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文学・文芸 > 詩
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Comment 午後9時、光の海を歩く。
流れてくるシンフォニーが心地いい。
風に乗って真っ白なシャボン玉が無数に飛び交う。子供達がそれを掴まえようと走り回る。
『いっぱい掴まえた?』
『もう,7個』手の中にはもちろん何もない。
そぞろ歩く恋人達が影になる。ぎゅっと握った手を離して君は駆け出す。吐息が光にたゆとう。光の明滅が一瞬,消えた。静寂。
ふたり掛けのブランコが揺れる。写した筈のあのブルーが見えない。瞬きは夜空に吸い込まれてしまった。
時計の針は午後9時3分。瞬いたのは僕の想いだけだった。どうやら手袋を片方、落としてしまった。
光の海に浮かんで
想いは月の夜空に消えてゆく
あの頃君と過ごした
時間はまるで一夜の夢のなか
、、、、(何とも後が浮かばない詩だ)
ラララ、瞳に映る微笑みを抱きしめて
ラララ,瞳に映る悲しみも抱きしめて
僕は冷たい風に吹かれる
、、、、
光の海に、、、(仮題)
by CANBEESANTA
午後9時、光の海を歩く。
流れてくるシンフォニーが心地いい。
風に乗って真っ白なシャボン玉が無数に飛び交う。子供達がそれを掴まえようと走り回る。
『いっぱい掴まえた?』
『もう,7個』手の中にはもちろん何もない。
そぞろ歩く恋人達が影になる。ぎゅっと握った手を離して君は駆け出す。吐息が光にたゆとう。光の明滅が一瞬,消えた。静寂。
ふたり掛けのブランコが揺れる。写した筈のあのブルーが見えない。瞬きは夜空に吸い込まれてしまった。
時計の針は午後9時3分。瞬いたのは僕の想いだけだった。どうやら手袋を片方、落としてしまった。
光の海に浮かんで
想いは月の夜空に消えてゆく
あの頃君と過ごした
時間はまるで一夜の夢のなか
、、、、(何とも後が浮かばない詩だ)
ラララ、瞳に映る微笑みを抱きしめて
ラララ,瞳に映る悲しみも抱きしめて
僕は冷たい風に吹かれる
、、、、
published : 2012/12/26