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Comment╋ テーマ ╋
「旅を10倍楽しく豊かにすることのデザイン」
╋ 概要 ╋
「旅」をする人々の活動を支える情報の道具あるいは環境をデザインすること。それは、出来事としての旅そのものを描くことからはじまった。そのデザインの目的は、旅を10倍楽しくそして豊かにすること。
╋ コンセプト ╋
「1つ1つの経験がポイントとして貯まり、私たちの旅を映し出す」
1.「目的地までの苦労・経験」と「目的地で過ごす」ということを意識的にリンクさせる
目的地へ行くまでに、頑張って歩いたこと、人と出会ったこと、苦労したことなどの経験を、そのお店へ行こうという意思とリンクさせることで、それら一連の行動を一つにつなげることができる。
2.「旅の始まり」の概念をもっと以前に広げる
クーポンをつくりlocusを貯めるという行為が旅先の目的地への思い入れを強くし、「旅の始まり」の概念を旅に行く前から広げることができる。
3. 旅の経過を介して、お店の人とのコミュニケーションを生む
店へ来るまでの経過(いつから貯め始めている、どんなに努力してここまで来たかなど)をツールに示すことで、お店の人との会話のきっかけをつくることに役立たせることができる。
╋ 道具の概要 ╋
「LOCUSは"LOCUS card"と"LOCUS walker"の2つから成り立っている」
■ LOCUS card
<旅前>LOCUS cardに行きたいお店や観光地のクーポンを入れる。
<旅中>LOCUS cardにlocus(ポイント)を貯めるクーポンのお店でcardを見せ、貯まったlocus(ポイント)を使う。
<旅後>ポイントを使うとカードに思い出としてスポットメモリ(店の証明)が残り、さまざまなお店や観光地のカードができる。
■ LOCUS walker
<旅前>ユーザIDを登録し、LOCUS cardをLOCUS walkerにかざし、IDを入れる。
<旅中>歩いた歩数を計り、ポイントとしてLOCUS cardに入れることができる。
「"locusポイント"の貯め方」
■ money locus [ 買い物 ]
コンビニやレストランなどでお金を使うと貯められる。
■ move locus [ 目的地までの移動 ]
電車や飛行機など交通機関で切符を買うと貯められる歩いた距離をLOCUS walkerがポイントに換算し、cardに貯められる。
■ communication locus [ 人との出会い ]
旅先で出会った人とLOCUS cardを交換し、LOCUS walkerにかざすと、相手のcardにポイントが発生する。
Macromedia Flash MX、iMovie、SoundEdit TM 16 version 2 J、Adobe Illustrator10、Adobe Photoshop6.0、7.0/Flash Player6、Internet Explorer (推奨)
800px×600px (ストーリームービー)、86mm×54mm (プロダクト1:LOCUS card)、57mm×55mm (プロダクト2:LOCUS walker)
2003.09〜2003.12 (3年次後期 情報の道具と環境:情報プロダクト)
始めは、自分の知識を蓄積していけるような新しい旅行雑誌を考え、そこから旅行計画や、旅行中に便利なナビゲーションツールを一生懸命考えようとしていた。しかし、いくら頭の中で便利なものを考えようとしても、実際、大阪での実証実験において、その案は、旅をする人間にとって、旅自体を楽しく、豊かにするものではなかった。その経験から、旅での1つ1つの経験をよりよい思い出に変えることができないだろうかというのがこのツールの誕生のきっかけであった。大阪で実際に体験してきたことを元に生まれたLOCUS。まさに活動を基盤としたデザインを私たちは身をもって痛感し、学ぶことができたのである。
LOCUS〜旅の努力や経過がポイントとして貯まり、お金の代わりとし...
by hit-me
╋ テーマ ╋
「旅を10倍楽しく豊かにすることのデザイン」
╋ 概要 ╋
「旅」をする人々の活動を支える情報の道具あるいは環境をデザインすること。それは、出来事としての旅そのものを描くことからはじまった。そのデザインの目的は、旅を10倍楽しくそして豊かにすること。
╋ コンセプト ╋
「1つ1つの経験がポイントとして貯まり、私たちの旅を映し出す」
1.「目的地までの苦労・経験」と「目的地で過ごす」ということを意識的にリンクさせる
目的地へ行くまでに、頑張って歩いたこと、人と出会ったこと、苦労したことなどの経験を、そのお店へ行こうという意思とリンクさせることで、それら一連の行動を一つにつなげることができる。
2.「旅の始まり」の概念をもっと以前に広げる
クーポンをつくりlocusを貯めるという行為が旅先の目的地への思い入れを強くし、「旅の始まり」の概念を旅に行く前から広げることができる。
3. 旅の経過を介して、お店の人とのコミュニケーションを生む
店へ来るまでの経過(いつから貯め始めている、どんなに努力してここまで来たかなど)をツールに示すことで、お店の人との会話のきっかけをつくることに役立たせることができる。
╋ 道具の概要 ╋
「LOCUSは"LOCUS card"と"LOCUS walker"の2つから成り立っている」
■ LOCUS card
<旅前>LOCUS cardに行きたいお店や観光地のクーポンを入れる。
<旅中>LOCUS cardにlocus(ポイント)を貯めるクーポンのお店でcardを見せ、貯まったlocus(ポイント)を使う。
<旅後>ポイントを使うとカードに思い出としてスポットメモリ(店の証明)が残り、さまざまなお店や観光地のカードができる。
■ LOCUS walker
<旅前>ユーザIDを登録し、LOCUS cardをLOCUS walkerにかざし、IDを入れる。
<旅中>歩いた歩数を計り、ポイントとしてLOCUS cardに入れることができる。
「"locusポイント"の貯め方」
■ money locus [ 買い物 ]
コンビニやレストランなどでお金を使うと貯められる。
■ move locus [ 目的地までの移動 ]
電車や飛行機など交通機関で切符を買うと貯められる歩いた距離をLOCUS walkerがポイントに換算し、cardに貯められる。
■ communication locus [ 人との出会い ]
旅先で出会った人とLOCUS cardを交換し、LOCUS walkerにかざすと、相手のcardにポイントが発生する。
Macromedia Flash MX、iMovie、SoundEdit TM 16 version 2 J、Adobe Illustrator10、Adobe Photoshop6.0、7.0/Flash Player6、Internet Explorer (推奨)
800px×600px (ストーリームービー)、86mm×54mm (プロダクト1:LOCUS card)、57mm×55mm (プロダクト2:LOCUS walker)
2003.09〜2003.12 (3年次後期 情報の道具と環境:情報プロダクト)
始めは、自分の知識を蓄積していけるような新しい旅行雑誌を考え、そこから旅行計画や、旅行中に便利なナビゲーションツールを一生懸命考えようとしていた。しかし、いくら頭の中で便利なものを考えようとしても、実際、大阪での実証実験において、その案は、旅をする人間にとって、旅自体を楽しく、豊かにするものではなかった。その経験から、旅での1つ1つの経験をよりよい思い出に変えることができないだろうかというのがこのツールの誕生のきっかけであった。大阪で実際に体験してきたことを元に生まれたLOCUS。まさに活動を基盤としたデザインを私たちは身をもって痛感し、学ぶことができたのである。
published : 2004/10/24