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幻想絵画 ダークメルヘン アングラ イラスト

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幻想絵画 ダークメルヘン ア...

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死者の日ー喜びと絆

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2018年10月28日 兵庫尼崎市ドクロ博物館「シャレコーベ・ミュージアム」所蔵
第1回メキシコ死者の日祭のフリーダ・カーロの祭壇に展示予定作 名付け親は館長の河本先生。
はじめてF30号サイズに挑戦しました。この絵はメキシコの情熱的な女流画家フリーダ・カーロを強く意識した作品。絵画の真ん中で両手を広げるオブジェは「死者の貴婦人・カトリーナ」大きく手を広げたカトリーナを中心に持ってくることでフリーダと夫ディエゴ・リベラと全てのメキシコの死者に敬意を示しています。街のモデルは映画『リメンバー・ミー』の舞台のひとつと言われる「グアナファト」 ドクロメイクでマリーゴールドとキャンドルを持つ女性は死者を迎える姿の「生者」の象徴として描きました。絵の中のほとんどの人物が正面に体を向けている理由は、フリーダの作品の人物が顔を向くよう描いてあることを意識しています。絵の中で背中を向けている3名は、親愛なる者と死別して間もなく悲しみの中にいる人。その方に死者の骸骨が帰宅して挨拶に来ています。民家の中にある祭壇・アルタール。ここには先祖代々の写真と飾りキャンドルや果実と死者が生前好きだったもの(オフレンダ)をお供えする風習。伝統的な死者の日のパンもテーブルにあり。祭壇を見る犬はショロイツクインツレ(Xoloitzcuintli)メキシコ原産の毛の無い犬。ショロはフリーダ・カーロも飼っていた「神の犬」で死者の魂を導くという意味があり、アステカ神話にも出てくる3500年以上の歴史を持つ尊い犬として知られている。影を描いていないのはフリーダの絵を強く意識しています。メキシコのシュガースカル(カラベラ)のカラフルなドクロもそこかしこに入れてドクロに親しむ民俗性を描いた。カラフルなメキシコの切り絵・パペルピカドには伝統的な模様の中にシャレコーベ・ミュージアムのロゴと隣に建物を描き入れました。ギター弾きの後方をついている白いワンピースの幽霊は、メキシコの有名な霊「ラ・ジョローナ」泣き女ともいうそうで、フリーダの作品や歌にもなっているので音楽につられて踊る様子。それぞれの死者。死者はガイコツで表しています。マリーゴールドの橋を渡って死者が夜空から帰ってくるイメージ。カトリーナのオブジェの前で踊っているのはフラメンコとお供えのテキーラで酔っ払った霊です
遺された家族を見守るもの、宴会をするもの、帰り道のもの、通りを眺めるもの、浮遊するもの、様々に楽しんだ死者を描きました。道には光が反射するとゴールドになるように仕掛けがしてあります。空に続く死者への道と生きて絵を見る人へ、いつまでも光が輝いていますようにと思いを込めています。

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死者の日ー喜びと絆

by 相良つつじ

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死者の日ー喜びと絆

by 相良つつじ

published : 2018/10/24

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