喜連川運彩~田中雲彩

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『自居留(じいる)』和紙作品

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『自居留(じいる)』和紙作品

by 喜連川運彩~田中雲彩

  • iコンセプト

    自居留(じいる)は、今の工房とギャラリーの屋号になっています。そして、この響きは、以前個人事業をしていた時使っていた『Zeal』という屋号から由来しています。ジールは、熱誠という意味、熱意を込めて人と社会に貢献したいということで名づけた思い出の名でもあります。
    この『自居留』にちなんで、飾り額を創作してみました。

  • i環境・素材

    桜柄の小川和紙、手漉き和紙、反物、押し花、墨

  • i製作期間

    2007年

  • iコメント

    この作品の対となる詩は、自居留ギャラリーの由来となる詩『自居留』です。

    『自居留(じいる)』 喜連川運彩作

    自分が自分自身で居ること。
    流されることなく熱い思いを自分の中に留めて・・・。
    大地にしっかりと根をはる大木のように
    生きていけたらと思う。
    風が吹き・・・
    雪が積もり・・・
    誰にも止めることができない環境の変化(へんげ)。
    しかし、生きていれば花を咲かすことができる。
    生きている限り、成長し続けることができる。


    <※おまけ>
    写真の和紙の飾り額は、現在、ギャラリーの小さな空間、REST ROOMに飾ってあります。
    お客さんは、そこに入ると「なぜ、トイレに『自居留』なのですか?」と質問をします。
    今までは、笑って応えませんでしたが、実は理由があって飾っているのです。

    その場所は、誰もが一人になる場所です。
    人は一人では生きていけないといいますが、組織の中、人の中にいると、正しいと思うことも正しいといえなくなったり、本心とは違う行動をとってしまうことがあるように思います。
    自分自身いつも納得できる生き方をしているだろうか?自分を生きているだろうか?と問いかけるために飾っています。

    自分も含めて日本人は、人に気を使って、自分が好きではない別の方法を選んだり、人生を遠回りしたり、機会を逸してしまったり、悩んだりする人が多いように感じています。日本人の優しさであったり、農耕民族らしい調和の文化であったりもするのですが、自分が大切にしている信念は守らなくては・・・と思います。

    そこで作品は、日本文化を意識し、背景には、桜のすかし模様の和紙、背面に着物の反物を配し、自居留の文字を描きました。そして、自居留の留は、地球をイメージしています。そして、自居留の文字の下にある花は、それぞれの人が自分の花を咲かすことを願って、和紙の中に漉き込んでいます。

    日本文化を大切にしながら、日本人の優しさや誠実さ、調和を愛する心を、ひとりひとりが自分らしく社会に伝えていけば、世界はもっと素晴らしくなると信じています。

                   

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『自居留(じいる)』和紙作品

by 喜連川運彩~田中雲彩

  • iコンセプト

    自居留(じいる)は、今の工房とギャラリーの屋号になっています。そして、この響きは、以前個人事業をしていた時使っていた『Zeal』という屋号から由来しています。ジールは、熱誠という意味、熱意を込めて人と社会に貢献したいということで名づけた思い出の名でもあります。
    この『自居留』にちなんで、飾り額を創作してみました。

  • i環境・素材

    桜柄の小川和紙、手漉き和紙、反物、押し花、墨

  • i製作期間

    2007年

  • iコメント

    この作品の対となる詩は、自居留ギャラリーの由来となる詩『自居留』です。

    『自居留(じいる)』 喜連川運彩作

    自分が自分自身で居ること。
    流されることなく熱い思いを自分の中に留めて・・・。
    大地にしっかりと根をはる大木のように
    生きていけたらと思う。
    風が吹き・・・
    雪が積もり・・・
    誰にも止めることができない環境の変化(へんげ)。
    しかし、生きていれば花を咲かすことができる。
    生きている限り、成長し続けることができる。


    <※おまけ>
    写真の和紙の飾り額は、現在、ギャラリーの小さな空間、REST ROOMに飾ってあります。
    お客さんは、そこに入ると「なぜ、トイレに『自居留』なのですか?」と質問をします。
    今までは、笑って応えませんでしたが、実は理由があって飾っているのです。

    その場所は、誰もが一人になる場所です。
    人は一人では生きていけないといいますが、組織の中、人の中にいると、正しいと思うことも正しいといえなくなったり、本心とは違う行動をとってしまうことがあるように思います。
    自分自身いつも納得できる生き方をしているだろうか?自分を生きているだろうか?と問いかけるために飾っています。

    自分も含めて日本人は、人に気を使って、自分が好きではない別の方法を選んだり、人生を遠回りしたり、機会を逸してしまったり、悩んだりする人が多いように感じています。日本人の優しさであったり、農耕民族らしい調和の文化であったりもするのですが、自分が大切にしている信念は守らなくては・・・と思います。

    そこで作品は、日本文化を意識し、背景には、桜のすかし模様の和紙、背面に着物の反物を配し、自居留の文字を描きました。そして、自居留の留は、地球をイメージしています。そして、自居留の文字の下にある花は、それぞれの人が自分の花を咲かすことを願って、和紙の中に漉き込んでいます。

    日本文化を大切にしながら、日本人の優しさや誠実さ、調和を愛する心を、ひとりひとりが自分らしく社会に伝えていけば、世界はもっと素晴らしくなると信じています。

                   

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published : 2008/04/28

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