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文学・文芸 > 小説
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Commentカブトムシ 序章
by CANBEESANTA
10月12日
半身赤茶のカブトムシが逝ってしまった。 こいつに捧げるレクイエム。
(添削前草稿)
現在進行形 未完
日本列島から夏は確実に過ぎている。秋の夜長に虫たちがここぞとばかりに鳴き出す。地上に出てひと夏を謳歌した俺は、カブトムシ。 俺はいったい何なんだ。人生はきっと自分を探し求める旅。
お袋が俺を産み落としたのは去年の今日。
(電子出版準備中の為、削除)
生まれたときからブルーグレイ。
まともなのは『苦しいんだ!皆も立ち上がれ!』って叫ぶ連中ぐらいだ。
叶うなら、彼女のターコイズグリーンの長い髪に抱かれて眠りたい。
published : 2012/10/21