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  • 諦観の念

    2016/08/17

    論 説

    不安ゆえに苦心するとしても 

    安心したいがため苦しむは愚かなり。

     

    確証もなく防波堤を築かんとするは 

    気休めになれど、対策にあらじ。

     

    安心できぬなら無理に安心せず 

    上手に諦めるが上策なり。

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  • 勝負のゆくえ

    2016/08/07

    論 説

    「負けるが勝ち」

    逆に言えば「勝つは負け」

     

    なんでもかんでも勝とうとするは愚かなり。

     

    見栄がそう。

    意地がそう。

     

    最初に勝って甘え、最終的に負けたりする。

    部分に勝とうとするあまり、全体で負けたりもする。

     

    だから、勝つばかりが能でない。

    負け方こそ上手なれ。

     

    商人が値段を負け、客に買ってもらうよに。

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  • 分担しよう

    2016/07/19

    論 説

    どうも恋愛が苦手だ。

    正直なところ、よくわからん。

     

    どこがわからんのかと言うと 

    その面白さがわからん。

     

    恋愛を面白さで捉えてはいかんのかもしれんが 

    実際のところ、つまらんことは考えたくない。

     

    やはり気持ちは大事だ。

    その気なければ長続きしない。

     

    だから、あんなグチャグチャしたの 

    女に任せておけばよいのではないかな。

     

    ゴチャゴチャしたのは男が引き受けるとして。

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  • いらない我々

    2016/07/11

    論 説

    卑下でもなんでもなく 

    冷静に考えて 

     

    どうも我々は

    いらないような気がするのだ。

     

     

    世界人口が爆発中らしいのに 

    いまさらiPS細胞なんかいるの? 

     

    「若い人材が必要だ」とか言うけど 

    老人が減れば済む問題でないの? 

     

    家電製品も情報関連のハードもソフトも 

    現状機能で十分じゃないの? 

     

     

    文字は読み切れず、曲は聴き切れず 

    映像も観切れないほどあり余っている。

     

    温故知新の暇を与えないようにしているだけ。

     

    やり繰りさえしっかりすれば 

    現状に不足があるとは思えない。

     

     

    いらない我々が 

    やらなくてもいいことをやっている 

     

    という自覚、

     

    いやいやながらも 

    共有せねばならない気がする。

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  • 方針として

    2016/07/10

    論 説

    無闇やたら 
    甘えず 頼らず 

    虚飾を退け 
    実質を磨き 

    志高く 
    妥協せず 

    一歩でも半歩でも 
    倦まず弛まず前進し 

    注ぐなら底穴塞ぎ 
    削るなら根元掘る 


    できることは 
    できるだけやり 

    やりたいことは 
    やりたいだけやり 

    できもしない 
    やりたくもないことはやらず 

    わからぬことは保留し 
    つまらぬことは相手せぬ 


    要するに

    偉いとか 賢いとか 
    カッコイイとか

    褒められ 囃され 
    自惚れたいがためでなく 

    そうすることが 
    本当に 

    面白いかどうかが 
    肝心だ​

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  • 勝たねばならん

    2016/07/09

    論 説

    なんだかんだ 

    言うたかて 

     

    しょせん勝たねば 

    話にならん 

     

     

    結果がすべてで 

    ないにせよ 

     

    最後に残るは 

    ただ結果ばかりなり 

     

     

    問題は 

     

    どこに勝負を 

    求めるか 

     

    どこに勝機を 

    見い出すか 

     

     

    なんにせよ 

     

    座して待つでは 

    始まらぬ

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  • 納骨堂

    2016/07/02

    論 説

    ともかく骨は納まったとして 

    さて、故人の霊魂はどこへ行ったのか。

     

    「霊魂」と呼ぶのがためらわれるなら 

    故人を想起させるイメージまたは感慨など。

     

    これ見よがしに想起させる形ばかりの 

    墓や仏壇の中に納まっている必要はない。

     

    故人を偲ぶ人たちが持つ印象や記憶、

    故人が残した作品や業績の周辺にありそうなものである。

     

    いつまでも影響を及ぼし続ける作品なら 

    「霊魂が宿っている」と評しても差し支えあるまい。

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  • それでいいのだ

    2016/06/17

    論 説

    誰しも程度の差こそあれ 

    わかることとわからないことがある。

     

    この場合、わかることとは 

    本人がわかっていると思っていること。

     

    その必要さえなければ 

    他人に説明できずともかまわない。

     

    また、わからないこととは 

    本人がわかっていると思えないこと。

     

    そのうちわかってくるかもしれないが 

    それまでまともな説明はできまい。

     

    だから、物事の説明は二の次でいいのだ。

    定義や証明が常に必要とは限らない。

     

    おおむね本人さえわかっているなら 

    おおむねそれでいいのだ。

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  • 格言らしき

    2016/06/13

    論 説

    人に問う前に まず己に問え 



    聞いて旨いは 食べて苦し 



    きれい事の裏に 汚れあり 



    いい人とやさしい人 扱いやすし 



    言う前にやれ 
    やった後に言うな 



    上手じゃつまらん 
    下手でないだけ 



    努力できるも才能 



    無駄な能力 無能に近し 



    道具を使えば道具に頼る 
    型に嵌れば型に頼る 



    格言 ことわざ 頼るなかれ

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  • いらない商売

    2016/06/04

    論 説

    いらない商売が増えているような気がするのだが 

    セールスぎらいな私の気のせいだろうか? 

     

    もしそれが必要とされる商売なら 

    わざわざ売り込まれなくてもこっちから探す。

     

    もし必要でないとしても便利な商売なら 

    余裕あれば使ってみるかもしれない。

     

    もし必要でも便利でもない商売なら 

    たとえ売り込まれてもいらない。

     

    時代にそぐわなくなった商売もあるだろう。

    時代を追い越している商売もあるだろう。

     

    しかし、一番ありそうな理由は 

    とにかく商売しないことには自分が喰えないから。

     

    限られた市場におけるパイの奪い合いなんか 

    なんだかんだ言い訳したところで、まさにそれ。

     

    その商売の社会における必要性や利便性は二の次。

    最悪、詐欺でも暴力でも博打でもかまわないわけだ。

     

    表現として身も蓋もないが、これはつまり 

    いらない人間が増えているせいではなかろうか?

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