揶白 (KF)

絵画

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    Works 46

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  • 「月に橋を、」

     

    存在さえしないアニメのデッサンを心に描いて居る。

     

    主人公が、どんなやつなのだろう? 「私」がどんどんくっきりして来る。

     

    線や膨らみ、することを絞って、仲間にそぐうオプションを増やして行きたい。

     

     

    このアニメの制作は、段階と工程が有り分かれてるのを何となく知って居る。

     

     

    ここはカラー入れの工程として、そこにいれば誰でも「デッサン」を最低限、練習する。

     

    マスターする!

     

     

    一番小さな人を描く。バガボンドなら又八、ハンターハンターならレオリオ、ワンピースならウソップ。

     

     

    クレヨンしんちゃんならまさおくん。どうだろう? どのキャラクターも、それぞれが最も自分に近いではないだろうか、とは、彼らは万人を表したキャラクターであり、

     

     

    彼を描けなければ、自分が武蔵に成り得ないことを知る。

     

     

    表情の豊かさなどは、この様に感情の厚みが作って行く。

     

     

     

     

    読んで来た漫画が、上から30代では大きく変わった。


    着実で文学的なものから、それからして意味のない魔法もの。


    何故かはわからないが、前提が、いちいちが違ってきた。


    昔は皆と頑張ったのに、苦労中に誰もいなかったりする。


    アニメではない、現実とも云わないが、と、いう有名な言葉


    地べたから離れて、突拍子もない能力を持って「特別」な自分を達成する。


    意味にたいしての価値の方の音階がひとつ上がった、何かというと、


    手にする美しい力や、ギャルコミックのような生活からかけ離れた突拍子もないやさしさ、ビジュアルにしてから

    付いていける人も少なくなったが、

    アニメが我にかえったように、虚構としての性格を貫く。理性的な、かっこいい、

    あたかも主人公に魂を返す。


    その正体が既存の思想であれ、


    自分が特別じゃないと知っていく人間の、


    成長にたいしてたしかに理想の大人像がちりばめられていた。


    理性が、宇宙くらいに澄む、



    が、着目したいのは、努力をしないから「価値のないストーリー」だ、と云う


    しゅっとものをみる視点であり、


    連続した、「価値のないストーリーが、フィクションと有るこの内容の軽さにたいしてそぐう。捨てることの出来るコミックの文化」から、物語として成り立たせる。


    最も、それをプラスとする貪欲な啓蒙心である。

    「価値のないストーリー」が、それ自体が生まれた子供のように


    新しい、何か人をわくわくさせる洒落を持って光を見せて居る。



    今度は、「気高さ」について書きたい。




    人にたいして何かの時は、


    細かいことは抜きにして。



    応急として、この言葉を心に留める。



    感じて居る不安が、杞憂なら、自分でそう知りに旅立つ。

     

     

     

     

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