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2019年恋の魔法とおまじないカレンダー7月

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2019年恋の魔法とおまじないカレンダー7月

by ゆめみ愛

  • iコンセプト

    物語り ーーーーーーーーー

    魔王の魔術で金魚鉢の中に涼みに入った面々。
    「どうして水の中なのに息ができるのかな?」
    「深く考えるな、涼しいだろ、花音」
    「小さくなってるし」
    「深く考えるな。三時間は魔術がとけないから、ゆっくりできる。それより、俺が誘ったのは花音だけなのに・・」ハア~

    視線の先には、誘ったときに居合わせた、シヴァやケルルやメルル、わんころ茶森まで。

    「お前ら鉢の中で暴れるなよ! 割れたら大変だ」

    でも
    「金魚取り放題だ!」
    どこから調達したのか、大きな金魚すくいのポイを振り回すシヴァ。

    「魔王様~~、浴衣からのぞく太ももが色っぽいぜ~」
    しがみつく茶森犬と、
    「私の魔王様にさわらないでよ!変態犬!」
    べしべしたたくメルル。

    ケルルは金魚を追いかけて狭い鉢の中をぐるぐる。

    「暴れるなって言ってるだろ!」

    そこに、
    「魔王どこだ?」
    鉢の外で、ダイヤの声が近づいてきて・・。

    慌ててみんなで藻の中に隠れる。

    「おっ、金魚か? 狭い鉢の中でかわいそうだな。近くに池があるからそこに移してやろう」

    鉢を抱えると池まで飛び、ザバ~ッと流してしまい・・・。

    怜「魔王たちどこに行ったんだろ」
    ダイヤ「それが夕方からいないんだよな~」
    怜父「おかしいですね~」

    一行が池の中で大冒険をして、よぼよぼで帰ってきたのは魔術がとけた三時間後でした。

    ーーーーーーーーーーーーーー

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    魔王の魔術で金魚鉢の中に涼みに入った面々。
    「どうして水の中なのに息ができるのかな?」
    「深く考えるな、涼しいだろ、花音」
    「小さくなってるし」
    「深く考えるな。三時間は魔術がとけないから、ゆっくりできる。それより、俺が誘ったのは花音だけなのに・・」ハア~

    視線の先には、誘ったときに居合わせた、シヴァやケルルやメルル、わんころ茶森まで。

    「お前ら鉢の中で暴れるなよ! 割れたら大変だ」

    でも
    「金魚取り放題だ!」
    どこから調達したのか、大きな金魚すくいのポイを振り回すシヴァ。

    「魔王様~~、浴衣からのぞく太ももが色っぽいぜ~」
    しがみつく茶森犬と、
    「私の魔王様にさわらないでよ!変態犬!」
    べしべしたたくメルル。

    ケルルは金魚を追いかけて狭い鉢の中をぐるぐる。

    「暴れるなって言ってるだろ!」

    そこに、
    「魔王どこだ?」
    鉢の外で、ダイヤの声が近づいてきて・・。

    慌ててみんなで藻の中に隠れる。

    「おっ、金魚か? 狭い鉢の中でかわいそうだな。近くに池があるからそこに移してやろう」

    鉢を抱えると池まで飛び、ザバ~ッと流してしまい・・・。

    怜「魔王たちどこに行ったんだろ」
    ダイヤ「それが夕方からいないんだよな~」
    怜父「おかしいですね~」

    一行が池の中で大冒険をして、よぼよぼで帰ってきたのは魔術がとけた三時間後でした。

    ーーーーーーーーーーーーーー

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published : 2019/08/28

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