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tomiko takino

グラフィックデザイン

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  • NO MAS GUERRA! NO MORE WAR!

     

    75回目の終戦の日。

     

    歴史や日付は生き証人でない限り有効性はないかもしれない。
    その証人たちが少なくなった今、私はその子供として毎年伝えなくてはいけない。
    戦争体験を親に持つ最年少世代だと思う。


    私が子供の頃は戦争も『戦後』もそんなに遠くない過去だった。
    私は子供の頃から周りの人皆に戦争についていつも聞いていたらしい。
    学校の授業も今とは違ったと思う。目を背けたくなるような映像を何度も見せられたのを覚えてる。

    防空壕は普通に残っていたし、地域の戦争記念館へ行くこともあった。

    宝塚には零戦墓地と呼ばれる場所があるほど、特攻隊とのゆかりは深い。

    小学生の頃、彼らの残した手紙を読んで、

    理不尽に人生を負えなければいけない人を生む戦争と社会に怒りと悲しみをただただ抱いていた。
    母の家は空襲でなくなった。父があと一年早く生まれていたら、兵役をかせられていたかもしれない。
    だから、私にとって戦争はそんなに遠くないものだった。

     

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