keita

m
r

keita

北九州市立大学

  • 3

    Fav 0
  • 9

    View 49,198
  • p

    Works 13

WORKS

空間・建築・インテリア > 建築

Magnet Block

9

View
629

3

Fav
0

1

Comment
0
  • C
    作品を拡大
  • B
    作品一覧

Other Works

jシェア

Magnet Block

by keita

  • iコンセプト

     ガラスという素材を考えた時に、透明性・壊れやすい・中性的・はかないなどの弱々しいイメージがつきまとう。これがガラスの長所でもあり欠点になるかもしれない。
     ここでもう一度応募要項を読見上げてみると「柔らかいガラス質の空間に住まう」とは、日常的に活動する人間のタイムサイクルのなかに、ガラス質を効果的に使って快適なプライベート空間を確保することである。またその空間は安らぎを与える身体化された空間であればよい。と記述されている。
     プライベート空間を確保するためにはガラスのイメージを逆転させる必要がある。
    キーワードとなるのは堅固さ・重厚さ・固定である。ただしここでいう重厚さとは見た目ではなくあくまで精神的なものである。
     具体的な案としては3typeのキュービックなガラスのプロダクトを磁石で組み合わせていくことによって空間を形成していくというものでる。磁石という素材に着目したのは強力な引きつけ合う力を持ちながら、その施工性の良さである。また簡単に再利用可能で使い回しがきくという利点もある。つまり容易に作ることができるが容易に解体することはできない。しかしいざ本気で解体しようと思えば男性2人くらいで解体できてしまう。接合部は磁石なのだから。またこのプロダクトは単純であれば単純なほどい。単純であればあるほど人々の思考は設計者の意図を超えてさらなる飛躍を遂げていくだろう。そして効率的に量産された日本の建物を内から一変させていくに違いない。ガラスと磁石。この二つの素材がお互いの短所を打ち消しお互いの長所をさらに伸ばしていくはずである。なぜ3typeかというと 立方体の1つのキューブでは多様な形が作れないからである(真ん中に穴を開けるなど)。つまり構造上の問題である。磁石だけではガラスの重さを支えることはできず常にキューブが密に詰まった形しか作ることができない。しかし3type作ることによりバリエーションの幅が広がりかつ構造上の問題も同時にクリアーすることができた。

  • i環境・素材

    MacOS10.39,Vectorworks,Photoshope,CINEMA4D

  • i実寸サイズ

    A1

  • i製作期間

    3週間

  • iコメント

    第12回空間デザインコンペティション出展作品

  • iライセンス

    設定しない

1

Comment

  • FAVをして作品の感想・コメントを残しましょう

    3
    FAV

jこのページをシェア

Magnet Block

by keita

  • iコンセプト

     ガラスという素材を考えた時に、透明性・壊れやすい・中性的・はかないなどの弱々しいイメージがつきまとう。これがガラスの長所でもあり欠点になるかもしれない。
     ここでもう一度応募要項を読見上げてみると「柔らかいガラス質の空間に住まう」とは、日常的に活動する人間のタイムサイクルのなかに、ガラス質を効果的に使って快適なプライベート空間を確保することである。またその空間は安らぎを与える身体化された空間であればよい。と記述されている。
     プライベート空間を確保するためにはガラスのイメージを逆転させる必要がある。
    キーワードとなるのは堅固さ・重厚さ・固定である。ただしここでいう重厚さとは見た目ではなくあくまで精神的なものである。
     具体的な案としては3typeのキュービックなガラスのプロダクトを磁石で組み合わせていくことによって空間を形成していくというものでる。磁石という素材に着目したのは強力な引きつけ合う力を持ちながら、その施工性の良さである。また簡単に再利用可能で使い回しがきくという利点もある。つまり容易に作ることができるが容易に解体することはできない。しかしいざ本気で解体しようと思えば男性2人くらいで解体できてしまう。接合部は磁石なのだから。またこのプロダクトは単純であれば単純なほどい。単純であればあるほど人々の思考は設計者の意図を超えてさらなる飛躍を遂げていくだろう。そして効率的に量産された日本の建物を内から一変させていくに違いない。ガラスと磁石。この二つの素材がお互いの短所を打ち消しお互いの長所をさらに伸ばしていくはずである。なぜ3typeかというと 立方体の1つのキューブでは多様な形が作れないからである(真ん中に穴を開けるなど)。つまり構造上の問題である。磁石だけではガラスの重さを支えることはできず常にキューブが密に詰まった形しか作ることができない。しかし3type作ることによりバリエーションの幅が広がりかつ構造上の問題も同時にクリアーすることができた。

  • i環境・素材

    MacOS10.39,Vectorworks,Photoshope,CINEMA4D

  • i実寸サイズ

    A1

  • i製作期間

    3週間

  • iコメント

    第12回空間デザインコンペティション出展作品

  • iライセンス

    設定しない

published : 2005/09/02

閉じる
k
k