齊藤千尋

美術作家

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神奈川県横須賀市
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    Works 23

齊藤千尋

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齊藤千尋

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  • スコール

    なんだかスコールや雨がやたら多くて、持ってきた本を読んでゆっくりしている。旅の定番の深夜特急。空港でまだ読んでない巻を買い足してよかった。読みすぎてボロボロ。香港編を読んでいたら、関係ないが台北に滞在したくなった。来年行くか。インドやペナンもよい。

  • 世界ふれあい街歩き

    バティックストリートをうろうろしていると、10人に1人の割合で物乞いがいる。軽く首を振ると諦めて立ち去る人もいれば、ずっと動かない人もいる。両足がなくて地を這う人もいる。体の一部が不自由な人は楽器を上手に弾いているし、陽気なギター弾きたちに捕まると、ぴったりくっついて来て離れない。平和な国に暮らしている私は、今だけこの非日常に胸を痛めていれば済むが、これが彼らの日常なのだと思うと居た堪れない。

  • 買った物たち

    蚊は危ないです。デング熱にかかります。

  • HERO、HERO〜

    水を大量買いするのにHEROへ。HEROは大型のスーパーマーケット。しかしここへ入るにはセキュリティーチェックがある。前に自爆テロがあり、こういう富裕層と外国人の出入りする施設が狙われた。インドネシアは貧富の差が非常に激しい。こういう施設には貧しい人々は入れず、外に出た瞬間待っていた客引きやタバコ売りに囲まれる。私は食料なんかはもっと安くて、税金のかからないマーケットで買うが、水は冷たい物が飲みたい。ゲストハウスに冷房があるわけないし。汗が引くまで涼む。
    面白いのが薬売り場、ジャムーという痩せる薬や腹痛止め、精力増強薬が100円位で買える。ヘアパックは50円くらいで買った。ここのテーマソングHERO,HERO〜という歌が耳に残って離れない。

  • 子供達(と大人も)に囲まれる

    この森林を切り開いた遺跡は、霧が濃く雲のようで、まるで天空にいるかのようだ。朝になると徐々に霧が晴れ、死ぬほど暑くなる。
    朝焼け前の厳粛回廊を歩いていると、パシャパシャと音がする。見ると子供達が遺跡ではなく、私にカメラを向けている。おいで、と手招きすると次々と集まってきて撮影大会が始まった。「学校で外国人の人と写真とっておいでって言われたんだ」という子がいた。ホントかよ?と思った。欧米人の観光客いっぱいいるじゃないの。だけど子供達、本当に可愛いかった。

  • 仏教遺跡

    ツアーということで、すっかり安心しきっていたら運転手のおじさんに「じゃあ、2時間後にここに戻ってきて」と言われ解散となった。あなたガイドじゃないの?ただの運転手かよ?とごちゃごちゃ文句を言っていたら、お前は外国人だからこっち、外国人用の入り口へ連れて行かれた。観光客は値段が違うのね。
    遺跡はODAが完全に整備していて、兎に角広い。どこからが遺跡なのか分からん。地図を見ても全く分からず、物売りがしつこくて泣きそうだったら、ここまで同乗してきた現地の子達が助けてくれた。彼等は一緒に回ろうと、提案してくれた。その上、学校で学んだという仏教の話を聞かせてくれて、レリーフの解説をしてくれた。ここポルブドゥールは仏教の総本山なのだ。

  • 空飛ぶ車

    早朝5時、乗り合いの乗用車で遺跡へ。運転手はかなりぶっ飛ばしていた。どんどん車やバイクを追い越していく。体感速度は200kmか…
    同乗者は現地の男の子2人。皆で盛り上がっていて、私一人でぽつんとしてたら、なんと朝焼けの空に大きな山が!「おー!きれいだ!」と叫んだ。すると、男の子の一人が「あれはブラピ山っていうんだよ。写真とろうよ」と流暢な英語で教えてくれた。英語喋れるんかい。

  • 微妙なテイスト、ナシグドゥ

    気にいってしまい、毎日通い詰めているレセハンで、ジョグジャ名物ナシグドゥを食べた。
    んー、これはマズイ。甘いんだけど辛い、しかしタイ料理のような絶妙なバランスではなくて中途半端。しかも肉?が革のサイフを食ってるみたいに固いし、味がしない。
    テンペも注文したが、そのままドンと大量に持って来られた。仕方なくナシグドゥにまぜた。余計マズイ。他の料理は美味しいのに…
    レセハンというのは、ゴザの敷いてある屋台の事で、夜になるとみなが慌しく設置を始める。このお店は朝から開店していて、安くて美味い。
    今日の料理は大量のテンペ込みで70円弱くらい。ナシゴレンは50円しないか。コーヒーもかなり美味い。

  • プリンハルジョ市場

    ここは建物の中が巨大なマーケットになっている。1階はバティック屋。2階3階と上っていくほどマニアックになっていく。
    3階の奥からは更に別の建物へ繋がっていて、迷ったらもう2度と帰れない位、広い。
    奥に続いている建物は電気がなく、真っ暗。そこには夥しい数の祭事用の花が売られていって、芳しい香りと鮮やかな色が見事だ。お香とガラムの匂い、真っ暗な建物の中の鮮やかで眩しい花。クラクラしてしばらく身動きがとれなかった。
    それから見たことのないような南国の果物、野菜、虫や獣・・・。何処に行っても市場は必ず立ち寄る楽しい場所だ。インドネシアは格別にディープだった。

  • ホテルカルニア

    ソロスウィジャヤン通りにあるカルニアというゲストハウスに2週間程滞在する。遺跡に行く現地ツアーが沢山ある。(ただのtransportation)
    クラトン王宮が近くにあるので遊びに行くつもり。王宮にはラーマヤナ舞踏が開催する日にいく予定。

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