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渚の蛹

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渚の蛹

by Tome館長

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    植物を食べつつ進化してきた昆虫の成長は、植物の生長と重なる部分があって当然だと思う。

    植物は、種から始まって、芽、蕾(つぼみ)、花、という具合に生長点が変化する。

    昆虫は、卵から始まって、幼虫、蛹(さなぎ)、成虫、という具合に変態成長をする。

    その形状や内容だけでなく、時期やスピードも重なるはず。

    ハチの巣はヒマワリの花やハスの実を連想させるし、アリの巣の形や機能はジャガイモなどの地下茎そっくり。

    昆虫のフェロモンやホルモンの成分は、昆虫の体内で成合成できないものがあり、植物の成分をそのまま使っていたりする。

    そんなこんなで、コノハチョウのような草木に部分的にそっくりな擬態昆虫が多いのも、そんなに不思議な気がしない。

    チョウなんか、そのまんま「空飛ぶ花」だし。


    この植物と昆虫の類似性に関する研究が、なぜ学会や教科書で話題にならないのか、とてもとてもとても不思議だ。
     

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渚の蛹

by Tome館長

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    植物を食べつつ進化してきた昆虫の成長は、植物の生長と重なる部分があって当然だと思う。

    植物は、種から始まって、芽、蕾(つぼみ)、花、という具合に生長点が変化する。

    昆虫は、卵から始まって、幼虫、蛹(さなぎ)、成虫、という具合に変態成長をする。

    その形状や内容だけでなく、時期やスピードも重なるはず。

    ハチの巣はヒマワリの花やハスの実を連想させるし、アリの巣の形や機能はジャガイモなどの地下茎そっくり。

    昆虫のフェロモンやホルモンの成分は、昆虫の体内で成合成できないものがあり、植物の成分をそのまま使っていたりする。

    そんなこんなで、コノハチョウのような草木に部分的にそっくりな擬態昆虫が多いのも、そんなに不思議な気がしない。

    チョウなんか、そのまんま「空飛ぶ花」だし。


    この植物と昆虫の類似性に関する研究が、なぜ学会や教科書で話題にならないのか、とてもとてもとても不思議だ。
     

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published : 2010/10/22

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