フクイヒロシ

m
r

フクイヒロシ

イラストレーター

  • 3

    Fav 6,414
  • 9

    View 373,101
  • p

    Works 656

WORKS

イラストレーション > キャラクター

四コマ映画『shari

9

View
280

3

Fav
10

1

Comment
0
  • C
    作品を拡大
  • B
    作品一覧
  • C
    作品を拡大
  • B
    作品一覧
  • C
    作品を拡大
  • B
    作品一覧
  • C
    作品を拡大
  • B
    作品一覧

Other Works

jシェア

四コマ映画『shari

by フクイヒロシ

  • i作品URL

    4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...

  • iコメント

    Shari(2021年製作の映画) 上映日:2021年10月23日製作国:日本上映時間:63分
    監督 吉開菜央
    出演者 吉開菜央




    今年はこういう映画が沁みるしエネルギーをもらえる。

    映画作ろう!という気持ち自体も自由で
    映画を作る体制も自由で
    出来上がった映画自体も自由。

    賞狙いのうま~い作りの映画とかは「はいはい、わかりました。参りました」ってな気分になるけど
    この自由さを見せてもらうと、心がパーっと明るくなってエネルギーをもらえる。

    ***

    四コマ映画『shari』→ 4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...

    画像1


    ***


    撮影場所は北海道の北端の町、斜里町。
    厳しい自然や気候変動もあるし、経済状況も厳しいであろう土地。

    自然と人間の暮らし。
    境界線をパッキリ引くことのできない混濁した暮らしと、そこに生きる人々が映されています。

    完全に監督がインタビュアーとなって現地の人々にインタビューしていきます。
    劇映画の作りではないです。

    でもそこに〝赤いやつ〟という、ポスターの真ん中で仁王立ちしてる赤いやつが現れるのです。

    パン屋さんからパンをもらったり(餌付けのように)、
    小学校に乱入して子供たちの相撲をとったりする。

    怖くもあり可愛くもある〝赤いやつ〟が人間界にやってくるととても異質で不安になるんだけど、

    この赤いやつってのは、
    血とか臓物とか熱とかのイメージで、人間の内面そのもの。

    一皮剥けば全員赤いやつなわけで、それは自然界も同じ。
    動物の中身も赤いやつ。地球の中身も赤いやつ。

    境界線がひかれ、分断されているように見えるけど、実は全員赤いやつ。

    こいつがいることで分断されそうな世界をギューッと繋ぎ止めてくれてる感じがする。

    社会に生きてロボットかプラスチック人形のようになった人間の「野生性」を気づかせてくれて
    〝自然〟と繋げてくれる、赤いやつ。


    *****


    ぜひ!見て!

    うっかりしてると公開終わっちゃいますので。
    チェケラッ!

    劇場情報 theaters.jp/8261

    Shari - 劇場情報
    theaters.jp

    ***

    四コマ映画『shari』→ 4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...

  • iライセンス

    設定しない

1

Comment

  • FAVをして作品の感想・コメントを残しましょう

    3
    FAV

jこのページをシェア

四コマ映画『shari

by フクイヒロシ

  • i作品URL

    4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...

  • iコメント

    Shari(2021年製作の映画) 上映日:2021年10月23日製作国:日本上映時間:63分
    監督 吉開菜央
    出演者 吉開菜央




    今年はこういう映画が沁みるしエネルギーをもらえる。

    映画作ろう!という気持ち自体も自由で
    映画を作る体制も自由で
    出来上がった映画自体も自由。

    賞狙いのうま~い作りの映画とかは「はいはい、わかりました。参りました」ってな気分になるけど
    この自由さを見せてもらうと、心がパーっと明るくなってエネルギーをもらえる。

    ***

    四コマ映画『shari』→ 4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...

    画像1


    ***


    撮影場所は北海道の北端の町、斜里町。
    厳しい自然や気候変動もあるし、経済状況も厳しいであろう土地。

    自然と人間の暮らし。
    境界線をパッキリ引くことのできない混濁した暮らしと、そこに生きる人々が映されています。

    完全に監督がインタビュアーとなって現地の人々にインタビューしていきます。
    劇映画の作りではないです。

    でもそこに〝赤いやつ〟という、ポスターの真ん中で仁王立ちしてる赤いやつが現れるのです。

    パン屋さんからパンをもらったり(餌付けのように)、
    小学校に乱入して子供たちの相撲をとったりする。

    怖くもあり可愛くもある〝赤いやつ〟が人間界にやってくるととても異質で不安になるんだけど、

    この赤いやつってのは、
    血とか臓物とか熱とかのイメージで、人間の内面そのもの。

    一皮剥けば全員赤いやつなわけで、それは自然界も同じ。
    動物の中身も赤いやつ。地球の中身も赤いやつ。

    境界線がひかれ、分断されているように見えるけど、実は全員赤いやつ。

    こいつがいることで分断されそうな世界をギューッと繋ぎ止めてくれてる感じがする。

    社会に生きてロボットかプラスチック人形のようになった人間の「野生性」を気づかせてくれて
    〝自然〟と繋げてくれる、赤いやつ。


    *****


    ぜひ!見て!

    うっかりしてると公開終わっちゃいますので。
    チェケラッ!

    劇場情報 theaters.jp/8261

    Shari - 劇場情報
    theaters.jp

    ***

    四コマ映画『shari』→ 4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...

  • iライセンス

    設定しない

published : 2021/11/14

閉じる
k
k