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2013/02/09
被写体探しに苦戦してはや10うん年・・・。
自分の作品と社会との接点が見出せないまま、時間だけが流れていくという(^^;)。
自分の作品 ー結局は自分自身なのだなぁ、と思う。
生き続ける目的は自分で作らないといけない。
目的があった方が生きやすいし、楽しいでしょう。
犬のように、そんな事を考えなくても命をまっとうする人生もいいかもしれない。
〜ねばならない、そんな人生じゃなきゃいけないって事はないでしょう。
何を社会と共有したいのか、メッセージはずっと無いまま。
無くてもいいんじゃないかなぁ、とも思う。
この間横浜美術館のキャパ展をたまたま見たのだけど、
そこのチラシに長島有里枝さんが寄稿していた。
私が引っかかった部分は、写真が絵や彫刻と違って何かこう物足りない、というような話をしていて、それが「身体性の欠如に対する負い目」、という風に表現していた。
その為に物理的に移動したり危険を犯してまで、何かそこに費やした労力や時間によって補おうとしてるんじゃないか、というような話だった。
ただ、そこには「『旅』における希少性を獲得し易いのは『男性』」だから、写真にとってファロセントリズムを押し進めてしまう、とも書いていた。
それは・・・単純に言うと男性のような体力がないと出来ない事が写真には多く、そういった物に価値を認める風潮がある、「強ければ強いほど」良いという事なのか?
それは私もアシスタントをやっていた頃にも感じていて、
結局…他の職業においても、元々男性社会だった物に女性が入るというのは、そういう事なのである程度しょうがないのだけど、
体力が一定以上ないと出来ない職業、というのがあるのも事実。
元々少ない女性カメラマンが年齢と共にさらに少なくなるのは、
体力的な部分と、例えば出産・育児もそうだけど、女性本来の傾向としても巣ごもりの本能があるので、男性のようにロマンを追って危険を犯すスリルや快感、なんていうのは味わいたくないのです(そうじゃない女性もいるでしょうけど)。
ホントに昔から思ってました。もっとタフだったら人生いろいろ楽しいのにって。
でも長島さん的に言えば、それって男性優位な社会に無理に入ろうとしてる事になるのかなぁ?とも思います。
男性だって体力ない人、いるでしょう?
年取ってきたらなおさら無理が出来なくなるし。
そういう若くてタフな人はそういう物を撮ればいいし、
女性や年寄り(っていうこの括りもちょっといつもムカつくんですけど)は、
出来る範囲内でやればいい、ただそこに価値の上下を付ける必要はないでしょう、という事です。
なんか愚痴っぽいなぁ・・・。
でもホントにね、男性って全然気付いてないですよ、
日本がどれだけ男女不平等で男性向けの社会になってるか、って事を。
女性も気付いてない人多いですけどね、先進国の中でほぼ最下位の男女平等性、
結局女性もね、めんどくさいんだと思います。
男性を立ててちやほやしとけば、彼らはがんばるし優しいですから(笑)。
なんて言ってちゃダメか。
そうそう、男性と女性って、肉体的にも全然違いますけど、
脳みそも全然違うんですって(よく言われてますけどね)。
男女平等って言っても、全く同じになんて無理ですよ。
男性から女性に(その逆も然り)性転換した人のブログなんかを読んでみると、
どれだけ違うかがよく分かります。
要は向き不向き、じゃないですかねぇ。
問題は賃金格差ですか?
でも無理なんですもん、身体的にも心身的にも男と同じように働くのは。
それが出来ちゃう女性もいますけどね(笑)。
エライ人、考えてください。
せっかく欧米なんかのお手本があるんですから、
もうちょっと意識改革してもらえると良いですね〜(特に男性陣)。
って、やっぱり愚痴か(^^;)。
まぁ・・・子どもを産んだ事のない私でさえ、もう暑さ寒さが年々しんどくなって、
重たい一眼レフなんかも持ち歩きたくないのです(笑)。
出来れば室内で撮れる物がいいですねぇ。
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