「ゴットンアートマジック」では、山本作兵衛氏の炭坑記録画約100点の展示を中心に、「山本作兵衛氏の人へのまなざし」をアートのキーワードとして、招待アーティスト、筑豊地区にゆかりのあるアーティストによる展覧会、音楽イベント等を開催いたします。また企業や、商店街との連携で新しい商品やサービスの開拓など、アートを機軸に市民参加型の地域振興の取り組みをすることで、かつて石炭が産業革命をおこし、そしてアートが現代の火となって創造都市を切り開いてきたように、さらなる試みを目指します。
わたしたちは「ゴットンアートマジック」を、愛する筑豊の未来像を語り合える場として、考えていきます。

山本作兵衛展「いのち咲くヤマの歌劇」
炭坑記録画・原画101点展示
田川記念会館
2012年10月27日(土)〜11月25日(日)　10:00〜18:00
※入場は17:30まで
入場料：一般 800円(600円) 大学生・専門学生 600円(400円)
　　　　中高生 300円(200円)　※(　)内は前売り料金

山本 作兵衛(やまもとさくべえ)
1892年(明治25年)、福岡県嘉麻郡(現・飯塚市)生まれ。8歳で初めて坑内に入り、以後半世紀に渡り、筑豊の炭坑で働く。
60代半ばより炭坑記録画の制作を始める。1984年に死去。「ヤマの絵師」として知られ、2011年に日本で初めてユネスコから世界の記憶(世界記憶遺産)登録を受けた。