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Comment2019年10/30~11/3『臣相神秘学実験~近藤宗臣×相良つつじ二人展』出品作
『サバト』魔女の邪悪な集会が行われていると信じられていた昔のカルト。身に覚えの無い罪を着せられ、信じていた家族や隣人達に裏切られ、民衆に晒されながら拷問され死んだ人は最期にどんな絶望を味わうのか。理不尽極まる魔女裁判の目的は事実から目を背けることだと思う。今も昔も、無罪も有罪も時代や法律だけが決めるのでは無い。ガス抜きや迫害、偏見、差別…様々な不利が被告人に浴びせられた結果、事実無根の人々が魔女と裁かれ火炙りになる。時代は変わっても現代にも魔女裁判はある。村は弱者を見つけると些細な動機と集団意識で加虐嗜好を正当化させる。悲劇は何故繰り返されるのかと嘆く以外の道を絵画に見つけたかもしれない。