Ray Sanada

グラフィックデザイナー

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東京都豊島区

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Ray Sanada

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  • テレビの現場から学ぶ♯8〜ロケ〜

    第8回目になります。
    今回は「ロケ」についてです。

    よく聞く言葉だと思います。

    ロケとは、一般に外にカメラを持ち出しての
    撮影を意味します。
    ちなみにスタジオで撮影するときは、
    「スタジオ収録」といいます。

    ロケまでの制作のおおきな流れは、

    企画→台本制作や準備、キャスティングなど→スタジオ収録→ロケ
    or
    企画→台本制作や準備、キャスティングなど→ロケ→スタジオ収録

    などです。

    ロケをするまでの準備として、
    ・撮影備品(小道具や大道具など)の準備
    ・ロケスケジュール
    ・場所仕込み
    をやります。

    準備で一番楽しいのが、
    「ロケハン(ロケーションハンティング)」というものです。
    ロケ当日に、不具合なことが起こらないように
    ロケの現場を事前チェックします。

    とくに旅番組になると、ロケハンで、
    おいしいものが食べられたり
    高級な宿に泊まれたりします。
    もちろんタレントもいないので、
    ただの旅行みたいなものです。。。


    現場をチェックしたら本番。


    ロケ当日は、
    ロケハンとはうってかわって、
    戦場と化します。

    よくバラエティー番組で
    ADがネタで出てくることが
    ありますが、
    ADにとっては、本当はそれどころじゃなく
    「とにかく撮影をまかなければ」
    というあせりを常にかかえているんです。

    ほとんどのTV制作は低予算ですから、
    一日で撮影する量は、時間的に限界な
    ほどに詰め込まれます。
    よって分刻みのスケジュールができてしまう
    こともしばしばです。

    撮影リスト(編集上必要なシーンをリストにしたもの)
    を撮りきってしまわなければ、
    番組上成り立たないこともあるので必死です。

    しかも、タレントによっては、
    その次のスケジュールが入っていて、
    ケツ(時間制限)がある場合もあり、
    確実に撮りきることが必須になってきます。

    そんな現場では、
    P(プロデューサー)もAP(アシスタントプロデューサー)
    もD(ディレクター)もAD(アシスタントディレクター)も
    みんなが、緊張感をもって進行しています。

    それこそミスが発覚してしまった場合は、
    だれがミスしたかに関わらず、
    罪の押し付け合いになることも。。。。


    そんなときに、一番にめをつけられ
    罪も無いのに大声で怒鳴られるのが
    基本的にADです。

    かわいそうAD…。
    でも、ここで怒られるADは、
    実は、とても重要な役割をはたしています。

    ADが怒られると現場の悪い空気に
    収集がつく
    んです。

    もしPがミスをしていたとなれば、
    タレントを目の前に、全体の失態に
    つながってしまいますが、
    ADがミスをしたとなれば、
    「だめなやつだな〜」
    ぐらいで済むことおおいんです。

    ミスを例にとりましたが、
    現場を盛り上げてテンション
    を上げていくのもADの仕事。

    つくづく大変な職業です。


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  • 明朝体作り

    最近の仕事のことです。

    いま漬物の本を作っています。
    「あまったらお漬物」
    という本です。

    その本のタイトルロゴとして
    明朝体を作ることに。

    いままでゴシック系統の
    ロゴは、作ったことがあったのですが、
    明朝体はなぜか
    なかなか
    手を出せないでいました。

    「職人が長い時間をかけて作った明朝体」
    という考えがちらついて、
    自分が作るというのは、なんだか
    恐れ多いという感覚があったのです。
    (ゴシック体でも一緒なのでしょうが)

    ベースは基本的になしで、
    一から作りました。

    まずは手でかいてから
    →スキャニング
    →トレース
    →微調整
    完成まで丸一日を要しました。

    僕は、文字を作るときは、
    いつもルールを何個か設けて
    作ります。(ルールなしで作っている人はいないでしょうが)
    今回は、
    「ゴシックよりの明朝」
    「太いところと細いところの対比を少し強めに」
    「それでいてなるべく簡略化」(三角、四角、丸などわかり易い形を共通に入れる)
    という決まりを。

    作ってみて
    感じたのは、
    文字を作る人の偉大さ。。。
    本当にバランス感覚って大事なのねってところ。

    フォントを完全に作ろうと思うと
    日本語では、何千文字と
    作らなければいけない。

    文字が永遠と続くような、
    宇宙空間みたいなのを
    思い浮かべながら。

    途方も無いだろうな。

    ただそう感じました。




    作ったロゴは、
    これからチーム内で
    コンペです。
    うかればよいな。。

    また、近日
    作品としてのせます。

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  • 身体を思いだしてやる。

    最近
    「ものを作る人たちは、
    自分の身体を忘れがちじゃ
    ないだろうか」
    と唐突に感じております。

    なぜいきなりこんなことを感じ始めたかと
    言うと。。

    最近銭湯に行く機会があって、
    なぜか、
    「身体のすみずみまで、洗ってやろう!」
    と思ったことがきっかけでした。

    洗い残しが無いように、
    体全体、足の指の先のつめの間まで
    完全に洗いました。

    このとき、
    「自分の足の指の形って、こんな
    感じだったな」
    って再認識したんです。

    忙しい中で身体の
    事を忘れていたのに
    気付いたわけです。


    テレビ業界→雑誌のデザインに転職
    し、今はエディトリアルデザインを
    していますが、
    職場は、変われど激務であることは、
    かわりありません。

    そんな状態の中では、
    ついつい身体のことを忘れがちです。

    あくまで、僕がおもうのは、
    体をいたわってやる、ということではなく
    自分の体の構造や形状などのことです。

    銭湯では、

    ・手のしわの形はどんなだったっけ
    ・足の小指のつめの形は、どんなだったっけ。
    ・間接の位置は?

    など事細かに、チェックし
    自分に身体を再認識させました。

    何か忘れていた大きなものを
    取り戻したような、
    そんな気がしました。

    浴槽で
    「女性は、お化粧しなけりゃいけないから
    毎日鏡を見るし、こんなことは無いのだろうな」
    など考え、疲れを癒しました。

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  • テレビの現場から学ぶ♯7〜リサーチ〜

    第7回目になります。

    今回は、リサーチについてです。

    リサーチとは、その名のとおり、
    番組のネタを探してくることを言います。

    主には、作家さんの見習いが
    このリサーチを行います。
    他には、リサーチ専門の会社もありますし、
    制作会社によっては、ADが行ったりします。

    企画で持ち上がった空想を
    実現してゆくために、
    ネタをさがし、
    皆で持ち寄って会議をします。

    本当にアナログなやり方で
    根気よく探す!
    それのみです。

    テレビのネタ元は、
    おもに「書籍」「雑誌」「新聞」
    などからです。

    今年関わらせていただいた番組「緊急対処●の神様」で例を
    とりますと、

    ※緊急対●の神様…YTV特番。
    危機が迫ったときに人間は、とっさの機転でどのように対処するのか?
    というのがテーマの番組。

    ■雑誌バックナンバーからのネタ
    ■過去の新聞によるネタ
    ■タレント事務所が持っているタレントのネタ

    の三つの情報源
    から番組が成り立っています。

    ・雑誌は、大宅文庫
    (八幡山にある雑誌のバックナンバーがたくさん置いてある図書館)から、
    ・新聞は、国会図書館から

    の情報を読みあさり見つけてゆきます。
    誰にでもできる情報探しです。
    (速読が必須で、日に30冊は読みあさります。。。つかれます。。。)

    テレビを見ている人は、
    番組は、特殊な情報源を持っている
    と思うのかもしれませんが、
    意外とアナログに、根気で探しています。

    だれにでも出来る方法で。



    ということは…。。

    だれでも根気があれば、
    情報が集められるのだから、
    後は編集能力次第で
    情報系エンタメ(TVに限らず書籍なども)は作れる!


    といえるのではと思います。
    あとは、各自もった能力次第ですがなにかしら
    補えます。

    あくまで番組をつくる
    ということじゃなくて
    もっと小規模で面白いもの
    が作れるのではということです。

    また、すべてがフィニッシュしないでも、
    企画として提出できるものは
    作れるのだと思います。
    その企画を企業に持ち込み、
    企業形態の中でフィニッシュさせることが
    可能です。

    情報があれば、
    それをどう編集するかで
    価値がでてくるのではないかと
    思います。

    「まったく新しいものを
    生み出す」

    ではなくて

    「今ある情報をどう生かすか」

    と考えることで、

    一人にしてエンタメを生み出せるのでは
    ないでしょうか。

    情報を探すということは
    だれにでもできる事ですからね。

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  • テレビの現場から学ぶ♯6〜睡眠〜

    第6回目になります。

    今回は、テレビと睡眠についてです。

    ご存知のように
    テレビの現場では、
    睡眠時間がとても少ないです。

    どれぐらい少ないかといいますと、
    (職場や番組によって異なりますが)
    僕が経験した一番ひどかった例をとると、
    編集所で、ディレクターと共に、一週間毎日仮眠のみ。(一時間程度)
    …というときもありました。風呂も入らずにです。。
    感染症が出るんじゃないかと思ったりもしました。

    それでも、どうにか乗り切るわけです。

    さて、どうやってその状況を乗り切ったのかを
    お話しします。

    そんな状態だとディレクターと交代で寝ること
    にしていました。
    なので、ディレクターが寝ているときは、
    ディレクターをやりつつADとして電話にでつつ、
    その先の手はずをとりつつ、生理現象まで処理をしていました。

    一番いけないのが、「共倒れ」です。
    共倒れしないように、
    交代で乗り切るんです!

    「どうにかどちらかが生き残れば」
    という感覚です。


    三日間貫徹も経験したことも
    あります。
    三日目は、十分で出来る仕事を
    一時間かけてしまうほど、
    意識がもうろうとしてきます。
    最後のほうでは、幻聴幻覚も
    起こってきます。
    最後は、意識を失い、
    長い睡眠に入ります。


    だから、テレビの人間は、
    「そんなの効率が悪い」
    と、業界外のひとから
    しばしば批判されます。

    しかし、
    本当に時間が無い時は、
    「間に合わないのではないか」
    という不安に駆られて
    寝る勇気がなくなるものです。



    一週間仮眠だけですごす方法を
    一般にあてはめてまとめました↓

    ■一週間仮眠だけですごす方法■※まねしないでください。

    ①まず、切迫感にかられること

    ②ご飯は食べ過ぎると、消化活動胃により血が集まり、
      脳の血流がわるくなり眠気が襲うので
      ご飯は、腹5分程度でおさめる。
     ※満腹中枢は、20分程度で満たされるので、
      物足りなくてもそれまで我慢。

    ③チョコを常備して小腹がすいたときに食べる。(エネルギー補給)

    ④コーヒーを多量摂取(後半戦では、気休めにしかならない)

    ⑤二人の場合寝ないようにお互いにけん制しあう。

    ⑥作業中に恐ろしい人(テレビの場合プロデューサー)
     をバックにつけて自分を見張ってもらう。

    ⑦後半戦で300円台の栄養ドリンクをのむ
     (なぜか前半で飲むと後半で効き目がなくなります)

    ⑧「これが普段なんだ」という自己催眠により
     寝ないのが普通なんだという考え方をするよう努力する

    ⑨受験勉強で使われる、メンソールのまぶたにぬるやつを使う。

    意外と普通かもしれないですね。



















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  • 「時間制限」について

    新聞・出版(雑誌)・ラジオ・テレビ
    を一般的に
    「マス4媒体」
    と呼びますが、
    インターネットの
    普及で、現在、
    その言葉自体
    古いと思ってしまいます。

    インターネットは、
    とても便利ですよね。

    便利がゆえに、失われつつある
    ものがあると思うんです。

    インターネットが便利なところ!
    それは、
    「いつでも閲覧できる!」
    というとこだと思っています。

    空いてる時間、いつでも
    接続して閲覧できるし、
    コンテンツも充実していますよね。

    ニュースも見ることができるし、
    漫画も、アニメも、テレビも、
    映画もいつの時間でも見る事ができます。

    でも便利さゆえに、
    失っていることがあると思うんです。

    ネットが無かった、
    昔を思い出すと、あのころは、
    良かったな〜というところが。

    幼いころ一週間で一回の放送の
    「ドラゴンボールZ」を
    すごく楽しみにしていたのを
    思い出してしまうんです。

    五分前にはテレビの前について、
    7時ぴったしのところで、
    影山ノブヒロのOPテーマが
    流れはじめる…。
    テレビの前にかじりつきで
    単純に興奮していたもんです。

    「その興奮はどこから
    きてたんだろう?」

    って最近単純に考えることがあります。
    幼いころの脳だから、
    敏感で、夢中になっていた。
    というのもありますが、

    それだけじゃない気がします。

    僕は、
    「時間制限」
    があったからじゃないかって思うんです。

    ①一週間に
    ②一回
    ③決まった時間に
    ④30分だけ
    っていうのが

    大切なんじゃないのかなって。

    「待ちわびて待ちわびて
    見る!」

    それが良かったんじゃないかって思います。

    テレビの視聴率は年々落ちています。
    雑誌、書籍の売り上げにしてもそう。

    いつでも
    ネットで情報が見れてしまうからですね。
    だからこそ、純粋な楽しみが半減している
    ような気がします。

    マス4媒体の面白さ
    それは、
    「時間制限」
    にあるんじゃないかと
    思います。
    見直せる要素は、
    そこじゃないかな〜
    とぼんやり考えています。

    僕自身がネットしすぎ
    なのかも。。。

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  • テレビの現場から学ぶ♯5

    最近忙しいので、
    なかなかログインできませんでした…orz...

    今回は、テレビの台本についてです。

    企画されたテレビ番組を立ち上げるとき、
    これが無いと始まらない!
    というのが「台本」です。
    放送作家さんが
    台本を書きます。

    テレビ番組は、
    バラエティーから始まり、ドラマ、映画、情報番組、ドキュメンタリー
    まで様々な番組があります。

    台本は、そのどのカテゴリーに
    属する番組にでも存在し、
    それが無ければ進行できません。


    自然体でゆるく放送している
    番組にだって台本は、存在します。

    テレビの現場では、台本
    はとても大切なものなんです。

    もちろん台本にも種類が
    あります、

    ●箱書き(番組の流れ)だけのもの
    から
    ●きっちり一字一句を気をつけて作られた台本

    まで、その都度番組の種類状況に応じて
    進行に必要な台本が用意されます。

    これを元に番組をつくってゆくんです。

    僕は、放送作家は本当にすごいと思っています。
    下積みが大変過酷で大勢するまで、
    よほどの才能ありふれていないと、
    成り上がれません。
    部屋にこもって書く仕事なのに、
    コミュニケーション能力と
    理解力を大変求められます。

    だから、
    テレビの業界では、
    大勢した作家さんは、
    尊敬される立場になります。

    ぼく自信も映像媒体の
    プロット台本(セールスプロモーションに近いものでした)
    を作ったことがあります。
    それは、広告が主でしたが、
    並大抵の知識では、書けないとおもいました。
    営業の方と相談して完成させましたが、
    あまりうまくいきませんでした。

    テレビの業界で最も想像力と知識を求められる
    台本作り。
    こうなったら→こうなるとういう
    予測する力も相当必要です。

    もし、
    そんな力があったら、
    自分の人生の台本みたいなのを
    作ってみたいものです。

    大勢する人は、
    ある程度自分の中で
    台本をもっているのでしょうかね。

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  • テレビの現場から学ぶ〜コラム1〜

    コラム1

    TV業界とネカフェ

    僕がTV制作をしていたときに
    もっともお世話になったのが
    ネカフェでした。

    いろいろな会社が
    あると思うのですが、
    ぼくのいたところは、
    仮眠スペースが無い会社でした。

    そのため、徹夜で会社に泊まるとき
    は、いすを三つ重ねて
    寝るしかないのです。

    かといって、
    この不況が続く世の中
    テレビの業界は、局以外は、
    儲かっていないのです。

    もちろんお泊りの経費
    なんて出ません。

    だから

    べんりなのが
    ネカフェ
    ちゃんとフラットスペースがある
    ネカフェを選びます。

    自費でお金を払うしかないのですが
    ネカフェなら安いし、なんだか
    自費でも満足できるので
    よく行っていました。

    徹夜つづきのときは、
    ネット難民と化しておりました。

    その他、ロケやロケハンなど
    いろいろ待ちの時間
    があるときなどディレクターと
    二人で行っていたものです。

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  • テレビの現場から学ぶ♯4〜スケジューリング〜

    第④回目になります。

    今回は、スケジューリングについて。

    テレビの現場はタイト。
    というのは、わかっていただけたと思います。

    そんな中でスケジュールを組む
    というのは、とても大切なことになります。

    ■変則型
    第③回のバラエティーの
    制作行程を例にとりますと、
    タイトすぎるのでまずしっかりした
    スケジュールというものはありません。

    会議

    ロケ

    スタジオ撮影

    オフライン

    編集(EED)

    MA

    と言う大きな流れ
    をスケジューリングしておいて、
    その都度、間間で決まった作業を
    この大まかなスケジュールに詰め込んで行く。
    変則型のスケジューリングになります。
    だからこそ、24時間体制で挑まなければ
    ならないんです。


    ■しっかりしたスケ
    テレビ、VPに限らず、
    クライアント(メーカー、代理店)
    が直に絡む仕事の場合はそうはいきません。
    しっかりしたスケジューリングをします。

    会議

    ロケ

    スタジオ撮影

    オフライン

    編集(EED)

    MA

    の流れは一緒ですが、
    綿密なスケジュールを
    組んでゆきます。

    スケジュール表は、
    公開できませんが、
    さんこうまでに、

    ●大まかなスケジュール(箱がき、制作完了までの流れてきなもの)
    ●細かく決まったスケジュール(スケジュールの修正は、迅速に。多岐にわたります)
    ●裏のスケジュール(制作会社での目標スケジュール)
    ●頭の中に裏の裏のスケジュール(撮影時間がおした時のための最終手段)

    大きく分けてコレくらいのスケジュール
    を組みます。

    裏の裏まで考えておくことで、
    クライアントの突然の要望も
    対処できるし、
    制作会社からすれば
    赤字を防げるのです。

    ■そのほかにロケ当日スケジュールや
    スタジオスケジュールを組みます。

    タイトな場合は、分刻みのスケジュールを
    表と裏で組んでおきます。



    これだけやっても、うまくいかないことも
    多いんですよ。


    良心の無いクライアント
    につかまらないのを祈るのみです。

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  • クロノス時間

    本を読んでいたら面白い事を書いてあったので紹介します。

    それは時間の概念についてです。時間の概念といっても自分の知っているのは時計の表す時間しかないなぁ、と感じていたのですが、
    実はその他にも時間についての考え方があるみたいです。

    本によると時間の概念はみっつあるみたいです。
    一つ目は「クロノス時間」
    二つ目は「カイロス時間」
    三つ目は「イーオン時間」
    クロノス時間とは、僕達が知っているように時計が表してくれる時間。等間隔の時間。
    カイロス時間とは、時間のないところに時間が発生するという考え。
    イーオン時間とは、主観時間で伸び縮みするというかんがえ。

    らしいです。


    いま現在の自分の時間に対する考え方というのは、
    クロノス時間しかないような気がしてきています。

    時間のバランスが優れていた幼い頃は、
    面白い事と面白くない事で時間の流れが今よりも極端に違っていたものです。
    クロノス時間への感覚に幼い頃は、慣れていないからなのかもしれないですね。
    時計を気にせずに集中できた、ともいえるかもしれないです。

    そう思うと今の時間的間隔が時計に縛られているという事がとても
    感性を閉ざしているような気がしてきます。

    クロノス時間はこの社会を動かすのにとても重要なものとなっています。
    会社へ行くのにも出勤時間が決まっていて、
    それを目標に人々は朝一時間前に起きて朝御飯を食べて顔を洗って、
    遅れないようにします。時計にうごかされ、
    時計によって御飯食べる時も気持ち急いで食べなければならなくなってる。
    この世の人々は時計を頼り過ぎて逆に支配されてしまっているように感じます。

    一時でもクロノスから完全に解放されてみたいものです。
    そしてその時間の中で物を制作してみたいと心から思います。
    そしたら幼い頃感じた純粋な制作への気持ちや楽しさで制作できるのだろうか。

    Comment (1)

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    • 石野優太朗

      2009/01/12 03:14

      なるほど…難しい。

      でも、やっぱりクロノス時間の感覚をもっていないと、
      この社会では食っていけないのかもね。。

      カイロス時間=クロノス時間−イーオン時間

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