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2010/02/16
紅梅が満開でした。今日は あいにくの雨でしたが。
滴る その雫が花びらの繊細な質感に
より一層、拍車をかけるように煌いた。
光に透かして感じる、いちまい一枚の存在が雨水を弾く度に
強く やわらかく、まるで 呼吸をしているみたいに綻んでいる。
花びらの質感について こんなに考えるのは、今日の この雨のお陰だろう。
こんな雨の日は わりと好きだ。
明日は、この梅の花びらの 強さ と やわらかさを 描こう*
* * * * *
http://ameblo.jp/kodac1993/image-10460102827-10416320801.html
先日、受賞したグランプリの副賞で戴いた デカいモニター。
さっそく、変えてみました*
デカい画面は、やっぱり制作も のめり込みますw
さあさあ。いいモノ 描くぞ*
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2010/02/15
今日は、名古屋にある北欧雑貨・喫茶のお店「ミュシカ」さんに行ってきました*
【ミュシカ】http://www.myshica.com/article/139631080.html
彫刻家・はしもとみおさんの個展を見に行きました。
■はしもとみお 『北の100のカトラリーと動物たちの木彫展』
http://mkirin30.exblog.jp/12838734/
今日が最終日ということで、どうしても見に行きたかったのです。
彼女の作品たちと出会ったのは、ちょうど1年くらい前に名古屋のギャラリーでのグループ展で
一緒に展示をさせてもらったとき。 僕はもう、その作品たちに ひと目惚れでした*
※写真は、昨年のグループ展のときのやつね。
手前にある彫刻作品がはしもとさんの作品たち*
そのグループ展のときは、あいにく ご本人とお話しする機会が無かったのですが、1年越しにw
少しの時間でしたが、ようやく お話しできました。
ひさしぶりに「本物だ」と思える、そんな作品たち。
作品のどうぶつたちの動きや表情から作者の本質が、見えてきます。
モチーフである どうぶつたちと実直に対話している事は もちろんなのですが、
何よりも、ものすごくストイックで じつは厳しく自分の表現と向き合っている時期を
経過して、いまの表現に辿り着いている事が あの作品たちから うかがえる。
その事が「本物だ」と感じさせる理由だと思う。
やはり、表現の土台になるチカラ、基礎力が備わっている作品は、強いなと思う。
そのうえで、ああいった温かみのある、いい意味で「人間くささ」を感じさせている。
だから、もう、まるでスキが無い。
どんなに面白いことを思い付いても、とても斬新なコンセプトに辿り着いたとしても、
それを伝達するための基礎力・表現力が無ければ 説得力のある作品は生まれない。
そんな事を証明してくれている気さえする。
面白いこと考えているのに、スキだらけだったり 土台がしっかりしてない作品を見ると
とても残念で もどかしくなってしまう時がある。
それは僕が 制作において厳しいからなのか、とても偉そうだけども・・w;
なかなか そんな作品に出会えないのが ほんとうのところ。
揺るぎなくて スキの無い 作品を見ると、こっちも勝手に
モチベーション上げさせてくれるから すこぶるありがたい*
彼女のような作家さんが、たくさん増えていけばイイなと思う。
自分も「やべえ、ちゃんと考えなきゃ;」と焦らせてくれる。
* * * * *
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2010/02/14
どどーん。
日にちが前後しますが。
京都に向かう前に、大阪のサントリーミュージアムにて、井上雄彦さんの展示を見ました。
武蔵がこちらを睨んでますが。
感動しました。
作品としてももちろんなのですが、感動をくれたのは、その見せ方。
もはや漫画家という枠では語り切れない彼の表現への貪欲な欲求を
垣間見ることが出来ました。
きっと、一人で見に行っていたら、危なかったですよ。危うかった。
おそらく、僕は目から汚い汁を出しながら、嗚咽とともに見て回ったに違いありません。
危うく、汁が出そうになった場所が いくつかあったけど、辛うじて平静を装ってました。
【井上雄彦 最後のマンガ展】
http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/index.html
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2010/02/13
遅ればせながら、先日 京都に行った際、やっと初詣をしました・・w
ギャラリーの近くの 錦天満宮 でw
引いた おみくじは、大吉・・!
まぁそれはそれは良いことが書いてありましたが・・、
「但しいばったり、短気をおこすと、西に日が沈むように名声も消えていくものなり・・」
と、いうことらしい。
誠実さと感謝の気持ちは忘れずにいこうと思います*
* * * * *
ちょこっと告知ですが。
僕の、映像の作品でもお世話になっているzmiちゃんの曲のCDが
graph gallery にて販売する事になりました*
僕も個展や企画展などでお世話になっている名古屋のgraph gallery さん。
名古屋に行く時は、いつも立ち寄っているのですが、毎回 曲がかかっています*
http://www.graph-hair.com/shop_top.html
【懐かしい森の中で】
http://www.youtube.com/watch?v=-LV79njsPIE&feature=player_embedded
【やさしいおと。_zmi】
http://www.youtube.com/watch?v=cZnxWi_rxis&feature=player_embedded
とても癒される音です*
お気に召しましたら、ぜひgraph galleryへ。
* * * * *
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2010/02/10
ブログを少し、りにゅーある。
【くまたにたかし〜御伽噺〜】
http://ameblo.jp/kodac1993/
***
旅行先で、渡邊は ヒマさえあればクロッキー帳に絵を描いていた。
電車の中でも、お店でも* いったい何が、彼女をそう かりたてるのか。
ものすごい勢いと、そして表現に対する貪欲さ。その大きさというか、強さを知る。
と、同時に 僕は、出来ることを出来る範囲でしか描いていない事に気付くのです。
改めて最近の自分の作品を見ると、はなはだ守りに入った作品ばかり。
対峙して向き合って 呼吸をするのと同じくらい 何気なくて、でも重要な位置にある
「思い描く」という行為。 ふとまた思い出した。
感謝しなくては*
作品を作っているとき 無意識に 引っ張り出して
考えていたことに 、彼女を見ていて気付いた。
日頃感じていて 頭の片隅に生まれるイマジネーション。
本当はいろんなことと向き合っていたのかもしれない。
それはどこかで何かと繋がっていたのかもしれない。
キモチが覚えていて アタマが忘れていること 。
ふとした時に出てきて 今抱えてることに ヒントをくれたりする。
こうゆうとき、 いろんな全部で「自分」なんだな、と思ったりする。
探してるモノはきっと、最初から いまもずっと
いちばん近いところに あるのかも知れない。
もう一回、あんな気持ちで絵が描けるような気がするのです。
何千枚、何万枚 描き続けても、初めて 絵を描くように。
いつもアタマの中にいるどうぶつたちと。
いつも何かと対峙して 呼吸をするのと同じ意味にするんだ。
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***さて告知ですが。
渡邊の個展が、来月 名古屋のギャラリーにて始まります。
■3月2日(tue)〜7日(sun)
【渡邊 春菜 個展 『23.999』展】
ギャラリーイントラート(名古屋市栄)
http://www.intro-art.com/
*会場地図http://www.intro-art.com/grape2/
今まさに、制作真っ只中です。きっと、ひぃひぃ言ってますw;
個展会場は、素敵な空間になっていると思いますので
お近くの方は、ぜひ足を運びにいらしてください*
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