「ひとりきりの入学式」

わたしには 両親がいないの
あの日
入学式にひとり
この世にひとり取り残された気持ちだった
こんな気持ち わからないわ きっと
桜の雨が みんなを祝福してったけ
わたし だけ残して・・・

真っ暗な世界
真っ白な 雪のような 冷たい雨
桜が舞っていたのを 覚えているわ

でもね
人生わからないものね
あの日の 寂しい 入学式があったから
今のわたしがいるの・・・
忘れないでほしい
両親がいない
そんなことだって 傷つくのが 子供の気持ちよね
でも
きっとわかるわ

愛は どんな子供にも降り注ぐって 事が・・・

ひとりきりの入学式

それこそが本当の 勉強だったって！！