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サウンド・音楽 > ミュージック
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Comment多かれ少なかれ、昔からそうだったかもしれないが、近頃とくに
ささいなことから地球規模のことまで、すべて物事がうまくいかなくなってきてる気がする。
これまで我々や我々の親たちが、よかれと判断してやり続けてきたやり方の
じつはよかれでなかった部分が、ここにきて本当に始末に困るような段階に
とうとう達してしまったのではなかろうか。
だから今、革命を起こしたい。
それはとても革命とは呼べないような、小さな小さなアイデアにすぎないけど
そうするしか方法がないように思えてしかたない。
なんということはない。
できるだけお金に依存しない生活をするだけ。
お金を使わないわけにはいかないが、お金に使われること、極力なきようにする。
たとえば自動車はとても便利な代物だけど、その自動車を得るためにはお金がいる。
自動車を運転しなければならないために
お金を必死で稼がなければならないとしたら、なんと自動車は厄介な重荷であることか。
お金の価値は方便であり、共有幻想にすぎない。
持ち運びやすく扱いやすく、腐らなくて貯蓄もできて、多様な価値の夢のような代用品。
なのに、いやそのため、お金がなければ生きていけないとか
お金が腐るほどあるから遊びほうけていいとか、ひどく歪んだ世界になってしまった。
まるでお金という価値が絶対的に実在するものであるかのように
妄信され崇められ、祭壇や儀式まで整備されてしまった。
そんな紙のごときものの前に信者となってひれ伏したくない。
お金を単独で、数字としてのみ扱うようになったら、現実離れが始まる。
ローンを組むとか債券の発行とか、未来の自分から金を出させるという
ほとんどSF(タイムマシン)の世界。
先物取引とかFXとか、いわゆるマネーゲームなんかもっての外。
繁華街で実弾のピストルごっこをするようなもの。
国際的に規制させたいところだが、あいにく実行力も権力もお金もないときてる。
小さすぎて見えない革命に終わりそう。