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2011/03/31
オークランドに着いて2日目を迎えました。
ツアーに参加しない私は、オークランドの街を1人歩きしました。
朝の7時に起きて、昨日の晩ご飯に残したピザを食べながら(朝からヘビー;)のんびりテレビを見て、9時ちょっと過ぎに出発です。
テレビでやっていた地元のラグビー試合をついつい見入ってしまって、気づいたら2時間経ってました。。。
さぁ出発!
よし出発!
地図も持ったし、携帯電話もお財布もメモ帳もペンもばっちり持ったし!
ホテルを出て、最初に目指すのはHarbourside!
たしかさっき確認した地図だとこっちのはず!
うきうきフンフン♪
移民の多いこの国では、日本人の私でもするりと街に溶け込むことができてすっかりうきうきモードです。
ぐんぐん歩いて、途中で素敵なポストカードを見つけてうきうき購入。
さぁ、まだまだ歩くよ。このまままっすぐよね!
このまままっすぐ・・・
このまま、まっすぐ・・・?
なんだか心配になって、近くにあったバスの地図を見てもイマイチ自信が沸いてこなくって、こんなときこそ母のあの言葉!
「わからなければ聞けばいいのよ。鼻の下には口があるんだから。」
あぁそうだった!
聞けばいいのよ!
あ、あのおじさまに聞いてみよう!
話しかけたらとっても優しくって丁寧な説明をしてくださって、あぁ嬉しい!
このまままっすぐで大丈夫でした。
これをきっかけに、なぜだか自分の直感に自信が出てきて、前よりもぐんぐん進む私。
なんて単純なんでしょうね。ふふふ。
ぐんぐん進んだ先には素敵な港街!
朝の港には、フェリーを待つ人、犬の散歩をしている人にのんびり夫婦でお散歩や元気に補助つき自転車をこぐちびちゃん達とママさんパパさん、本当に時間の流れがのんびりで私もそこに加わらせていただきました。
アイス屋さんで、NZ名物のHokyPockyのアイスを食べながらエアメールをのんびり書いて、気持ちいい風を受けながらゆっくりお散歩して、さてとそろそろ博物館へ行こうかな。
あ、その前に郵便局に行ってスタンプを買ってエアメールを出さなくっちゃ!
確か、来る途中にあったはず・・・
と思いながら横断歩道を渡るとすぐに見つかりました。
中に入ってみるとびっくり!
日本では考えられないくらい並んでいました。
の上に、スタッフさんののんびりした対応にもこれまたびっくりで、でもこの国ではこれが当たり前らしくみなさんぼんやりと1列にきちんと並びながら待っています。
私も列にいそいそ参加です。
のんびりうきうき順番を待ってスタンプを買ったら、ポストへ投函!
1週間後に日本へ到着です。
なんだか不思議。
今日書いてすぐに送るのに、私が帰った頃に送った人に着くなんて。
さぁ、次はお昼ご飯を買ってバス停を探さなくっちゃ!
どこで調達しようかしら?
あ、あそこのカフェにしよう!
入ってみると、おしゃれで素敵な空間。
デニッシュも豊富♪
スタッフのお兄さんにラテとチョコレートデニッシュを頼むと・・・
「やだ。」
の一言。
え?日本語??
「えー・・と・・・」
返答に困っているともう1回
「やだ。」
の一言。
やっぱり日本語!
「うそうそ、大丈夫よー。」
本当にびっくり!
「日本語、話されるんですねー!なんだか嬉しいです。」
なんて言うと、どうやらお母さまが日本の方だとか。
どうりで。
でも、あんまりいっぱいは話せないそうです。
うきうきお昼を調達して、バス停も無事発見!
のはずが、バス停がありすぎてどれが本物なのかがわからない!(←どれも本物だよ
近くのホットドッグ屋さんのお兄さんに聞いてみると、
「たぶん、あそこのバス停から乗ってParnellで降りれば博物館に行けるよ」
とのこと。
ほっと一息一安心。
え?でもちょっと待って?
「たぶん」なの?
あぁ、「たぶん」なんだね。。。(←基本、車社会なのでバスや電車の行き先をあまり知らない人の方が多いそうです。)
とりあえず、教えてもらったバス停に行くとバスの路線図を発見。そして「Museum」も発見。
隣のおばあちゃまに聞いてみると、やっぱりオークランド博物館のこと。
ついでにどのくらい時間がかかるかを聞いてみると、
「さぁねぇ。毎日乗っているけれどわからないわ。」
・・・まぁ、乗っていれば大丈夫よね。
ぐるぐる市内を廻ってるバスだし、料金は一律だし。
なんて考えながら乗っていると、案の定、降りるバス停を1つ乗り過ごす私。
でも、「たぶんこっちに歩いていけば大丈夫」精神と、途中で出会った優しい警察官のおばさまのおかげで、すんなり博物館に行く事ができました。
博物館の周りには、本で見たとおりキレイでキラキラな芝生が広がっていて、みんなそれぞれが芝生に寝転がって各々の時間をのんびり過ごしています。
私もまたまた加わって、とってもおいしいチョコレートデニッシュにほこほこラテをいただきました。
すると、すずめちゃんたちが集まってくる・・・
集まってきて・・・集まってきて・・・
ついにはみんな仲良く1列に並んでいました(笑)
こちらのスズメちゃんは、やっぱりヨーロピアンな顔をしていて、シュッとした感じのスマート美人ちゃんなスズメちゃんです。
デニッシュの端っこをあげると(←あげても大丈夫な国です)、取れた子は嬉しそうに、取れなかった子はちょっぴりしょんぼり顔。
でもみんな、人なれしてるからジリジリ近づいてきます。
すっかりお昼を食べ終えたらいざ博物館へ!(上記写真)
中は広くってどこをどう廻っていこうか迷って、しかも迷子にもなって、うろちょろうろちょろ写真もパチリパチリいっぱい撮って1階の部分だけでも1時間かかってしまって、でもとっても楽しくって、キラキラがいっぱいでした。
1階はマオリ族の伝統やニュージーランドのデザインなど、2階は火山や海洋生物やニュージーランドの動物たちの展示、3階は戦争時代。
戦争時代は本当に生々しくて、いるだけで気が滅入ってしまうような怖さがありました。
そして!
日本の戦闘機、ZEROがいました。
奇跡的に残った3機のうちの1機だそうです。
初めて見た本物の戦闘機。
どきどきしました。
そして、この戦闘機の中には悲しさも残っているのだと感じました。
図書室にはたくさんの本!
そして、日本の刀や鉄砲、槍、甲冑も展示してありました。
日本の博物館と違い、ガラスブースに入っていない展示物は触っても怒られないそうです。
現に、結構な人たちが触ったりしていました。
うーん、日本では確実に怒られてることよね・・・
ここぞとばかりに触ってきました(笑)
博物館の後は、敷地内の中にある温室「Winter Garden」に行ってさまざまな植物を見て、広い広い緑のいっぱいな「Auckland Dmain」を突っ切って、「Arbert Park」も突っ切って、オークランド美術館に行きました。
美術館の新館はまだ工事中だったので、旧館の方のみ入ることができました。(博物館と同じく、無料でした)
中は、油絵の他に、現代アートがたっぷり!
日本人にはない感性の作品がたっぷりで、刺激的で感動で、次の展示作品に取り入れてみたい展示方法も見つけることも出来ました。
こちらは残念なことに、写真は撮ることができませんでした。うぅ、しょんぼり・・・
その後、カフェでコーヒーをのんびり飲んで、アオテアセンターで展示準備をしているOさん夫妻とRさんのところへ合流。
昨日、アニメーションスクールで会ったマイクとアシュリーもいました。
私もちょっぴりお手伝い♪
その甲斐あってか、昨日はあんまりお話しする時間がなかったマイクとアシュリーと、いっぱいおしゃべりすることが出来ました!
楽しかったですー^^
2人ともとってもユニークで、発想がすごくって、話していてとっても刺激的でした!
展示参加者のイラストレーターさんで、個人でいらしたNさんともお会いできました。
なんと、自分1人で来ただけでなく、レンタカーを借りて1人でロトルアなどの観光地をまわったそうです。
す、すごすぎです!
レンタカーで海外をブンブンドライブ。
憧れます!
展示準備は夜の7時過ぎまでかかりました。
ツアーに参加していた3人の帰りが予定より遅くなってしまうので、晩ご飯は一緒に食べれないかもだったのですが、準備が終わったのが8時近くまでかかってしまったので、みんなで食べることが出来ました。
晩ご飯はラムシャンク!
骨付きのラムです!
でも臭みはあまりなくって、おいしく全部ぺろりと平らげてしまった私。
自分で思っていたよりも、お腹が空いていたようです。ふふふ。
明日はついに展示1日目!
そんな1日目に、痛々しい事件が!!
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