshop、Shade

  • i実寸サイズ

    A2×1

  • iコメント

    シェルター学生設計競技2004出展作品

  • iライセンス

    設定しない

published : 2005/03/11

閉じる
k
k