2019年7月26日~8月3日ギャラリーメゾンダール銀座『桃と紫』出品作
かつて『遺体記念写真』というものがあった
魂の無い空っぽの身体を生きている様に着飾り化粧して写真を撮る
カメラは右。彼女は写真では斜めの横顔を撮られている
ズレた所から画角を向けている理由は、これが彼女を愛した家族の視点だから
あの世でお金に困らない様に遺体が握らされているのは親からの紙幣
遺体記念写真は高価だったけれど無理をしてでも大事な娘を美しく残す
娘を失う遺族の最期の愛と思い出のために
遺体記念写真
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published : 2019/07/06
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