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CREATORS BANK × @CREATORZ

CREATORS'S VOICE Vol.006 - goncology supported by @creatorz

Profile

いとうアジコ:イラストレーター

お仕事は随時募集しております。
個人さまからのオーダーのイラストも描かせていただいております。

画材はデジタルがCS4フォトショップ、CS4イラストレーター、ドリームウェーバー、フラッシュ等
アナログは、透明水彩、PIGMA0.5ミリのペン、アクリルガッシュ、コラージュ等です。

イラストをメインにお仕事をしておりますが、DTPやWEB制作もいたします。

Interview

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制作工程
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わたしは下書きをしません。一発描きです。
ですので普段は安いコピー用紙を使用しています。

  • 1.ラフ

    わたしは下書きをしません。一発描きです。
    ですので普段は安いコピー用紙を使用しています。

  • 2.とレース

    頭の中でイメージを考えながら描いていきます。

  • 3.テクスチャー

    下書きをスキャナーで取り込みます。

  • 4.着色

    向かって左側の人物の顔が気に入らなかったので修正。
    あとはフォトショップでレイアウトを決めます。

  • 5.完成

    基本的にモノクロでしか描きません。フォトショップで色付けをします。
    たまにサシ色に赤色を入れることもあります。

THANKS @creatorz http://www.creatorz.jp/ このインタビューはクリエイターコミュニティサイト『アットクリエイターズ』を運営する株式会社グラフィック協力の下掲載されているコンテンツです

いとうアジコさん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をご用意いただき本当にありがとうございます。今日はいとうアジコさんご自身について、いろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!

よろしくおねがいします

まず始めに現在はどのような活動をされておられますか?

現在は雑誌の挿絵、書籍の挿絵や装丁などが多いのですが、個人様や店舗様からのオーダーやネットショップでのお仕事も多いです。あとは個展をちょこちょこと開催させていただいたりしております。

いとうアジコさんが制作される作品の得意分野を教えて下さい!

最近は線画をメインに描かせていただいておりますが、個展ではキャンバスにアクリルガッシュを使ったりもします。ですが、やはり線画のほうが描いていて楽しいですし想像力の神様が降りてくる感じでスラスラと描けます。

休日の過ごし方やイラストを描かれる以外で趣味があれば教えて下さい。

フリーランスでお仕事をさせていただいておりますので、基本的に仕事場にいてインターネットで遊んだり愛猫と遊んだりしております。外出時は雑貨屋さんに行ったりカフェでクロッキー帳にイラストを描いたりしたりします。雑貨屋さんやカフェは作品のヒントになるものが多いので楽しいです。あとは田舎暮らしですので、お散歩をして植物の観察などもします。植物も作品のヒントになることが多いです。

現在の作風に行きついた経緯を教えて下さい。

デザイン事務所で勤務していた頃はイラストレーターでファンシー文具のイラストを描いておりましたが、フリーランスになってからはフォトショップで八年くらい描いておりました。ですが一年ほど前からデジタルをやめましてアナログで描くようになりました。デジタルをやめた理由はもっとほんわかとしたアナログならではの線のゆがみや温かさがでると思ったからです。お仕事でデジタルのイラストのご依頼がありますときはデジタルで描かせていただきますが、基本的にはアナログのイラストのご依頼のほうが多いです。

作品のコンセプトを教えて下さい。

一言で言えば「ヘン」なイラストを描くようにしております。植物やアンテナや文具や数字などをイラストに組み入れることで不思議な世界観が伝わるように意識しております。あとは、出来るだけ描きこまずに余白もイラストの一部に感じていただきたいと思いイラストを描いております。アート感とオシャレ感があるイラストを描くことも意識しております。

ご自分から見られて、作品の魅力または、ここに注目してほしいという部分はどのあたりでしょうか?

やたらと文具や植物や数字や英語の羅列を描くのが好きです。動物やトリや人物もどこか不思議で、ほんわかしたイラストが描きたいと思っておりますので、どんどん不思議な生き物の作品が増えていくと思います。線画ですので一見手抜きに思われる怖さはありますが、実は手抜きではなく計算されたものだと、ご覧いただいた方に伝われば良いなと思います。

ご自分の作品に影響を与えている見本となっている作品や人などおられますか?

ロシアとチェコの絵本が好きで影響は受けていると思います。あとは竹久夢二さんです。全く作風が違いますが、竹久夢二さんは日本で初めてのイラストレーターではないかと思っております。竹久夢二さんの描くパターンはとても素晴らしいものだと思います。

作品を制作する時に一番気をつけている部分はどのあたりですか?

アイデアノート(クロッキー帳)に普段から描いているのですが、とにかく本番は下書きを描きませんので、緊張感たっぷりで描いております。お仕事ではデータを入稿することがほとんどですのでフォトショップで多少修正はいたしますが、オーダーの原画の場合は何枚も同じイラストのラフを描きましてから、どんどん無駄な線を省略していくマイナス方式な描き方をしております。

今まで使用してきた制作道具の中でおすすめの画材やソフトがあれば教えて下さい。

PIGMAの0.05ミリのペンとコピー用紙と現在でしたらフォトショップCS4です。イラストレーターCS4はたまにポストカード作りで使う程度です。コピー用紙にこだわるのは、一発描きが故の経費削減のためです。本当はPIGMAの0.03ミリのペンが使いやすいのですが、線が細すぎましてクライアント様から印刷しにくいと言われましたので現在は0.05ミリを使用しております。

今まで活動してきてイラストを描いてよかった!と思った出来事を教えて下さい。

デザイン事務所時代は流れ作業的なものがありまして、わたし自身が描きたいモノが描けませんでしたがいろいろと勉強にはなりました。フリーランスになりましてからは、ウェブページをご覧いただいた方々から、お仕事のご依頼や一般の方々から「イラストが好き」。という嬉しい感想をいただいたり。あとは、たくさんのクリエイター様とお知り合いになれたりしたことが良かったことです。

今まで活動してきてお仕事や制作作業などでの失敗談があれば教えて下さい

誤植が多いので、校正はできるだけ他の方に見て頂くようにしております。あとは特に失敗談はありません。

これからやってみたいお仕事や挑戦したいジャンルはありますか?

紙媒体だけではなく、音楽CDやグッズなどのイラストを描いてみたいと思っております。あと、文字が読めない子どもさんや日本語が読めない外国の方をターゲットにしましたイラストだけで伝わる絵本といいますか、アート本を出版してみたいです。イラストには年齢も国境もないと思っております。

それでは最後に今後の抱負、目標、こういったことにチャレンジしたい!などお聞かせ下さい。

アトリエがもうすぐ完成しますので、そこで創作活動に専念したいと思っております。イラストに関してはとにかくシンプルでわかりやすい線画を追求していきたいと思っております。

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