Tome Bank

main visual

Tome館長

m
r

Tome館長

CREATOR

  • 3

    Fav 1,204
  • 9

    View 6,041,548
  • p

    Works 3,356
  • 大人の嘆き

    カワイイなら底浅く
    カッコイイのは上っ面


    無闇な元気は疲れるし

    意味ない明るさ
    白けちゃう


    酸いも甘いも噛み分けた
    大人の魅力

    今いずこ
     

    Comment (2)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
    • Tome館長

      2013/09/11 03:06

      「広報まいさか」舞坂うさもさんが朗読してくださいました!

    • Tome館長

      2013/09/10 14:15

      「こえ部」で朗読していただきました!

  • 夢の夢

    ゆめゆめ夢よ
    夢の夢

    夢見る頃に
    夢はなく

    夢ある頃に
    夢を見ず

    夢なら覚めよ
    覚めぬ夢
     

    Comment (2)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
    • Tome館長

      2013/09/10 01:04

      「こえ部」で朗読していただきました!

    • Tome館長

      2012/11/14 00:30

      「ゆっくり生きる」haruさんが動画にしてくださいました!

  • 恋の催眠術

    2012/11/08

    愛しい詩

    恋は不思議な
     催眠術

       好きな相手に
        そっと掛ける


           互いに掛け合えたら
          しめたもの

        ずっと覚めぬ事
       ただ願うのみ
     

    Comment (2)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
    • Tome館長

      2013/09/08 11:30

      「こえ部」で朗読していただきました!

    • Tome館長

      2013/08/31 15:44

      「ゆっくり生きる」haruさんが動画にしてくださいました!

  • 心残り

    水たまりは

      昨夜の雨の
       心残り


          流せぬ想い
         映します
     

    Comment (2)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
    • Tome館長

      2013/09/07 13:27

      「こえ部」で朗読していただきました!

    • Tome館長

      2013/08/29 19:56

      「ゆっくり生きる」haruさんが動画にしてくださいました!

  • 素直な鏡

    2012/11/06

    空しい詩

    美しきもの
     なべて欲望を映す


    醜きもの
     なべて真実を映す
     

    Comment

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • 塞がれた唇

    2012/11/05

    暗い詩

    唇を塞がれて
    とても敵わぬ力で

    暗い闇の底に組み伏せられ
    いやらしく抱きしめられ

    苦しくて呻くしかなく

    なにか禍々しいもの
    理不尽なものが

    喉の奥へ侵入しようと
    体の中に潜り込もうと

    その気配だけで
    もう息も絶え絶えに

    抵抗もできぬまま

    やがて占領され
    惨めで情けなく

    いけないこと
    許されないこと

    悪いことをしたというのか

    なにも思い出せない
    考えようとすらしていない

    けだるくて

    生きていないみたいな
    死んでさえいないみたいな

    こんな狂おしいばかりの
    わけのわからぬ場所で

    唇もなにもかも
    塞がれたまま
     

    Comment

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • 海の男

    2012/11/05

    楽しい詩

    おいら船乗り、
     海の男よ。


    「女に溺れるくらいなら、海に溺れるぜ」

      なんてね。


    ああ、

      いまさら港にゃ
       戻れない。
     

    Comment (1)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • 村 娘

    2012/11/03

    暗い詩

    おらの村の 娘っこ


    野を越え 山越え
    帯をゆらして 駆けてゆく

    髪をなびかせ 村娘
    おべべの裾が はだけたか

    猟師の罠には 気をつけな
    毒蛇の牙は 抜いちまえ


    村一番の 長者の蔵には 米俵
    村一番の 娘の胸には 白い餅

    食べたかろうて 頬張ってみ
    毒味はいらんか いらんかな


    夕陽傾き 山鳩帰る
    遠くで寺の 鐘が鳴る
     

    Comment (3)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
    • Tome館長

      2013/09/11 03:15

      「広報まいさか」舞坂うさもさんが朗読してくださいました!

    • Tome館長

      2013/09/06 02:30

      「こえ部」で朗読していただきました!

    • Tome館長

      2012/11/07 02:39

      「ゆっくり生きる」haruさんが動画にしてくださいました!

  • 時の手紙

    2012/11/02

    空しい詩

    読むものすべて
    来し方の手紙

    書くものすべて
    行く末の手紙


    さてさて

    誰が読むやら
    読まぬやら
     

    Comment (1)

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • 武装警官

    とある映画館で
    話題の新作を観ていた。


    水深が膝くらいしかない浅いプールで
    裸の若い男女のグループが戯れている。

    そこへ武装警官らしき軍団が現われ、
    若者たちを裸のまま拘束してしまう。

    そして、手袋をしたまま体を撫でまわす。

    「ほれほれ、どうだ、どうだ。
     そろそろ密告する気になったか」

    若者たちは抵抗できず、苦悶の表情。

    女の武装警官もいて
    かたわらで笑って眺めている。

    やがて水しぶきが青い空に舞い上がる。


    (なんなんだ? この映画は)

    呆れてしまう。

    さすがに映像は鮮明で美しいが
    あの名監督の作品とはとても思えない。


    わけがわからないまま考えていたら
    太腿を撫でられるような感触があった。

    見下ろすと

    女の武装警官が床にしゃがんで
    こちらを見上げて笑っているのだった。
     

    Comment

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
RSS
k
k