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文学・文芸 > 詩

雁首の斗ひ方

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 十字架をしょう事も詩を聞くのも、我がつくったので、其れでも“間違って居ない”と云い、良かつた、良かつた、と励んで、心は嘲い、何て不細工か思う。
想(まさ)に雙め、男(おに)に圭がアドヴァイスが出来るなら火に手を突つ込むくらいの事をしないで居ると、接、お前は花緒(かお)を真つ赤にするべきなのに、よう涼しいナ。
後にと錯覚もするが錯覚で有り、此れも事の流れと云うものを知らない素振りで嫌、ちんたらな約束等ばかりが恋しいと、偉(おに)、世の中を我が物なんを挙げ句。
 月の登りを見ました、弟子を連ねて龍の様にもやしゅだら。「安穏」と仰って云いました。月が圭たちの世話をして居たから、ぼうぼうと「愛してる」などを圭はほざき。
お前、男(おに)は居ます、お前や圭の心の中に結局。やや圭はおにで良いのです其れが、圭の道筋なので南無と叡(したが)へ、ぎぎぎといまは思つて、自分の心の中を覗いてから真白な刃で囲(カコ)を砕きます。弘う云うのであのう、酷い誤診を確認して貰えないですか、圭、お前が憎しいのですワ。守り守られ云うても、本当はもつと―複雑で有る為尖つた感情も、早合点も、其うゆう「水」も迫(よ)に要るが、お前は綺麗に為つて其れで諸に離されて終つて、空気も無し、矢張だらりと垂(だ)れ冷まして消える。お前にちなみに、日蓮宗は宗派が分かれたから“割れる”て云う謂れが有ります、其んなんは仏と星空に譬えばずつと前からの宿縁で、夙に今生と云う物が因で有る、既に己の過まりは親しき。現行が果つて此処に罪を滅ぼす。幾許恋して死ねば叶つて人も去ぬ、けれど其の陋(ろう)の苦しは天地に弗を女眉(バビロン)と云うで、赤(あ)んなんは嫌。


此(こ)れは大学の同級の子の亟(すみ)やかな言葉から始まっててナ、私は此れを売ってナ、経れば経るほど当時の想い出は掠れて行く、ぎゃくに真實が真實として虚しき心のもやもやしたのが削られてからに、かなり慎重に私の想い出も今だに清きよと(慎重に)特に覚えもせず、忘れても居ない正常な状態を保持してる。彼の優しさもしっかりとわざと覚えてゐて、偉い事に偉く為りました。まさか亙(こ)ういう“話”だとは思って居ない私も亦、世(よのなか)で有ることに違い無い、其れなら其うと云うて呉れれば亜(あ)んな悔しい思いもする事無かって、幸(こ)うゆうのが人生で有り、何も無い私をしつけて下さった仏陀の葩(しろ)さから匍匐して彼とのやたらいとおしいディスタンスを今だに抱える。
 弥勒に逢(あ)えなかった此の其の裂けた惚れヤ、女(にくし)みを“丈夫”で包み込んで、私は持ち得る曲線を抱え、とにかくきっぱり解(わかれ)る。「南無妙法蓮華経、丁(わか)ってひかる不(かんざし)だ」と、秋沙と云う鳥の第一発見者として四十の旬(おっぱい)の栄光をはやす、どうだな、どうだな。太古のお悪(わ)らない恋をさせて実態(しも)たのは私の敵(なん)やったので御座いますか。あなたを怒ったから空から水に落ちて不安(ふぁん)ながら花の淵で泳いで居ます。




 葦も二枚舌の美しさには傷付き、何らか希望を持つて
たゆたう圭(わたし)はさだめなく思いの千々に乱れる
重畳(ちょうじょう)と云つて憂いもせず

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published : 2020/09/23

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