設楽弥生

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設楽弥生

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Tispa

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Tispa

by 設楽弥生

  • iコンセプト

    ○コンセプト
    距離感・一体感・安心感・開放感を感じられる新しい券売機

    ○対象ユーザー
    観光客

    ○提案の概要
    Tispaは、『ticket space』つまり、切符を買う空間全体である。
    券売機の下の地面には、路線図が表示されており、自分がいる駅からどこへ行くのかをすぐに分かる事が出来る。またひとつひとつの駅のトピックスやイベントを、観光客グループで楽しく利用、切符を購入する事が出来る。
    観光新急行の路線図の興味のある駅に指を近付けると、駅の詳細が大きくされる。そこに書かれたイベントに興味がある場合は、地図を見て場所や時間等の詳細を確認する事ができる。また、詳細の書かれた紙を印刷して持ち帰る事も出来る。



    ○デザインコンセプト
    1.距離感
     券売機の上にある路線図は、縦に表示されているので分かりづらい
     ↓
     空間が横に広がっているように、地図が地面にあったら分かりやすい。

    2.一体感
     券売機はひとり一台。困った時もひとりきり。友達と一緒に購入したくても順番で。
     ↓
     券売機を丸くして、周りを囲んでみんなで切符を購入する。楽しくコミュニケーションをとりながら行き先を決める。

    3.安心感
     グリッド上に値段だけ表示されているボタンは、見つける事が大変で楽しくない。
     ↓
     ボタンひとつひとつが大きく主張したら見つけやすくなり、直ぐに見つける事が出来るので安心する。


    4.開放感
     券売機は横にズラーっと並んでいて人々は背中を通っているので、困った時に誰も助けてくれない。
     ↓
     券売機ひとつひとつを個別に離して設置すれば、人と共有する事が出来る。困っている人に気がつく人が増えて、助け合いの行為もやりやすくなる。



    ○ポイント
    ●ターゲットユーザーを絞る
    券売機の利用者は大きく3タイプに別れると思う。
    一般人・観光客・お年寄りの方や体の不自由な方、の3タイプのユーザーである。
    3タイプのユーザーはそれぞれ求めている機能が異なる為、今回の提案として
    観光客にスポットをあてた。


    ●従来の券売機のデメリットを参考にする
    券売機のGUIや利用客を観察して、どんな物が良いのかを考える。
    従来の券売機のデメリットとしてあげられる点を変換する事で、メリットにする。

    ●自分がユーザーであったらという視点を利用する
    券売機や、券売機を取り巻く空間を自ら体験し、不便だった点や困ってしまった点を
    思い出して明確にしてみる。
    こんな券売機があったら楽しいだろうな、使いたくなるだろうなと思うものをデザインした。

  • i製作期間

    march 4〜5 .2004

  • iコメント

    日立製作所 デザイン本部のデザイン実習で制作させていただいたものです。
    二日課題で、インターンシップ時の経験やその後に何度か気にかけていた駅の特性を自分なりに解釈して、制作する事が出来たと思います。

  • iライセンス

    設定しない

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by 設楽弥生

  • iコンセプト

    ○コンセプト
    距離感・一体感・安心感・開放感を感じられる新しい券売機

    ○対象ユーザー
    観光客

    ○提案の概要
    Tispaは、『ticket space』つまり、切符を買う空間全体である。
    券売機の下の地面には、路線図が表示されており、自分がいる駅からどこへ行くのかをすぐに分かる事が出来る。またひとつひとつの駅のトピックスやイベントを、観光客グループで楽しく利用、切符を購入する事が出来る。
    観光新急行の路線図の興味のある駅に指を近付けると、駅の詳細が大きくされる。そこに書かれたイベントに興味がある場合は、地図を見て場所や時間等の詳細を確認する事ができる。また、詳細の書かれた紙を印刷して持ち帰る事も出来る。



    ○デザインコンセプト
    1.距離感
     券売機の上にある路線図は、縦に表示されているので分かりづらい
     ↓
     空間が横に広がっているように、地図が地面にあったら分かりやすい。

    2.一体感
     券売機はひとり一台。困った時もひとりきり。友達と一緒に購入したくても順番で。
     ↓
     券売機を丸くして、周りを囲んでみんなで切符を購入する。楽しくコミュニケーションをとりながら行き先を決める。

    3.安心感
     グリッド上に値段だけ表示されているボタンは、見つける事が大変で楽しくない。
     ↓
     ボタンひとつひとつが大きく主張したら見つけやすくなり、直ぐに見つける事が出来るので安心する。


    4.開放感
     券売機は横にズラーっと並んでいて人々は背中を通っているので、困った時に誰も助けてくれない。
     ↓
     券売機ひとつひとつを個別に離して設置すれば、人と共有する事が出来る。困っている人に気がつく人が増えて、助け合いの行為もやりやすくなる。



    ○ポイント
    ●ターゲットユーザーを絞る
    券売機の利用者は大きく3タイプに別れると思う。
    一般人・観光客・お年寄りの方や体の不自由な方、の3タイプのユーザーである。
    3タイプのユーザーはそれぞれ求めている機能が異なる為、今回の提案として
    観光客にスポットをあてた。


    ●従来の券売機のデメリットを参考にする
    券売機のGUIや利用客を観察して、どんな物が良いのかを考える。
    従来の券売機のデメリットとしてあげられる点を変換する事で、メリットにする。

    ●自分がユーザーであったらという視点を利用する
    券売機や、券売機を取り巻く空間を自ら体験し、不便だった点や困ってしまった点を
    思い出して明確にしてみる。
    こんな券売機があったら楽しいだろうな、使いたくなるだろうなと思うものをデザインした。

  • i製作期間

    march 4〜5 .2004

  • iコメント

    日立製作所 デザイン本部のデザイン実習で制作させていただいたものです。
    二日課題で、インターンシップ時の経験やその後に何度か気にかけていた駅の特性を自分なりに解釈して、制作する事が出来たと思います。

  • iライセンス

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published : 2004/03/07

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