CANBEESANTA

想創形造家

夜明け前に神秘の歌声が聞こえたんじゃなかったのか?

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 雨そぶる肌寒い夜明け前である。私は誰だ。空想的な言葉が浮かんでは流れ、文字化しようと起き上がればものの見事に霧散する。いつ空白は埋まり、句読点の丸棒になるのだ??(それでも出だしは文豪気取りである——しょうがないや、詩がないや、志賀直哉である)

 それはそれとしてしょうこりもないが、もののけがといえば、当然プリンセスである(それなら出逢いたいもんだ。しかし、もののけも夜通し秘め事をするのだろうか?ケガをすれば血はでるのだろうか?)とんだコリアン先生である。

 
ああ、空が泣いているのか。ディーダ・デイ・ディーダ・デイ。


 されどアメニモマケズ溶けもせず聴こえてくるのはムシの声ばかりで、美しい空に啼く春の鳥がいるはずもなく、なんかひたすらにワビしいピーチクパーチクな時間だ。南に下る川の流れにプカプカ浮かんだ桃のようにおだやかでもないし、薪をドンドン燃やして暖まりたいくらいだ。
「いいわ、ストーブ。いいわストーブ。イーハ・ストーヴォ」とダンゴか暖炉か意味不明の呪文を呟きながらメルヘンチックになろうとするのだが、ムシムシと火照ってきただけだ。

 ああ、サビない時間が欲しい。ディーダ・ドウ・デイ ディーダ・ドウ・デイ。


 如何せんどぎゃんせんか銀河鉄道。ムズカシイもんである。(アカン、これは宮沢ではない。宮崎だ!)グリムオジサンがキビシサを伝える気だったのか子供に夢を捨てさせたい自虐根性だったのか、語りの最後に投げ捨てたセリフだ。
「世の中なんてこんなものです」


 しかし今の世の中、ネズミを喰う猫がいるか?きっとネズミも猫を見れば言うだろう。
「ぼくのクリスピーチーズ食べただろ!」と膝を叩いて講義する。
「おーい、脚気かよ」と全く気にもしない猫である。

 何個食べたかよりも何をかが問題になるだけだ。まあ、逆さまなかートゥーン世界が続くのである。 残念だが、ブルブルとはいかないのであるが鳥肌だけは立つ。(勿論、腹は減るが・・・) ウッシシ。(ここでは説明は省く。どんな気持ちかわかった方は是非メールを。先着正解者一名に何かを送ろう。だが、健康にはあなたも注意してくれ)

 ああ、メルヘンはどこへいったんだ?(とここで画像を見てから以下を読むこと)


「それよりトム!(っていきなり誰がじゃ?)薄日に富士の影が見えたならパーティの始まりだ!」(なんて、強引なんだ、ジェリー) しかしまあ、コーラを飲んで飲んで飲みまくるのである。言うまでもなくBGMはエンヤの Only Time である。もうこの話の展開は黄門様の印籠を取り出す間もなく、お解りいただけだだろう。

 ティー・ダ・ダ・ダ ティー・ダ・ダ・ダ。(*注:原曲はティーではなくディーである)

 さあ、唄ってしまおう。
「パーティでコーラ、(つまり)宴やでコーラ、エンヤ・コーラ」(トドのつまりは『暗夜行路』である)

 ああ、悲しまないでくれ。相変わらずしょうもないのである。秋の夜明けにコロコロコロと鳴くほかないのだ。(そ、そ、それは「あんたコウロギ?」である)

 残念だが、水戸のじっちゃん。真実はほかにある。聴こえるだろう。天使マツムシの羽音が・・・。(当然だが、天使マツムシなんぞいない。ノー天使な、否、能天気な自分がいるだけである。(最後を引っ張り、ねばりすぎである。さて、どう二度ケリを食らわせてやろうか。薬味をたしてしまおうか)


 しかし賢治はどこへいってしまったんだ?ジョバンニの孤独を愛したのは最初だけだったのか。夜明けの空よ、わが心にオキシトシンのアメを降らせ、我が名を囁いてくれ。


(画像は「わっ、ゴムとジェリー」である。まさにとってもクダラナイ、取っ手のない扉である)


では、また気が向いたら・・・じゃ!

published : 2014/09/23

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