• 展示会名の『M』は、マゾヒズム(masochism)の頭文字です。
  マゾヒズムは、他者から身体的・精神的な苦痛を加えられることで性的な満足を得る倒錯です。社会生活の中のさまざまなつらく理不尽な状況に直面して「自分が我慢すれば良い」と考えひたすら耐えるとき、そこにはマゾヒズムの持つ被虐嗜好と通底するものがあるのではないでしょうか。「とらわれのお姫様」にロマンティックなあこがれを感じ、自らを犠牲にする英雄のヒロイックな物語に夢中になるとき、私たちは苦しみに耐える主人公たちに共感しつつ満足をおぼえているのではないか、そこには私たちのマゾヒスティックな欲望が潜んでいるのではないか。
  神話や文学作品に数多く見られる自己犠牲や苦難の場面を取り上げ、こうした観点からイメージしたものをペン画と油絵で表現しました。

• iジャンル

  イラストレーション その他

開催期間	2013/4/18(木) 〜 2013/4/25(木)
開催時間	9:00-17:30 ※初日は12:00-17:30、最終日は9:00-16:00までです。
入場料	無料
主催	手銭聡子

会場	松江イングリッシュガーデン　西回廊
会場所在地	島根県松江市西浜佐陀町330-1
会場TEL	0852-36-3030

• 展示会名の『M』は、マゾヒズム(masochism)の頭文字です。
  マゾヒズムは、他者から身体的・精神的な苦痛を加えられることで性的な満足を得る倒錯です。社会生活の中のさまざまなつらく理不尽な状況に直面して「自分が我慢すれば良い」と考えひたすら耐えるとき、そこにはマゾヒズムの持つ被虐嗜好と通底するものがあるのではないでしょうか。「とらわれのお姫様」にロマンティックなあこがれを感じ、自らを犠牲にする英雄のヒロイックな物語に夢中になるとき、私たちは苦しみに耐える主人公たちに共感しつつ満足をおぼえているのではないか、そこには私たちのマゾヒスティックな欲望が潜んでいるのではないか。
  神話や文学作品に数多く見られる自己犠牲や苦難の場面を取り上げ、こうした観点からイメージしたものをペン画と油絵で表現しました。

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  イラストレーター・画家

  物語をモチーフとしたペン画や油絵を主に制作しています。

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