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2010/05/28
短ーい短ーい恋に
短い、短い詩。
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肌が肌と擦れる三寒四温
夏の風吹かれて 鼻緒を切りました
語り明かした 石畳の上
耳元のあなたの 声色を薄赤く染め上げ
流れた季節が花を咲かす てのひらに書く私の名前に 今日の言葉 書き足して
次の春も待ちましょう
ほんとは優しい夜風で2人を連れていってほしかったんです 祭明かり 遠く揺れる
あれは夏が終わる前に
右に聞くは鈴虫 でこぼこ道道 足に伝わると 笑顔をあげました
たわいない話 うなずいてくれる
大きな手かすかに 私の肩へ行ったり来たり
形ないものふれたがってる まだわからないあなたの温度ね
このままの 気持ち
いっそ伝えましょうか
ほんとは優しい夜風で2人を連れていってほしかったのです 祭明かり 遠く揺れる
あれは夏が終わる前に
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