Nobuyuki Matsubara

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Nobuyuki Matsubara

グラフィックデザイナー

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SOS

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SOS

by Nobuyuki Matsubara

  • iコンセプト

    この作品のテーマは、地球温暖化による絶滅が懸念される動物達をいかに救えるかです。

    まず、なぜ地球温暖化と動物の絶滅が関係しているか一般の人にも伝わりやすく説明します。

    例:ホッキョクグマは地球温暖化により絶滅が心配される種の1つですが、
      その理由として、単に北極の氷が溶けて住む場所が少なくなるだけでなく、
      氷の隙間から顔をのぞかせる獲物を狩る彼等にとっては、エサを得るチャンスが
      減っていくため、生きていけなくなる

    対応策としては、二酸化炭素削減として週1でも"ベジタリアン"になる事です。

    先日発表されたシカゴ大学の報告書よると以下のような記述があります。

    ・家畜の生産は、地球温暖化の約9%の原因
    ・家畜の生産は、地球温暖化の原因の約3割を占めるメタンの35%、亜酸化窒素の65%を占めている
    ・家畜を食肉処理工場に運び、食肉解体し、冷凍し、世界中に運び、さらに細切れやなどに加工しラップし
    値札をつけ、冷房の効いた陳列棚に並ぶことになり、このプロセスには膨大なエネルギーがかかる。
    ・お肉タンパクのカロリーを摂取するということは、そのカロリーの10倍の化石燃料を消費していることと同じ
    また報告書によるとエコカーであるプリウスに買い替えることで年間1トンあまりの二酸化炭素の削減に繋が
    りますが、お肉を食べないだけで、年間1.5トンの二酸化炭素の削減に繋がるということです。

    なお、2005年度、日本は13億6400万トンのCO2を排出しました。
    京都議定書では、この数字から、約14%ほど削減する必要で、単純に、1億9100万トンのCO2を削減しな
    くてはなりません。
    項目にはありませんが、日本人がお肉の接収量は半分に控えると、これだけで目標の50%弱に相当します。

    国連の報告によると、家畜の生産は、地球上のすべての農耕地の70%は家畜の飼育するための食料を供給
    するために使われており、地球上にある土地の30%が該当している。そして、その土地の多くは二酸化炭素の
    一番の吸収源である森林を破壊して作られている、というデータもあります。

    ”Raising animals for food generates more greenhouse gases than all the cars and trucks in the world combined.”

    つまり、「食糧のために動物を育てることにより伴って排出される温室効果ガスは、地球上のすべての車とトラックが
    排出する温室効果ガスよりも多い」という事になります。

    そして研究により、ベジタリアンは肉食者より心臓病にかかる率が30%低いともいわれています。

  • i製作期間

    2009

  • iコメント

    特別賞をいただきました
    www.millilitre.jp/page/1

  • iライセンス

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by Nobuyuki Matsubara

  • iコンセプト

    この作品のテーマは、地球温暖化による絶滅が懸念される動物達をいかに救えるかです。

    まず、なぜ地球温暖化と動物の絶滅が関係しているか一般の人にも伝わりやすく説明します。

    例:ホッキョクグマは地球温暖化により絶滅が心配される種の1つですが、
      その理由として、単に北極の氷が溶けて住む場所が少なくなるだけでなく、
      氷の隙間から顔をのぞかせる獲物を狩る彼等にとっては、エサを得るチャンスが
      減っていくため、生きていけなくなる

    対応策としては、二酸化炭素削減として週1でも"ベジタリアン"になる事です。

    先日発表されたシカゴ大学の報告書よると以下のような記述があります。

    ・家畜の生産は、地球温暖化の約9%の原因
    ・家畜の生産は、地球温暖化の原因の約3割を占めるメタンの35%、亜酸化窒素の65%を占めている
    ・家畜を食肉処理工場に運び、食肉解体し、冷凍し、世界中に運び、さらに細切れやなどに加工しラップし
    値札をつけ、冷房の効いた陳列棚に並ぶことになり、このプロセスには膨大なエネルギーがかかる。
    ・お肉タンパクのカロリーを摂取するということは、そのカロリーの10倍の化石燃料を消費していることと同じ
    また報告書によるとエコカーであるプリウスに買い替えることで年間1トンあまりの二酸化炭素の削減に繋が
    りますが、お肉を食べないだけで、年間1.5トンの二酸化炭素の削減に繋がるということです。

    なお、2005年度、日本は13億6400万トンのCO2を排出しました。
    京都議定書では、この数字から、約14%ほど削減する必要で、単純に、1億9100万トンのCO2を削減しな
    くてはなりません。
    項目にはありませんが、日本人がお肉の接収量は半分に控えると、これだけで目標の50%弱に相当します。

    国連の報告によると、家畜の生産は、地球上のすべての農耕地の70%は家畜の飼育するための食料を供給
    するために使われており、地球上にある土地の30%が該当している。そして、その土地の多くは二酸化炭素の
    一番の吸収源である森林を破壊して作られている、というデータもあります。

    ”Raising animals for food generates more greenhouse gases than all the cars and trucks in the world combined.”

    つまり、「食糧のために動物を育てることにより伴って排出される温室効果ガスは、地球上のすべての車とトラックが
    排出する温室効果ガスよりも多い」という事になります。

    そして研究により、ベジタリアンは肉食者より心臓病にかかる率が30%低いともいわれています。

  • i製作期間

    2009

  • iコメント

    特別賞をいただきました
    www.millilitre.jp/page/1

  • iライセンス

    設定しない

published : 2009/09/05

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