臼村さおり ~世界はつぶでできている~

m
r

臼村さおり ~世界はつぶでできている~

画家

  • 3

    Fav 17
  • 9

    View 99,674
  • p

    Works 182

WORKS

イラストレーション > その他

つぶつぶ象の夢

9

View
441

3

Fav
1

1

Comment
0
  • C
    作品を拡大
  • B
    作品一覧

Other Works

jシェア

つぶつぶ象の夢

by 臼村さおり ~世界はつぶでできている~

  • iコンセプト

    象は実物にはあまり縁がないのですが
    占いのときに比喩として象の話をよくさせていただきます。

    サーカスの象はなぜ、杭を抜かないかご存知ですか?
    大きな体に小さな杭、抜こうと思えば抜ける気がしませんか?
    それは小さいときから抜こうとして抜けなかったので
    もうその杭は抜けないと思い込んでいるからです。
    また綱の範囲でも快適というのもあるのでしょう。
    でも子どもの頃には力がなくて抜けなかったその杭も、
    大人になったいまのタイミングなら本当は抜けるのかもしれません。

    というお話をさせていただくことがございます。

    そして、この話には続きが。

    タイではかつて大津波がありました。2004年のスマトラ島沖地震のときです。
    そのとき、観光客にサービスを提供する役割だった象が杭につながれていました。
    津波の危険を察知した象は、逃げるべく杭を抜いたそうです。
    ひとりでは逃げずに、観光客を鼻で抱えて逃げた。

    あたしの美学です。そして
    ご縁があった方には、杭を抜くときは、ぜひそういう太っ腹な道を選んでほしい

    という願いから話す、この続きのお話。
    絵でも表現したいとおもいました。ご高覧いただけましたら、幸甚です。

  • i環境・素材

    羅紗紙(漆黒)、ボールペン Jet black flock paper, base ball-point pen

  • i実寸サイズ

    788mm×1091mm

  • i製作期間

    2017年

  • iタグ

    ボールペン 津波
  • iコメント

    ペンの色は金です。2017年10月、アートコンフューズ展@東京芸術劇場で初展示しました。

  • iライセンス

    設定しない

1

Comment

  • FAVをして作品の感想・コメントを残しましょう

    3
    FAV

jこのページをシェア

つぶつぶ象の夢

by 臼村さおり ~世界はつぶでできている~

  • iコンセプト

    象は実物にはあまり縁がないのですが
    占いのときに比喩として象の話をよくさせていただきます。

    サーカスの象はなぜ、杭を抜かないかご存知ですか?
    大きな体に小さな杭、抜こうと思えば抜ける気がしませんか?
    それは小さいときから抜こうとして抜けなかったので
    もうその杭は抜けないと思い込んでいるからです。
    また綱の範囲でも快適というのもあるのでしょう。
    でも子どもの頃には力がなくて抜けなかったその杭も、
    大人になったいまのタイミングなら本当は抜けるのかもしれません。

    というお話をさせていただくことがございます。

    そして、この話には続きが。

    タイではかつて大津波がありました。2004年のスマトラ島沖地震のときです。
    そのとき、観光客にサービスを提供する役割だった象が杭につながれていました。
    津波の危険を察知した象は、逃げるべく杭を抜いたそうです。
    ひとりでは逃げずに、観光客を鼻で抱えて逃げた。

    あたしの美学です。そして
    ご縁があった方には、杭を抜くときは、ぜひそういう太っ腹な道を選んでほしい

    という願いから話す、この続きのお話。
    絵でも表現したいとおもいました。ご高覧いただけましたら、幸甚です。

  • i環境・素材

    羅紗紙(漆黒)、ボールペン Jet black flock paper, base ball-point pen

  • i実寸サイズ

    788mm×1091mm

  • i製作期間

    2017年

  • iタグ

    ボールペン 津波
  • iコメント

    ペンの色は金です。2017年10月、アートコンフューズ展@東京芸術劇場で初展示しました。

  • iライセンス

    設定しない

published : 2017/11/08

閉じる
k
k