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『ヤクザと家族 The Family』四コマ映画

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『ヤクザと家族 The Family』四コマ映画

by フクイヒロシ

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    4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...

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    キャラクターが自由に動いてる。


    『ヤクザと家族 The Family』四コマ映画→ 4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...



    ダメな映画には、
    物語に奉仕させられて消費されるキャラクターがよく出てきます。

    作り手が言いたいことを言うために使われるだけのキャラたち。

    使い終わったら画面から消える。
    こういうキャラがいると悲しい。虚しい。

    人間を使い捨てにしているわけだから、いくら素敵なメッセージを発信する映画だとしても、そこで引っかかっちゃう。

    この映画のキャラは自由。
    特に終盤のキャラの入り乱れ方はすごいですね。。


    僕はラストが長い映画あんまり好きじゃないし
    この映画はラストが長い方だと思いますけど
    このラストには意味がある、というかこのラストはこの映画の生命力の証拠です。

    キャラが消えてくれないんですよ。。
    それぞれ強力だから。。
    いつまでも画面から去らない。。
    いなくなったと思ったらバッと戻ってくる。
    そして戻ってくるのにはその人物なりの重大な理由がやはりちゃんとある。。


    「生きる権利」の映画ですからね、この手法が合致している。
    手法というか、恐らくキャラが動いちゃったんだと思います。

    こういう映画は面白い。



    ***



    俳優さん全員が恐らくキャリア最高の演技をされてますよ!

    舘ひろし、尾野真知子、磯村勇斗、市原隼人、北村有起哉、みんな最高。


    特に磯村勇斗は可愛らしい顔だし、失礼ながらここまでの人だとは思っていなかったのですが、、、怪演と言っていいくらいでした。




    ***



    まぁ、言うても綾野剛です。綾野剛の凄さ。

    インタビューを色々見て、主演として現場を引っ張り、俳優たちのケアをし、監督ともアイデアを出し合ってこの映画を作っていたのがわかりました。

    それでいて自分は自分でまたキャリア最高の演技をしてましたからね。。

    なんか「演技」という言葉で済ませていいのかと躊躇するくらいの、、、
    「存在」?「映画」?「生きるということ」?


    綾野剛がインタビューで語っていたことが印象的でした。



    これは間違った考え方だと思いますが、
    僕は俳優をやっていることで初めて生きることを許されている気がする。
    生きることを許されるために俳優をやっている


    的なことを言っておられました。


    この熱気が空回りする俳優さんも多いと思うんですけど、
    これがちゃんと傑作として結実させられるってのが本当にすごい。。



    ***



    近年、日本映画が次のレベルへ行きたがってる感じがしますね。
    世界に打って出る熱量がグツグツ煮えたぎってる感じ。

    やっと世界の人たちが「アジア人の顔」に見慣れてくれてるんで、、
    ここで日本映画らしい「狂気」と「繊細」と「感動」で切り込んでいってほしいんでですけどね。。



    ****


    尾野真知子による(ほとんどアドリブだそうです…)コメディパートも面白いですし、

    ヤクザ映画らしい「いろんな殺され方」もちゃんと面白いです。

    駿河太郎ちゃん、良かったですね。。


    ****


    僕の予想は本当に外れるんですけど、、、

    綾野剛と磯村勇斗は演技賞総ナメしますし

    多分この映画は
    アメリカのアカデミー賞外国語映画賞の日本代表になります。
    そしてノミネートされると思います!




    ****


    僕の好みで言うと、ちょっと湿っぽ過ぎて。。。
    ラストあたりの感動を誘う音楽にちょっと白けてしまいました。。すみません。。。

    個人的にはもうちょっとカラッとやってほしい。。
    でも、これが日本映画なんだと思いますので、この方向でガンガンやってってください!

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『ヤクザと家族 The Family』四コマ映画

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    キャラクターが自由に動いてる。


    『ヤクザと家族 The Family』四コマ映画→ 4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...



    ダメな映画には、
    物語に奉仕させられて消費されるキャラクターがよく出てきます。

    作り手が言いたいことを言うために使われるだけのキャラたち。

    使い終わったら画面から消える。
    こういうキャラがいると悲しい。虚しい。

    人間を使い捨てにしているわけだから、いくら素敵なメッセージを発信する映画だとしても、そこで引っかかっちゃう。

    この映画のキャラは自由。
    特に終盤のキャラの入り乱れ方はすごいですね。。


    僕はラストが長い映画あんまり好きじゃないし
    この映画はラストが長い方だと思いますけど
    このラストには意味がある、というかこのラストはこの映画の生命力の証拠です。

    キャラが消えてくれないんですよ。。
    それぞれ強力だから。。
    いつまでも画面から去らない。。
    いなくなったと思ったらバッと戻ってくる。
    そして戻ってくるのにはその人物なりの重大な理由がやはりちゃんとある。。


    「生きる権利」の映画ですからね、この手法が合致している。
    手法というか、恐らくキャラが動いちゃったんだと思います。

    こういう映画は面白い。



    ***



    俳優さん全員が恐らくキャリア最高の演技をされてますよ!

    舘ひろし、尾野真知子、磯村勇斗、市原隼人、北村有起哉、みんな最高。


    特に磯村勇斗は可愛らしい顔だし、失礼ながらここまでの人だとは思っていなかったのですが、、、怪演と言っていいくらいでした。




    ***



    まぁ、言うても綾野剛です。綾野剛の凄さ。

    インタビューを色々見て、主演として現場を引っ張り、俳優たちのケアをし、監督ともアイデアを出し合ってこの映画を作っていたのがわかりました。

    それでいて自分は自分でまたキャリア最高の演技をしてましたからね。。

    なんか「演技」という言葉で済ませていいのかと躊躇するくらいの、、、
    「存在」?「映画」?「生きるということ」?


    綾野剛がインタビューで語っていたことが印象的でした。



    これは間違った考え方だと思いますが、
    僕は俳優をやっていることで初めて生きることを許されている気がする。
    生きることを許されるために俳優をやっている


    的なことを言っておられました。


    この熱気が空回りする俳優さんも多いと思うんですけど、
    これがちゃんと傑作として結実させられるってのが本当にすごい。。



    ***



    近年、日本映画が次のレベルへ行きたがってる感じがしますね。
    世界に打って出る熱量がグツグツ煮えたぎってる感じ。

    やっと世界の人たちが「アジア人の顔」に見慣れてくれてるんで、、
    ここで日本映画らしい「狂気」と「繊細」と「感動」で切り込んでいってほしいんでですけどね。。



    ****


    尾野真知子による(ほとんどアドリブだそうです…)コメディパートも面白いですし、

    ヤクザ映画らしい「いろんな殺され方」もちゃんと面白いです。

    駿河太郎ちゃん、良かったですね。。


    ****


    僕の予想は本当に外れるんですけど、、、

    綾野剛と磯村勇斗は演技賞総ナメしますし

    多分この映画は
    アメリカのアカデミー賞外国語映画賞の日本代表になります。
    そしてノミネートされると思います!




    ****


    僕の好みで言うと、ちょっと湿っぽ過ぎて。。。
    ラストあたりの感動を誘う音楽にちょっと白けてしまいました。。すみません。。。

    個人的にはもうちょっとカラッとやってほしい。。
    でも、これが日本映画なんだと思いますので、この方向でガンガンやってってください!

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published : 2021/02/09

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