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四コマ映画『フランクおじさん』

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四コマ映画『フランクおじさん』

by フクイヒロシ

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    四コマ映画『フランクおじさん』
    4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...



    1970年代のアメリカが舞台
    監督は1999年には『アメリカン・ビューティー』の脚本でアカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞したアラン・ボール。

    彼はゲイであることを公表していまして、『フランクおじさん』の主人公フランクはゲイであり年代的にも大きな食い違いがないので、監督の自伝的作品なのかなと思いきやそうではないらしい。

    むしろフランクのキャラクターと人生は、監督の父親に部分的に基づいている、とIMDbに書いてあります。ムムムッ!



    イントロがだいぶ不快だけどちょっと我慢して

    イントロがだいぶ不快なんですけど停止ボタンを押さないでください。このシーンは田舎の人たちの雑さ、卑猥さ、暴力的な男性性を批判してるシーンです。

    その対比として直後に、スマートでおしゃれでカッコよくて知的で人の目を見て話ができるフランクおじさん登場してきます。姪であるベスは憧れています。

    ラストシーンとの強烈な対比になっています。

    イントロのシーンは不快なシーンですが、大事です。映画館だと閉じ込められてるからほとんどの場合最後まで見ますけど、配信だとね、、止めちゃうよね。めっちゃわかりますけど。この映画のイントロはぜひ我慢して通り過ぎるのを待ってください。



    「目新しいものがない」「何度と語られてきた」「大きな起伏がない」
    もしかしたらこの映画を「目新しいものがない」「何度と語られてきた」「大きな起伏がない」と感じる人も多いかと思います。

    ゲイであることに罪悪感を感じている主人公と、
    「いつまでも何をゴチャゴチャ言ってんの!」と叱る女性キャラ(ベス)。

    主人公を支える明るいキャラのパートナー。

    そして、宗教的問題でゲイである息子(家族)を憎んでしまう父。その父を止められない家族。

    さらに、その父が亡くなったことでそれらの問題が一気に衝突し……という展開。

    これらのキャラクターや展開はかなり典型的なものと言わざるを得ないですね。

    父がフランクの遺した衝撃の言葉
    ただ、父が残した遺書には家族それぞれに宛てた言葉がありまして、父がフランクに遺した言葉ってのがまぁ衝撃的で、、、これはちょっっっと予想しきれてなかった展開で、、、だいぶビックリしました。。

    この遺書はすごいですよ。脚本監督がゲイであるからこそできた展開かと思います。この思い切り方、この攻撃性。「そんなに良い話になんかしてやんねえぞ」という怒りを感じますね。

    四コマ映画『フランクおじさん』
    4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_...

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    1970年代のアメリカが舞台
    監督は1999年には『アメリカン・ビューティー』の脚本でアカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞したアラン・ボール。

    彼はゲイであることを公表していまして、『フランクおじさん』の主人公フランクはゲイであり年代的にも大きな食い違いがないので、監督の自伝的作品なのかなと思いきやそうではないらしい。

    むしろフランクのキャラクターと人生は、監督の父親に部分的に基づいている、とIMDbに書いてあります。ムムムッ!



    イントロがだいぶ不快だけどちょっと我慢して

    イントロがだいぶ不快なんですけど停止ボタンを押さないでください。このシーンは田舎の人たちの雑さ、卑猥さ、暴力的な男性性を批判してるシーンです。

    その対比として直後に、スマートでおしゃれでカッコよくて知的で人の目を見て話ができるフランクおじさん登場してきます。姪であるベスは憧れています。

    ラストシーンとの強烈な対比になっています。

    イントロのシーンは不快なシーンですが、大事です。映画館だと閉じ込められてるからほとんどの場合最後まで見ますけど、配信だとね、、止めちゃうよね。めっちゃわかりますけど。この映画のイントロはぜひ我慢して通り過ぎるのを待ってください。



    「目新しいものがない」「何度と語られてきた」「大きな起伏がない」
    もしかしたらこの映画を「目新しいものがない」「何度と語られてきた」「大きな起伏がない」と感じる人も多いかと思います。

    ゲイであることに罪悪感を感じている主人公と、
    「いつまでも何をゴチャゴチャ言ってんの!」と叱る女性キャラ(ベス)。

    主人公を支える明るいキャラのパートナー。

    そして、宗教的問題でゲイである息子(家族)を憎んでしまう父。その父を止められない家族。

    さらに、その父が亡くなったことでそれらの問題が一気に衝突し……という展開。

    これらのキャラクターや展開はかなり典型的なものと言わざるを得ないですね。

    父がフランクの遺した衝撃の言葉
    ただ、父が残した遺書には家族それぞれに宛てた言葉がありまして、父がフランクに遺した言葉ってのがまぁ衝撃的で、、、これはちょっっっと予想しきれてなかった展開で、、、だいぶビックリしました。。

    この遺書はすごいですよ。脚本監督がゲイであるからこそできた展開かと思います。この思い切り方、この攻撃性。「そんなに良い話になんかしてやんねえぞ」という怒りを感じますね。

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published : 2021/06/17

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