tamutamu

画家

0

http://www.tamutamu-hp.com
social
  • 3

    Fav 2
  • 9

    View 50,817
  • p

    Works 43

tamutamu

m
r

tamutamu

画家

  • 3

    Fav 2
  • 9

    View 50,817
  • p

    Works 43
  • スポットライトは鑑賞者へ

    先日、無事に「Four Mixed Media展」が終了いたしました。

    会期中に雪が降るなど寒い日が続きましたが
    ご来廊、ご購入いただいた皆様、本当にありがとうございます。

    以下、今回用意した私のStatementです。

    ■何処に境界線があるのか 探してみましたが
     どこにも線はありませんでした■

    結局、私の作品は
    人とのコミュニケーションが源流であり

    だから、私の作品から
    また別のコミュニケーションが生まれたら
    とても嬉しく思います。


    私は自身がスポットライトを浴びるのが苦手なので
    鑑賞者が主役となるような
    きっかけや流れ、空気を含んだ作品を作りたいと考えています。

    今回、嬉しかったのは、沢山の方とお話をさせていただき
    自分の作品から新しいコミュニケーションが広がる感覚を
    実感したことです。

    「完成度が高い」という批評も頂き、すでにこれからの方向性も
    ぼんやり見えてきています。それについては、また追々...

    球体(粘土玉)のように枠に囚われず
    柔軟に転がり、広がって更に進化できるようがんばります。

    皆さま、今後ともどうぞ宜しくお願いします。

  • 枠内と枠外

    絵を描くこと自体が好きなので
    気づくのが遅かったんだけど

    「自分のできる枠内」で作り続けると
    だんだん息苦しくなってきます。

    枠内で作り続けることは
    人に伝えるためにとても大切なことと思っていて
    むしろその事を努力してきたのですが
    それが続くと視界がぼんやりしてきます。


    久しぶりに「これ大丈夫?完成するのぉ〜?」みたいな
    予想がつかない格闘をしてみたくなりました。

    この大きさのキャンバスに向かい合うのは
    1年半ぶりです。

    経験則ではなく、
    未知なものを感覚で描く緊張感。

    自分のために描いている、という実感。
    痺れて右手が上がらなくなるまで描きました。

    チャレンジっていうのは
    「自分、もっと出来るんじゃないの?」という
    図々しい疑問から始まるのかも...

  • ひらめきストック

    今月8月は
    ロイヤルパークホテルへ納品の作品2つと
    8/20から始まる「Life 2014展」の作品を抱え、
    久しぶりに〆切のプレッシャーを感じながら製作しました。


    今回、とても役に立ったのが
    日頃から持ち歩いているモレスキンのノートです。

    本当はイメージが「ひらめいた!」ら
    すぐにキャンバスをイーゼルに立て掛けられる
    暮らしが理想ですが...それは夢のような話。

    現実は「ひらめいた!」ら
    このモレスキンのノートに殴り書きをしています。


    Life展の作品は、構想時間が十分に取れなかったので
    昨年ひらめいたイメージを広げて、製作に入りました。


    浅はかなアイディアも
    深く考えたアイディアも
    思いついたことは、このノートに殴り書きしているので
    人様にはちょっとお見せできる代物ではありませんが、

    「継続は力なり」...7冊目に入って
    ようやくストック帳として、活躍してくれました。


    Life展の作品もあともう少しで、完成。
    良い作品になりそうです。

  • 製作現場の本音

    5月〜6月に貯めていたイメージを
    ここ最近、一気に吐き出すように製作しています。


    支持体と向かい合って、取っ組み合いをするのは
    「作ってる」という実感があって、やっぱり楽しい。

    スケッチを描く段階で、イロイロ計算はするけれど
    いざ実際に支持体へ色をのせてみると
    予想外の状況になって、「アワ〜ッ」と焦ったり、

    その状況から、どう進めるか
    脳みそフル回転させて考えて、まれに直感が働いたり...


    そういえば昔、「直感です!」と回答して
    会社組織で怒られた経験がありました(笑)

    もちろん、作品も同様。
    この「直感」を考察して説明する必要があります。
    ナゼナラ、人ニ伝エタイカラ....

    キャンバスに近づいて描き、キャンバスから離れて確認。
    無心で製作して、自分の行動を考察する。

    「自分の考えを伝える」ってことは
    こういう作業のくり返しなんだと思います。

  • 夢は 昼と 夜を 廻る

    羽田空港ターミル内にできる
    ロイヤルパークホテルの2客室に
    作品が設置させることになりました。

    ロイヤルパークホテル(2014年9月30日から開業)
    http://www.rph-the.co.jp/haneda/


    空港という場所が好きなので
    そこに自分の作品が「在る」ようになることが
    不思議に感じます。

    旅をする人たちに作品を見てもらえるのも、嬉しい。
    旅の記憶の一欠片になれたらいいな。


    写真は5月に提出した今回のイメージ画。
    指定テーマ「夢」と「空港(旅)」を合わせて

    [ 夢は 昼と 夜を 廻る ]

    という作品タイトルにしました。


    先日、木製パネルも到着したので
    これから気合入れて製作に入ります!

  • ライブペイント

    先日、urucomecoが企画したイベントで
    ライブペイントをしてきました。

    人前で絵を描くのは苦手なのですが
    今回は絵や音楽をやってる人達が集まって
    全員が参加者、のような雰囲気だったので
    人の目を気にすることなく、楽しく描かせて頂きました。


    その場の空気に合わせて
    自分が主旋律に立ったり、伴奏にまわったり、

    そんな中から偶然「いいね!」というものが生まれたり、

    人と一緒に即興で作るのって
    なんかコミュニケーションそのもの、だなぁ〜と。


    この日は、たくさんの人とくるくるダンスをしたような
    楽しい気分で家路につきました。

    --------------------------------------------------
    【お知らせ】

    8月、グループ展に小作品1点を出す予定です。
    テーマは「動物」「生き物」

    う〜ん。
    抽象画で表現するのか、久々に具象画に手を出すか....

    詳細は、また後日お知らせさせていただきます。

  • 実験的な展示に向けて、今年の夏はお勉強

    先日「建築解体材(廃材)から小さい黒板を作る」
    というワークショップに参加しました。

    もちろん木材の扱いはド素人。
    興味津々。色々質問しまくって(スミマセン....)
    すごくすごく勉強になりました。

    「感覚」というのは、本では絶対に覚えられない。

    以前、知り合いが銀粘土アクセサリーを教えてくれた
    ことがあったのですが、その経験が無ければ
    「キャンバスに粘土を付ける」という
    考えに辿りつかなかったと思います。

    今回の経験もすぐ取り込めるとは思えませんが、
    「木材」の感覚は残っていて、いつか煮詰まった時(?)
    その感覚がなにか導いてくれるかも....


    そんなこんなで、今年の夏はアクティブにお勉強です。

    自分が使っている画材(ゴールデンアクリルガッシュ)の
    講習会にも参加。
    こちらは少し眉間にシワを寄せて左脳も使いました....笑

    この講習会では、改めて自分の使っている画材が
    「単一色」絵具であると認識いたしまして
    現在「この特性を生かす=色を混ぜる」ことと
    格闘している真っ最中です。

    ------------------------------------------------------
    11月に少し実験的な展示を企画しております。

    そこで今年の夏に吸収したイロイロを
    お見せすることができたらいいな。

  • 水のカタチと質感

    炎天下を歩いていた時に見つけた小さな噴水。
    水のカタチが変わる様子が面白かったので
    iPhoneで撮り、そのまま動画編集アプリを使って
    水音に合わせて音楽をつけました。

    (YouTube)
    http://www.youtube.com/watch?v=hsllseuSZZM

    いや〜、デジタル技術は便利ですね。
    ちょっと思いついたことを サクっと適用してくれます。


    昨日は 作品「カミオカンデ」が観たくて
    アンドレアス・グルスキー展に行ってきました。

    「絵画は複数の視点を一枚に収めることができるが
    写真にはそれが不可能」というのはもう大昔の話。
    複数の視点を一枚に収めた写真が そこに在りました。

    じゃあ、絵画である意味は?
    今のところ、私は「質感」でないかと思います。

    とは言え、写真も絵画もあくまで方法手段。
    こうゆうことを考えすぎると視野が狭くなるので
    ここら辺でやめて、次の作品の構想を練ります(笑)

  • やぼろじの休日

    昨日は国立市にある「やぼろじ」で
    urucomeco SAOちゃんの誕生日パーティーでした。

    素敵な古民家と野菜たっぷりの母めしで
    充分満足でしたが、集まったメンバーは
    なにかしら「作っている人」ばかり。その後も
    大野商店(オノちゃん)のチーズケーキがふるまわれ、
    ピアノとハーモニカで即興BGMが始まり、
    主賓からお礼の手作りお土産もあり、
    かなり贅沢なパーティーとなりました。

    お店を出た後は、みんなで夜の神社を散歩して
    近くの田圃までカエルの鳴き声を聴きに。

    360度カエルの鳴き声が響き渡っている中、
    はしゃいで田圃のあぜ道を歩いたのですが
    ふわふわした土の感触にびっくりして衝撃を受けました。

    世の中には「知らない」「気付かない」ことが
    まだまだ沢山ありますね。


    そういえば....
    なぜか途中、蛍の話で盛り上がったのですが
    今朝起きたら「蛍の会」意味=みんなで蛍を見に行こうぜ〜
    お誘いメールが届いてました。

    はっ...早い! みなさん、企画力あり過ぎです(笑)

  • 短編集とその挿絵

    北海道に住んでいるマイさんから
    お願いをしていた短編集が届きました。

    昨年あたりから
    「物語の挿絵を描いてみたいなぁ....」と
    ゆるゆる考えていて、お願いをしていたものです。

    「イメージに合わせて書きますよ〜」と
    言ってくれたのですが、彼女が生活している土地の話
    (毎日、雪かきをしないと埋もれてしまう)
    (朝、外に出るとキツネとか色々な動物に会う)等を聞いて
    私が知らない自然を知っている彼女にお任せしました。


    届いた短編集は
    「春」「夏」「秋」「冬」の小さい物語です。

    これからじっくり読んで
    イメージを広げてみたいと思います。

k
k