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Comment2018年5月22日 京都 ギャラリーソラト『幻想宇宙展』出品作
地球と「私」を同化した絵。命は死ぬ時に苦しみや執着を捨て次を残す。マグマの様に滾る地球の身体の中に「私」の意識はある。幻覚と空論が混在する広大な宇宙でたった1つの確かな実感。地球の表皮に住む貴方と私、微生物、植物、動物、時間。大気圏に包まれた身体の全てが1つの生命体となり太陽系に住み、軌道を廻る廻る。季節も太陽も月も惑星も永遠にあるわけではないが、それも確かなことではない。あらゆる現象の中でハッキリと確認できる真実は「自分」の意識のみである。肉体すら疑ってしまえば幻覚なのかもしれないが、これを書いている私という存在だけは確かにあるのだ。
腹部のオレンジは「生命の樹」緑は植物、青が水、色鮮やかな自分以外。事実と事実で無いもの。私と私で無いもの。分ける必要の無い地球という大きな身体。出会った命達は地球の子供であり腸内細菌。地球の上でグルグル。太陽の周りもグルグル。通じない意識の壁が「ゆんゆん」