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2008/10/08
先日、縁起の良さそうな「大吉」というお店の菓子をいただきました。
埼玉県新座市にあるお店の、大きな和菓子です。皇室献上菓子でもあるそうです。
1つ1つ丁寧に作られていて、1個でも持つとずっしり重みが伝わってきます。
大きいので、4等分にして食べるのが基本のようですが、中をみると栗がぎっしり詰まっていました。
栗とあんこ・・・、これはくまさんの実家のお父さんが大好物です。
早速、半分持っていきました。先日、体調を崩していた義父も、このお菓子を見て上機嫌。
とっても美味しいお菓子でした。
美味しい物に接した時の、義父母の笑顔が眩しかったです。
そこで、今日は、詩『里の栗』という詩を創ってみました。
『里の栗』詩 喜連川運彩
手塩にかけた豊かな土地に
実りの秋が訪れる
イガイガの中の
ふくよかな実
固く艶やかな殻をはずし
あなたの好きなものばかりで
優しく包んだ
笑顔を創る贈り物
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2008/09/20
私のお気に入りの品物にひとつに、ひまわりのガラス細工があります。
これは、数年前に、仕事でお世話になった方からいただいたものです。
その時は、まだ健康管理の仕事をしていましたが、その方は、私のつたない創作にも大変関心を持ってくださり、いつも応援してくれていました。
何事も、土地を耕し、種を蒔き、果実が実るまでには、時間がかかります。
果実を見ないと評価してくれない人が多い中、一生懸命人生を耕している時に、その努力を評価し理解してくれる人の存在は、本当にありがたいものでした。
そこで、今日は、このガラス細工にちなんで、詩『向日葵(ひまわり)』を創ってみました。
『向日葵(ひまわり)』 詩 喜連川運彩
縁ある大地を耕し
夢見る果実(かじつ)の種を蒔く
まだ見たこともない果実の種
価値あるものと信じて芽を育てる
容赦ない嵐や日照り
めげそうになりながらも
燦燦と愛を降り注いで
やり過ごしてしまおう
黙々と耕す姿を
そっと見守ってくれる人がいるから
にこにこと微笑む
向日葵(ひまわり)のように
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2008/09/08
行田は、観光地なんですよ。
客人が来ると、私が案内する場所のベスト3は次の通りです。
1、古代蓮の里
2、さくたま古墳群
3、忍城、水城公園
そこで、今日は忍城を案内しましょう。
忍城(おしじょう)は、埼玉県行田市にあった城です。
江戸時代には忍藩の藩庁が置かれました。
別名は忍の浮き城、亀城。埼玉県指定旧跡。関東七名城の一つです。
歴史的には、豊臣方の忍城攻めの際、総大将は石田三成に、近くを流れる利根川を利用した水攻めをされたが、忍城はついに落城せず、結局は小田原城が先に落城したことによる開城となり、城側は大いに面目を施すことになった経緯から、忍の浮き城という別名を持つことになりました。
現在は、御三階櫓などが復元されています(ただし外観や構造に根拠はなく位置も史実とは異なる)。櫓は展望室や行田の歴史を写真や資料で紹介する展示室になっており、行田市郷土博物館から入館できます。入館は午後4時までです。周囲には土塁の一部が残存しています。
『浮き城』 詩 喜連川運彩
戦国の世に
大将どもの欲望の果て
利根川の水に浮いた城
忍(にん)の一字で
信義を守る
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2008/06/23
今年の夏のテーマ、「とうもろこし」をテーマにした詩ができました。
ちょうど、母から、とうもろこしの種を、知り合いの農家の方に蒔いてもらった話があって、インスピレーションをもらいました。
最初は、いかにも、「とうもろこし」らしい詩を創ろうと思った詩ですが、昨今の食糧事情も加味して、穀物全般もイメージできるように表現してみました。
『黄金の種』詩 喜連川運彩
光と雨と愛を全身を浴び
まっすぐに伸びた
緑の生(は)やし
いくつも突き出した
鞘の中には
ぎっしりとつまった黄金の粒
たくさんの命を育(はぐく)む
種を蒔こう
命の種を
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2008/06/01
水彩絵画『古代蓮タワー』に呼応する詩を、今日は創ってみました。
古代蓮タワーは、埼玉県行田市にある古代蓮の里、古代蓮会館のタワーをモチーフにしています。
古代蓮は、6月下旬ぐらいから8月上旬が見頃でたくさんの人で賑わいます。
呼応する詩は、『古代の記憶』です。
『古代の記憶』 詩 喜連川運彩
地中奥底深くに
埋(うず)もれていた蓮の種
数千年の眠りから目覚めた
土を掘り起こす者と
暖かな陽の光によって
遺伝子に刻まれた
古代蓮の記憶が
蘇(よみがえ)る
歓喜に包まれ
古代の楽園が復活する
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2008/05/26
白爪草にとまった、ミツバチの写真を見て、今日はミツバチと白爪草を主人公にした詩を創ってみました。
『出会い』 詩 喜連川運彩
あなたに出会えて良かった
白つめ草の花の妖精たちは
そうささやく
あなたのお陰で
めしべに魔法の粉がついた
種ができる不思議な粉
たくさんの蜜をお礼にあげよう
君たちの繁栄のために
僕たちの喜びのために
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2008/05/25
アマガエルは、水田や河川にいるのが普通だと思っていました。
ところが、水もない我が家の小さな庭に『ニホンアマガエル』を発見しました。
除草剤を使わないので、小さな虫がいるためでしょうが、水もないところに・・・凄い!
小さな命の勇ましさ感動しました。身近なところに小さな命がたくさんあるんですね。
そこで今日は、アオガエルを主人公にして、こんな詩を創ってみました。
『雨声』 詩 喜連川運彩
「ゲッゲッゲッゲッ・・・」
小さな緑の奥底で
大きく響く雨乞いの声
雨の臭いを感じ
喜びの歌が拡がっていく
「クワックワックワッ…」
広く開けた水田に
明るく響く求愛の唱(うた)
愛が実ると
水辺にたくさんの
宝石を残していく
※昔、実家の水道のそばにアオガエルが一匹いて、父がお箸で虫を食べさせていました。
大人が「可愛い。」と言って、カエルに餌をやっている姿を、子供みたいで面白いな〜と思っていました。
そして、現在大人になった私ですが、やっぱりカエルは可愛いいと思います。
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