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2008/04/07
気が向いた時に日記でも書こうと思う。
字を書く事自体が苦手、その上汚いので、例え日記を書こうと思っても三日坊主。
見直す事など皆無に等しい。
だが、電子化された言葉達は平等でいい。
手は疲れないし、上手い下手も無い。
只、つまらないが。
ベルリンへ来てもうすぐ一年。
冬の間は極寒なのと、それ故に人も来ないので休んでいたアートマーケット。
日本でいうところのフリマのアートバージョンと言ったところ。
暖かくなってきたのもあって、今年1回目の出店。
売り上げで言えば悪くも無し、良くも無し、とんとん。
元々、手作りものばかり持って行っていたのだが、今回はデジタルものも試してみた。
手にとって見てくれるものの、財布の紐は緩まず。
どうやら、じっくり見てから、要は噛んでからの『味』が足りないようだ。
まぁ、自分はデジタルものは初心者であるので、作品の質も勿論あるだろうが、
圧倒的に手作りもののほうが支持された。
やはり字も絵も写真も、その人間の個性が見えるもののほうが美しいのだ。
それは上手さも下手さも含め。
当然の事ながら、再度気付かされた。
多くの人、それも色んな国の人の意識に触れられ、言葉は勿論、気持の面でもやり取りできる。
だからこのマーケットが堪らなく好きなのだと思う。
人と自分の作品の交流。
作品は、自分の一部だ。
素直に。
下手っぴなのを隠していたら、本音で話せないのである。
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